第1話 追放
ザ・なろうな長タイトルで挑戦。
行き当たりばったりに行きます。
できるだけ終わらせられるように頑張る
夜の暗闇の中、声が響く。
「エグゼ、おまえとの旅はここまでだ」
場所は、ウシサン王国国境近くのカブト大森林。
たった今、パーティからの追放を宣告された中年の男は、猛烈な抗議の声をあげる。
「ちょ、ちょっと待ってください! お、俺は勇者様のお役に立てるように、今日まで頑張ってきました! どうか、どうかお許しくださいぃぃ!」
男は涙を流して懇願するが、それに対して「勇者」と呼ばれた少女の返事は冷たかった。
「ダメだ。お前といても害にしかならん」
「そ、そうだ勇者様! 俺がいなくなっては、スキル『精霊使い』が使えませんよ! あれがなければ……」
「いらん。あんな雑魚スキル、お前がいなくてもどうにでもなる。さらばだ」
「そんな! 勇者様!」
なおもついて来ようとする男に痺れを切らした「勇者」は、
「おい、ゼト。こいつを拘束しろ」
「わかりました。……『バインド!』」
「勇者」の横にいたもう一人の少女が叫ぶと、男の動きが止まる。
それを見届けた「勇者」は口角を歪め、そのまま夜の闇に消えていった。
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「……許さねぇ……絶対に復讐してやる……」