表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/14

お茶会の後

リリスが帰ったので今は三人でテーブルを囲んでいる


重苦しい空気を振り払うかのようにイリーシャが


「皆様リリス様のことどう思われました?いったい彼女は何者なのでしょうか?何事にも臆することなく、そして世界を変えると、いかにどのような身分であろうとも一人でなし得るものなのでしょうか?」


「表裏のない貴族らしからぬ素直な人という印象だ。平民とは思えない気品もある。荒唐無稽ながら彼女が言うとなんというか安心感がある。」


「しかしながら秘密はあるのでしょうね。その秘密がこの国を変えるほどのものなのかしら?それがなになのか全く想像できませんけど。」



鮮血公フリードリクスの改革から20年またこの国は乱れはじめていた。


フリードリクスが王位を退き、歳を重ね影響力を失い始めていると思われているのだ。



ロズワルド家、フェリナンド家も汚職に絡んでいるらしい


あくまで噂だが、平民を見下す彼らを見てると本当のことだろう。



それにしてもルルナ・スカイレイク。


高位貴族を虜にし、自ら女神イリスの生まれ変わりと言っている伯爵令嬢。彼女に志しはない、この国をより良い方に導く気もなさそうだ。


「頭の痛いことばかりだわ、リリス様がどのように動こうが頼りすぎてはいけないし。私達は私達でこの国のために何ができるか考えましょう。」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