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そらのそこのくにせかいのおわり(改変版)4.2 < chapter.2 >

 同じころ、騎士団本部のベイカーのもとには、女王付き侍女シエンナからの通信が入っていた。

「優曇華が脱走?」

「はい。昼頃からお仕置き部屋に放り込んでおいたのですが、ついに《結界破り》の魔法を独自開発したようで……」

「今度は何を?」

「それが……近衛隊員たちのブーツに、食品加工に用いる《芳香強化・定着》の魔法を……」

「ということは、今、王宮は……?」

「得体の知れない悪臭に支配された、恐怖の魔窟と化しています」

「なんと……ッ!」

 《芳香強化・定着》は、加熱や時間経過で消えてしまうフレッシュフルーツの香りをより強く、長く保つために開発された魔法である。これを使用すれば、長時間煮込んだコンフィチュールでも生の果実に近い、瑞々しく爽やかな芳香を楽しむことができる。

 そんな素晴らしい魔法を、まさか近衛隊員のブーツにかけてしまうとは。

 『史上最悪の悪戯っ子』の所業に震え上がるベイカーに、シエンナは最難関ミッションを告げる。

「優曇華様を捕獲し、もう二度と悪さをしないよう、思いつく限りすべての拷問を加えること。以上がヴィヴィアン陛下からの言伝です」

「謹んで拝命します。が、俺の能力では優曇華を捕獲するどころか、存在を感知できるかどうか……」

「ご安心ください。こんなこともあろうかと、優曇華様の体内にGPS機能付きの管理タグを埋め込んでおきました」

「それは心強い。しかし、いったいどうやって」

「健康診断名目でカプセル型内視鏡を飲ませました。その際、検査用バリウム飲料に最新鋭のナノマシンを少々」

「ナ……ナノマシンを……」

 バニラエッセンスを少々、とでも言うノリでナノマシンを仕込むのだから、シエンナほど恐ろしい侍女は他にいない。

 シエンナの説明によると、今回使用したナノマシンは一機につき一つの部品を持って体内に入った。ナノマシンは消化器系から吸収され、血管内に侵入、血流にのって心臓へ。そこで他のナノマシンたちと合流し、心室内で部品を組み上げ、そのまま心臓に『GPS機能付き管理タグ』を設置したのだという。

 女王の甥、仲目黒優曇華なかめぐろうどんげは心身ともに健康な若者である。心室内に超小型装置を設置されたところで、健康上の問題は発生しない。それに、もしも体内に仕込まれた異物に気付いたとしても、設置場所は心臓なのだ。得意の『思い付き我流魔法』では、安全に取り出すことができないというわけだ。

 通話を終えたベイカーは、シエンナの指示通りに端末を操作し、優曇華のGPS情報を読み込む専用アプリ、『優曇華レーダー』をダウンロードした。そしてそれを起動してみると――。

「……この『垢擦りサロン』は、まさか……?」

 今、ここにはマルコとロドニーが来店しているはずだ。店の構造上、鉢合わせるはずは無いと思うのだが――。

「……嫌な予感しかしないな……」

 宿舎の私室でくつろいでいたベイカーは、大急ぎで着替えて本部を飛び出した。




 問題の男は、ソファーにふんぞり返ってカルミンスク男爵の話に相槌を打っていた。

「というわけでして、このまま開発を進めるには、どうしても王子のお力添えが……」

 男は『王子』という単語が出た瞬間、スッと人差し指を立て、口の前に当ててみせる。

「っ! 大変失礼いたしました!」

 鷹揚に頷き、『分かってくれればそれでいい』とでも言うように、軽く首を傾げて話の先を促す。

「はっ! 三十六号干拓地を公営カジノとして『特区』に認定していただけましたら、そこを足掛かりに周辺のスラム街を一掃。アミューズメントとエンターテインメントの街として、劇場やホテルを誘致する計画でございます」

 男は軽く考えるように腕を組み、小さな声で言う。

「それだけでは弱いのでは?」

「は……弱い、と申されますと……?」

「カジノと劇場なら、西部には王国最高峰の歓楽都市、ル・パロムがあります。東部や北部に建てるならともかく、西部で新規参入は難しいと思いますが……」

「はい。ですので、是が非でもお力添えをと。高貴なお方がご関心を示されれば、貴族たちはこぞって投資を始めるでしょう!」

「私一人の行動で、それほど世の中が動くものでしょうか?」

「ご謙遜を! 貴方様以外の、誰が世の中を動かせましょう!」

 男爵は大袈裟な身振りを交え、なおも自分の『壮大な計画』とやらを語り続ける。だが、男のほうは興味が無さそうに頬杖をついている。

(うっわ~! クッソめんどくせぇ~! 王宮抜け出すのに都合よかったからくっついて来ちまったけども! 俺は王子じゃねえっての! さっさと気付けやボケが! つーか何だ? このオッサンの穴ボコうんち計画は! すぐ近くに『不動のナンバーワン』があるのに、どうして二番煎じにカネを落とすと思ってんだ!? 投資家なめてんじゃねえぞハゲが!)

