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初めての友達!

いわゆるテンプレ婚約破棄、ざまぁ。初めての投稿作品になります。稚拙な内容かもしれませんがしばらくお付き合いください。書き溜めていないので更新は遅くなります。


基本的にざまぁ大好き、婚約破棄大好き。チート大好き!


ハッピーエンド至上主義です!


読んでくれて面白いと思ってくれたら嬉しいです





「貴女、少しいいかしら?」



学園で昼食をとりに人気のないとこに移動していると声をかけられた。



そう、私はこんなに美少女なのにボッチなのだ




声をかけたのはこの国唯一の公爵家 イリーシャ・メイフィールド令嬢だった。凛としたたたずまいに金髪碧眼だが、人を寄せ付けない雰囲気を合わせ持つ美しい令嬢。





「メイフィールド公爵令嬢様。」



私はカーテーシーをして頭を下げる。



「学園でのことなので私のことはイリーシャと。

私はこの学園で貴女のことをどう扱えばいいか分からないの。貴方はサーフィス殿下の妃候補として王宮に滞在されているの?」




イリーシャ様はサーフィス殿下と婚約されているのだが関係が思わしくないのだろうか?




私はイリーシャ様を見つめる。イリーシャ様はこの学園でスクールカーストトップと言っていいお方だ。


そばにはいつもの取り巻き令嬢達はいない。



一人で来られたということは、多数で囲い問い詰めることを良しとしないといったとこか。言ってることは的外れだがさすがは将来の国母候補だ




「では、失礼してイリーシャ様、私は殿下とは何も関係ございませんし、話もほとんどしておりません。婚約者和候補でもありません、。そして何より私は殿下に魅力を全く感じておりません」 



「な!」



流石に不敬な発言だったろうか?



「貴女!私だからいいものの他の人に聞かれたらたいへんなことになるわよ!」



やはり優しい。そして令嬢のトップに立つ矜持。さすがイリーシャ様。



「貴女、いえ、名前で呼ばせていただくわ、リリス様。

リリス様は王家に保護されておられるのにその王家に対して不敬なら追い出されることになるでしょう。お気をつけなさい。今回は聞かなかったことにしてあげる」


そう、わたくしリリスは王家に保護されたことになっている。家門はないただのリリス、 貴族ではないと言うことはみんな知っている。彼ら彼女らから見たらただの王家に保護された平民なのだ。



「イリーシャ様。大丈夫ですわ、そして私はイリーシャ様を好ましく思いますので不敬ながら忠告をさせていただきます。」




「イリーシャ様、当然、私のことは調べられましたよね?公爵家が総力をあげて調べてわかったことは先々代の王、鮮血公が保護していることそれだけのはずです。公爵家が本気で調べてここまでわからないなんてことありえますか??」



ありえない



そう、王家に突然保護された平民の娘、何者か各貴族が調べないはずがない。しかしどれだけ探ってみてもわからない。


ただの平民のはずはない。予想としては、没落貴族の娘、他国の王族の落胤、そして鮮血公の隠し子といったところか。それが皆から距離をおかれている理由でもある。



「そうね、私は貴女が何者なのかとても興味があるわ」



鮮血公フリードリクス・ロードレイン。


先々代の王にして腐敗した神殿と貴族を断罪、取り潰した苛烈な王。神殿の上層部は軒並み処刑され、取り潰された貴族は全貴族の半数にも及ぶと言われている。今でも鮮血公を目の前にすると震えが止まらない貴族もいると言われるほどの苛烈な断罪と改革をすすめ、腐敗したこの国を立て直した王だ。



その鮮血公がある日突然保護したと王宮に住まわしたのがリリスという少女であった。




フフフとイリーシャ様は微笑むと



「リリス様、先ほど私の事を好ましいとおっしゃいましわね、

なら私と友達になりましょう。」



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