第8話〜王様との戦い〜
もしかしたら、その内おならネタとか、うんこネタも出してくる可能性もありますがご了承下さい
〜ドルテス城 城内〜
「おかしいアル、普通なら衛兵とかが沢山いるのに誰一人として姿が見えないアル」
「王の間はどこなんだ? リン」
「王の間はここアル」
「ここって言われてもなんもねぇぞ?」
リンに言われても目の前は壁だった
「確かにここだったアル!」
「じゃあなんで無いんだ!」
「知らないアルよー」
ギルも辺りを見渡す
確かに壁しかないが、なぜか1つだけ出っ張ってる石のタイルがある
「ねぇアリシアさん、これ何?」ポチ
ガラララララ
「な、なんだ?壁だった部分が開いてくぞ?」
「こんな仕掛けになってたとはね」
「ここの王様はからくり好きだったかしら〜?」
壁になっていた部分が開き奥へ進めるようになった
「この先が王の間アル」
「何があるか分からん、皆油断するなよ」
5人は身構えながら入っていく
「王、様?」
玉座には王様が座っていた
「おぉ、よく来たな、リン」
「王様!無事だったアルか!」
リンは王様に駆け寄る
「まて!リン!」
アリシアは止めるがリンは走っていく
「王様! どうしてワタシを牢屋なんかに入れたアルか! ちゃんと理由を言うアル!」
「すまない、お前には危害を加えたくなかったからだ」
「え?」
王様の身体が変化していく
「私はある日、魔物共に捕まってな?身体に薬を投与された」
「もしかして、その時にここに居た兵士達も」
「大丈夫だ、兵士達には城に近づかないように言ってある。門番は誰にも城へは入れるなと他の者に伝えさせた」
王様の身体は完全に変化した、意識はギリギリの状態だ
「リン、早く逃げろ⋯⋯お前には危害を⋯⋯加えたくな⋯⋯イ」
「王様!」
ドゴッ
「リン!」
王様(変)の一撃でリンが吹き飛ぶ
「がはぁっ!」
リンは壁に激突する
「アルナ!早く治療を!」
「言われなくても!」
アルナは治療をし始める
──アルナはヒールを唱えた!
──アルナはヒールを唱えた!
「よし!アルナがリンを回復してる間に俺たちが王様を倒すんだ!」
「も、もう王様は元に戻すことは出来ないの?」
ギルは王様(変)をどうにかして助けたいようだ
「なら私が〜、元に戻してあげますから〜。弱らせといてくださ〜い」
ターリットはワープを唱えた!
「あれ? ターリットさん?」
「ギル、ターリットならやってくれるさ。だからまず王様を弱らせるんだ」
「う、うん!」
ギルとアリシアは王様(変)と戦闘を開始する
ギルはまず、炎のガントレットを使う
「てやぁー!」
「グオォォォォォ!」
王様(変)に命中する
アリシアがすかさず斬りつける
「うりゃー!」ザシュッ
「グガァ!」
そんなこんなで戦いが30分経過する
「クソ!これでどうだ!」
アリシアは身体を斬りつける
「ガッ⋯⋯グゥ⋯⋯」
王様(変)は膝から倒れこむ
「アリシアさん、まさか殺してないでしょうね!」
「大丈夫だ、まだ息がある」
「ターリットさん遅いですね」
「確かにな、どこにいるんだ?」
「後ろですよ〜」
ターリットはアリシアの後ろに立っていた
「おわぁ!びっくりするからやめてくれ!」
「あれ?ターリットさん手に持ってるのなんです?」
ターリットは袋を持っていた
「これは〜魔物薬の特効薬ですよ〜」
「ならそれを使えば王様は元に!」
「戻りますね〜」
ターリットはリンに渡す
「これはあなたに渡します〜、あなたの手で王様を元に戻してあげてねー」
「ありがとうアル」
アルナの治療が済んだリンは王様(変)の口に薬を入れる
「あのー、ターリットさん。水とかいらないんですかー?」
「口の中で溶けますからー、大丈夫です〜」
王様(変)の身体はみるみるうちに元に戻っていく
「王様!」
「う、うーん?ここはどこだ?」
王様は目を覚ます
「おぉ!リン、無事なのか? 私がお前にひどいことをしなかったか?」
「大丈夫アル! 体もこの通り傷1つないアル!」
アルナのおかげで傷が無くなったリンは心配させないよう嘘をついた
「だが、私は王様失格だ。皆を困らせてしまった」
「──またやり直せばいいんじゃないですか?」
ギルは口を開いて言う
「何?」
「また、一からやり直せばいいと言いました」
「そなたは一体?」
「あぁ、コイツは勇者だ、こんなちっこいけどな」
王様は目を丸くする
「ゆ、勇者!? こんなに小さいのに!? いやーすまなかった! ありがとう」
「で、どうするの?やり直すの?」
「あぁそうするさ、早速兵士たちを呼び戻そう君達は城でゆっくり休むといい」
4人はベッドで眠りについた、リンは1人泣きながら
「よかったアル」
と、呟いていた──
次の日には王様が、ギル達を国民に紹介していた
「おぉ!勇者様!国王を救ってくれてありがとう!」
「こんなにちっこいのにやるじゃねぇか!」
「女戦士さんも強そうだな!どれ、新しい装備でも買ってくか?安くしとくぜ!」
国民から沢山話しかけられた
「ふぅ、新しい装備も、沢山の食料も手に入れたしこの国を出るとするか」
「そうねー、なら次はどこに行くの?北のアルバドの街?それとも南のツルース城?」
「ツルース城は少し前に、滅んだろ?なんでそんなとこ行くんだ」
「あれー?記憶違いかな?」
「それに、魔王城は北にあるんだ、アルバドの街を目指すに決まってるだろ」
「分かったわよ」
4人はドルテス城を後にする
「あらー? リンさんはどこにー?」
「そういえば居ないわね」
「どこほっつき歩いてんだアイツは!」
「お待たせアルー! あっ」
走ってきたリンが小石につまずく
勢いが良すぎたせいか、宙を飛びアリシアに激突する
「あだーーー!」
「いててて」
「このやろう、遅れてきてこの仕打ちかよ!」
「ごめんアルー!」
「はぁ、またうるさいのが増えたわねー」
「いいじゃないですかー、賑わって楽しいと思いますよー」
リンを含め、5人は北のアルバドの街を目指し歩き出す
うーむ、戦う場面がなかなか思いつかない
自分の頭の中ではゲームみたいにおんなじ技とか使ったりいろんな事してたりするイメージだから難しい
カンチョーのバリエーションとか増やしたいけど他のやりかたも知ってるって方はレビューとかに書き込んでください!