 この男、仲目黒優曇華とカルミンスク男爵の出会いは三十分ほど前に遡る。

 監禁されていた優曇華は独自開発した《結界破り》を使い、自力で部屋を脱出した。しかし、このままでは王宮を出られない。普通に歩いて行ったのでは、侍女たちに見つかり、再び『お仕置き部屋』に放り込まれてしまう。なんとかして、顔を隠した状態で城門を抜けねばならない。

 と、コソコソ移動していく優曇華に、背後から声がかけられた。

「あ、あの! もしや貴方様は、マルコ王子では!?」

 腰まである長い金髪、王族だけが身に着けることを許されたロイヤルブルーのマント、若い男性という条件から、そう思わない人間はいないだろう。

 そう、後ろ姿だけなら。

 マルコと面識のある中央貴族なら、いくら顔と背格好が似ていても、優曇華とマルコを見間違えたりしない。が、カルミンスク男爵は地方貴族。滅多に中央に出てくることは無く、爵位が低いこともあり、まだマルコに挨拶をしていなかった。

 男爵はそそくさと進み出て、優曇華の前に跪く。

「お初にお目にかかります。私は西部ノクタスを治める、ウラジミール・カルミンスクと申します。女王陛下から、男爵の位を賜っております」

 顔を見てもなお、優曇華をマルコ・ファレルと勘違いしたままである。

 この瞬間、優曇華の脳裏に『ピカーンッ!』と電球が点灯した。

 咄嗟にマルコになりきり、こう言ったのだ。

「おお! これはこれは! ようこそ王宮へお越しくださいました! 出会っていきなりで申し訳ありませんが、カルミンスク男爵、お時間はございますか? 実はワタクシ、陛下から外出禁止令を出されていまして。王宮脱出に手を貸していただけませんか?」

 あとは簡単だった。適当にそれらしい話をでっち上げ、勉強漬けの毎日に嫌気がさし、逃げ出そうとしているところだと信じ込ませた。

 まんまと騙されてしまった男爵は、優曇華を自分の馬車に乗せ、行きつけのサロンへ。この『垢擦りサロン』には、ロドニーたちがオーダーした全身洗浄コース以外にフットケアやフェイスケアに特化した部分洗浄コースもある。男爵は足湯感覚でのんびり会話ができるフットケアコースで、勉強疲れの王子にリラックスしてもらおうと考えていたのだ。

 そんなこんなで、優曇華は逃げ出すタイミングを逸したまま、現在に至るわけだが――。

(あ~っ! クッソ~ッ! 亜空間ゲート開こうにも、魔力は戻ってないし……どうやってこのオッサンを振り切るかな……)

 内心ひどく焦りながらも、どうにか王子のフリを続ける優曇華。と、そこに店のスタッフが姿を現した。そろそろ間が持たなくなっていたところだ。救いに船とはこのことかと、優曇華は気を緩めた。しかし、スタッフの後ろから顔を覗かせたのは――。

「うわっ!? ラジェシュ!?」

「お戯れはそこまでですよ、優曇華様。王宮にお戻りいただきます」

「誰が!」

 優曇華は素早くソファーから立ち上がり、同時に召喚魔法を発動させている。

 呼び出したのは魔獣や異界生物の類ではない。亜空間に収納しておいた、優曇華愛用のスケートボードである。

「怪我しても知らねえからな!」

「なっ!?」

 駆け出した勢いのままスケボーに飛び乗り、ラジェシュに向かって真っすぐ突っ込んできた。

 ここで体を張って止められるほど、ラジェシュ・ナヤルは武闘派マッチョではない。咄嗟に身を屈めてしまうことは計算済み。優曇華はボードを強く蹴り付け、ラジェシュの頭上を宙返りしながら飛び越える。

 見事な着地からのランディング、壁面を使った立体的なコーナリングをキメて、ストリート系悪ガキ王族はあっさり部屋を脱出して見せた。

 が、ここまでは想定内である。

「ターゲット、正面口方向に逃走!」

 インカム越しに連絡を受けたのは、宮廷女官のラナンキュラスである。

「了解! さ、おいでなさいな! うーちゃん!」

 正面入り口に待機しているのはラナンキュラスとベイカーの二人。お仕置き部屋で魔力を抜き取られた優曇華には、この二人の魔法攻撃を防ぐ術はない。

 エントランスホールに出た途端、ベイカーの電撃を食らって気を失う――はずだったのだが。

「何!? スケボーがっ!?」

「嘘でしょ!?」

 優曇華のスケボーはほんの一瞬で大きくなり、長さ三メートルほどの盾となった。車輪のある面に描かれた髑髏のグラフィックは、一見するとただのカトゥーンアートである。が、よく見ればそれは防御系呪符に描かれる図形をちりばめた『呪術画』であることが分かる。

