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勇者くんと女戦士さん+α  作者: えむえむ
第3章〜最後の島で破壊神探し〜
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第36話〜二人の旅は永遠に〜

「ギャッギャッギャ!本当に勇者達は伝説の装備を置いて行ったギャ」


よくベルモールに伝達していた1つ目ゴブリンだった


「伝説の装備さえなければ勇者はベルモール様の攻撃を受け流せなくなるって言ってたギャ、これで安心だギャ!」


破壊神ベルモールはその強大な力を持ってしても、伝説の装備に攻撃を吸収されてしまう恐れがある

そこでベルモールが立てた作戦は


まず勇者の装備をどうにかして外す

次にベルモールの所に来るまでに体力を低下させること


「まぁ、俺たち魔物は瞬殺されてたギャ、体力なんて減らせなかったギャ」


1つ目ゴブリンは独り言を呟いていると、勇者達が入っていった穴から声が聞こえてきた


「まぁ、俺の後ろに誰もいねぇのが幸いだな」


勇ましそうな女の声だ


1つ目ゴブリンは穴の中を覗き込む

暗くてよく見えないため適当な松明を持ち穴の中を進んでいく


尻だ


目の前を蠢き、声を発していたのは尻だ

と、思ったがアリシアがハマって頑張って抜けようと蠢いていただけだった


1つ目ゴブリンは、その光景に思わず笑ってしまう


「ギャッギャッギャッ! バカな女だギャ、尻がデカすぎてハマるなんて間抜けだギャ!」


アリシアはその笑い声が聞こえた方に怒鳴りつける


「誰だ! 俺の後ろに居る奴は! 勝手に人の尻を見るんじゃねぇ!」


アリシアは思いっきり後ろに向かって蹴った

蹴りは1つ目ゴブリンの身体に当たる


「プギャ! 痛いギャ!反撃するッギャ!」


「へぇ〜この体勢でどう反撃すんだよ?」


1つ目ゴブリンは両手を合わせ、人差し指を突き出す

それはアリシアの尻溝に向けられる


「子供っぽいギャ、女戦士ならひとたまりはあるまいッギャ!」


アリシアの尻は1つ目ゴブリンを無視し、抜け出すことに必死だ。


「ギャギャギャ〜!!」


へんな掛け声と共にアリシアは尻に衝撃が走った


ゾム!