 攻撃魔法の発動を感知し、自動展開された《死骸曼陀羅図カーカスマンデーラ》。これは優曇華の自作アイテムで、基本形態は『すべての攻撃を防ぐスケボー型の盾』。盾として使用しない場合は、持ち運び易いよう小型化する特性を持つ。

「なんだあの防具は!? はじめて見るタイプだが……?」

「うーちゃん! そんなモノいつ作ったの!?」

「高校在学中! 墨田工業生の工作スキルなめんなよ!」

「その呪陣は何!?」

「修学旅行で見た京都の寺のヤツ! 漫研の友達にアレンジバージョンで描いてもらった! カッケーだろ!?」

「もう! これだから地球育ちは! どうして地球人って、最上位呪具をその辺の施設で一般公開してるのよ!?」

「魔法の素養がなければ、曼陀羅図はただの絵にしか見えませんからね」

「完全防御壁の構築呪術画なんて、面倒極まりないわ! とにかく撃つわよ!」

「はい!」

 雷撃を続行する二人と、それを防ぐ《死骸曼陀羅図カーカスマンデーラ》。盾の後ろで優曇華が叫ぶ。

「つーかお前ら、屋内で雷撃ぶっ放すとか、マジで何考えてんだよ!? 危ねえじゃん!」

「それはこちらのセリフだ! スケートボードは中央市が許可したスポーツ施設および私有地敷地内でのみ使用しろ! 屋内で乗り回すヤツがあるか!」

「どこで乗ってもいーじゃん別に!」

「良くない! 中央市の迷惑行為防止条例にスケートボードとローラーシューズに関する条文があることを知らないのか!?」

「あ、そうなの!? ゴメン、初耳なんだけど!?」

「だったら覚えておけ! 施設の利用には予約が必要だ! 問い合わせ窓口はスポーツ振興センターではなく公共施設管理事務所だからな! 名称に『スポーツ』と入っているところはスポーツ施設の管理をしていないから気をつけろよ!!」

「マジか! 初見殺しかよ中央市!」

「初見でなくとも、もれなく殺されるのが中央市だ! 市民の間では有名だぞ!」

「てことは他にもあるの?」

「ある! 高齢者支援センターは高齢者介護給付金に関する手続きを行っていないし、そんな給付金があること自体、一切アナウンスしてくれない!」

「鬼か! じゃあ何してんだ支援センター!」

「運動機能低下を防ぐ目的で『いきいき体操』と『脳トレ読書』を啓蒙している! 主に天下り用組織だから、コールセンターも窓口対応も激辛塩対応なんだ! 本当に塩だぞ! 興味があるなら一度電話をかけてみろ!」

「うん! 面白そうだから、今度やってみる!」

「チャレンジ報告を待っているぞ!」

「おっけー!」

 ベイカーは雷撃の手を緩めないし、優曇華も《死骸曼陀羅図カーカスマンデーラ》を解除する気は無い。おとなしく捕まる気がない悪戯小僧はベイカー相手に遊んでいるつもりなのだが、なんだかんだで面倒見が良いベイカーは、遊ばれていると気付きながらも付き合ってしまう。この二人はある意味最高の組み合わせで、またある意味では最悪な組み合わせでもあった。

「ちょっと! 特務部隊長!? うーちゃんに余計なこと吹き込まないで! うーちゃんにイタ電ブームが到来しちゃうでしょ!?」

「王族直々にツッコミを入れてもらわないと、中央市の天下りセンターは増える一方です!」

「それもそうだけれども!」

 なおも激しく撃ち込まれる雷撃に、《死骸曼陀羅図カーカスマンデーラ》の防御壁は徐々にほころびが見え始める。

 盾の陰に隠れながら、優曇華は逃げ出すタイミングを計っているようだ。しかし、今の優曇華はろくな魔法が使えない状態にある。王宮の『お仕置き部屋』には、中に入った人間の魔力を吸い取る仕掛けが施されている。多少は自然回復していても、ベイカーとラナンキュラスを退けるほどの力は無い。

 ベイカーはこのまま攻撃を続けて、頃合いを見て《緊縛》を使用するつもりでいたのだが――。

「隊長! 加勢いたします!」

「マルコ!? いや、おい、よせ! お前の魔法では……っ!」

「《魔鏡》!」

 エントランスホールに現れるなり、マルコは優曇華の背面に魔法の鏡を出現させた。正面からの雷撃が盾で防がれてしまうのなら、魔鏡の反射を使って、背後や側面からも攻撃すればいい。それは誰もが考える、ごく当たり前の手法だった。

 しかし、相手は仲目黒優曇華。マルコとごく近しい血縁者で、姿のみならず、魔力の質も似通っている。マルコは異母兄弟のジェフロワと二人、微妙な距離感で育った。だからマルコは知らなかったのだ。


 魔力の質がほぼ同じなら、他人の術を発動途中でキャンセルし、使われなかった魔力を自分のモノにできてしまうことを。


「はいゲット! サンキュー王子!」

「え……えええぇぇぇーっ!?」

 発動直後に消え失せた《魔鏡》。マルコが込めた魔力はそっくりそのまま、優曇華に掠め取られてしまった。

「そ、そんな!? これはいったい……」

「じゃ、俺そろそろ行くわ! バイバイ、特務部隊長さん!」

「待て優曇華! あっ……!」

 足元に亜空間ゲートを構築し、優曇華は発動中の《死骸曼陀羅図カーカスマンデーラ》ごと身を投じる。

 ほんの一瞬で掻き消えた優曇華の姿。あとには、ぽっかり開いた亜空間ゲートが残されていた。

「……逃げられたか……」

「申し訳ありません! 私が余計なことをしなければ……!」

「いや、気にするな。親族間での魔力の貸し借りは、実際にやってみないと、できるかどうかも分からんことだからな。従兄弟同士で成立する可能性は50%も無かったはずだが……」

「うーちゃんと王子なら、もう少し上ですわよ?」

「彼と私が? なぜでしょう?」

「女王陛下とうーちゃんのママは双子の姉妹ですもの。魔力の質はまったく同じ。魔法学的には、王子とうーちゃんは『同じ母親から生まれた子供』として扱われる関係にあります。魔力の質だけでしたら、母親違いのジェフロワ様よりも『近い存在』と言えますわよ?」

「あー……なるほど。確かに、魔法学的には……その……重ね重ね、申し訳ありません。自分の身内は父と兄だけだと思ってここまで生きてきたものですから、まだ『従兄弟がいる』という実感が伴わず……」

「無理もありませんわ。お気になさならいで」

「すみません……」

「それよりも、だ。ラナ様、いかがなさいますか? まだゲートは使える状態のようですが……」

 優曇華がこじ開けた空間の穴は、揺らぐことなくそこにある。後を追うことはできそうなのだが、問題は一つ。


 この亜空間ゲートが、どの世界の、どこに繋がっているのかが分からない。


「地球か天球なら良いのですが……」

「ん~……どうかしら。これまでにも何度か、あの子の後を追ってみたのだけれど……」

「どこに出ました?」

「未確認の異世界よ」

「冥球のことですか?」

「いいえ。現地住民は、自分たちの住む星を『地球』と呼んでいたわ。言語も文化も、おおよそこちらで把握している『地球』と一致する。でも、決定的に何かが違うの。その違いは、ただの並行世界パラレルワールドとも言い難いレベルで……まるで漫画の世界よ。『変身ヒロイン』や『異能力者』のような、こちらの常識とは異なる『何か』が実在する世界があったの」

「異なる『何か』、ですか。あいつはそんな世界に頻繁に出入りを?」

「我流魔法で出鱈目に亜空間をこじ開けるから、本来なら繋がらないはずの世界が繋がってしまうのかもしれないわね」

「それならば、なおのこと追わねばなりませんね」

「ええ。あの子、マルコ王子から掠め取った魔力しか持っていないから……」

「では、すぐ行きましょう。マルコ、お前は騎士団本部に戻って……」

「私も行きます!」

「いや、安全が確認されていない場所に、王子を同行させるわけにはいかない」

「いいえ。安全が確認されていないからこそ、私が行くべきであると考えます。私はこの三人の中で、最も強力な防御魔法を操れます。優曇華さんが弱っているのなら、魔力を分け与えることもできます」

「……生半可な覚悟ではなさそうだな?」

「当然です。隊長、これは私のミスが招いた事態です。どうか私に、挽回の機会をお与えください」

「ラナ様、よろしいでしょうか?」

「良いも悪いも、こういう時の男の子って、一歩も引かないものでしょう?」

「ありがとうございます。では、マルコ。俺の背中はお前に預ける」

「はいっ!」

 三人はカルミンスク男爵に事情を説明中のロドニーとラジェシュに連絡を入れ、優曇華の後を追った。


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