「──くはあぁぁぁぁ!!」


流石にギルの様に痛くはないがやはり尻に一撃を喰らうとまあまあ痛い


「ギャッギャッギャッ!参ったか?当分、痔になるギャ」


アリシアは両足で1つ目ゴブリンの身体を挟む

かなり力強く⋯⋯


「このまま勇者の所に連れてってやるよ、カンチョーのお礼としてな!」


尻の周りは衝撃で通りやすくなっていた


アリシアは1つ目ゴブリンを足で挟んでいるため匍匐前進の形で進んでいく


逃げようにも太い足で筋力が高い女戦士からは逃げられない


「ギャギャーー!!」


1つ目ゴブリンは穴が抜けた時、アリシアにフルボッコにされ洞窟には1つ目ゴブリンの叫び声が木霊した


「僕の前にいれば良かったのに」


「お前のは比べ物にならないくらい痛ぇんだぞ!」


アリシアは先に行っていたギル達と合流していた

ギル達が進むと門の前に佇む一人の女性がいた


「君達は勇者御一行か? 答えよ」


その女性からは想像のつかない凄みが溢れでている

まるでこの先には何人たりとも行かせはしないと


「そうだけど⋯⋯貴方は?」


「私はフェール、破壊神の側近さ」


フェールと名乗る女性は勇者と聞いて構える


「せやぁ!」


フェールは蹴りを主に使う戦い方をした

四人で一人を相手にするのに中々しぶとかった


〜20分後〜


戦い続けているとフェールは口を開く


「悪いけどこの先に行かせるわけには行かないよ、破壊神ベルモール様は今大変な時期なんだ」


「もしかして、鬱ってやつ?」


フェールは鬱状態である事をギルに問いただす


「何故! ベルモール様が鬱なのは私たちだけしか知らないはず」


「あぁ、それはだな」


アリシアはフェールに色々と教える


「何?創世神が教えてくれた、だと?」


「あぁ、鬱状態の破壊神が何するか分からないから、ここまで倒そうとしてる訳だ」


フェールは静かに口を開く


「ベルモール様は今【便秘】なんだ──」


アリシアならびに話を聞いていた者は固まる

そんな事のためにわざわざここまでやってきたのだろうか、と


「頼む! ベルモール様の便秘を治してくれ!」


物凄い勢いで頼まれてしまったギル

フェールは何回も頭を下げている


ギルの答えは──


「良いよ! 治してあげるよ」


だった


フェールの顔はみるみるうちに明るくなる

代わりにギルの周りの顔つきが冷めていく


「本当か!? ありがとう、すぐにここを開けるよ」


ガチャ


ギギギギィッ


『フェール、何故そのもの達を連れてきた』


破壊神はやや高めの位置にいた

洞窟の入り口で感じた禍々しい気は破壊神自身から発せられていた物だった


「ベルモール様、この者達が貴方の便秘を治すそうです!」


ベルモールの顔は真っ赤だ


『フェール!なんで勇者達にバラしたんだ!」


「だって、勇者なら便秘ぐらい救えるかなって」


アリシアはギルの背中を押し、ベルモールに叫ぶ


「こいつの治し方は天下一品だ! 俺が保証する!」


ベルモールは渋々と承諾して、どういう方法なのかを聞く


『ならどうやって、私の⋯⋯その⋯⋯便秘を治してくれるのよ』


「簡単だよ、こうするの」


ギルは走る

風のブーツを履いた時よりも早く


そしてベルモールの後ろに回り込み、デポイズンを唱えながらベルモールの尻を穿つ!


ズドンッ!


『ふぉおおおおおおおお!!』


高らかな女性の悲鳴が鳴り響く中

ベルモールの体に溜まった毒が外に出ようとベルモールの体の中を駆け巡っていた


『ぐふぅ、来たぞ、久しぶりのこの便意が、ふぉお!』


言い表せられないほどの音がベルモールの体から鳴り響く

そのあとはまるで、化け物の叫び声の様だった──


ベルモールはトイレに向かおうとするが、足が止まる


「ベルモール様?どうされました?」


ベルモールの口からは思いもよらない言葉が出る


『ごめん、フェール、もう無理』


「えっ!?」


ベルモールの尻からは硬くなった大量のブツが一気に溢れでてくる

ブツは勢いを増し洞窟の壁を壊しながら外に出て行く


「なんじゃこりゃ〜」


「ここまで大量のクソを蓄えていたかと思うと凄えとしか言えねぇ」


「大丈夫かしらね」


快便の気持ちよさで身体をビクつかせてるベルモールを置いてニコニコしながらギルが帰ってきた


「流石、神様にカンチョーの威力を強化されたことはあるな」


ベルモールのうんこはすぐに体外に出されたが洞窟の壁を壊しそのまま海に落ちていった


『これが快便の気持ちよさか──』



〜その後〜



天界に戻ったギル達は創世神ユフィールに祝福された


『よくやったねギル、鬱状態を治しちゃうなんてさ』


天界に戻り、元いた島に帰るグロリアとミリア

ギルとアリシアは彼らに別れを告げ元いた島に帰っていった



「一年で色んなことがあったな、ギル」


「だね、アリシアさん」


王国に戻ってからアルエ王を説得し、旅を続ける事にしたギルとアリシア


各地の街でクエストをこなし、悪い魔物達を懲らしめる事にしたのだ


「さてと、次のクエストはってギル?」


「おりゃ!」


ズム!


「おっほ!」


軽く尻穴を突かれるアリシア


「お前と言う奴は! 待て〜!」


「やなこったよ!」


ギルはアリシアにカンチョーしたりしながら旅を続ける事にしたようです


その旅はいつまで続くのやら──



カンチョーで締めたいと思い、無理矢理な感じで破壊神にカンチョーで終わらせてしまいました


一応別タイトルを作ろうかなと思ってたりしますが

いつ始まるかは未定です

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