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勇者くんと女戦士さん+α  作者: えむえむ
第3章〜最後の島で破壊神探し〜
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第32話〜クラーケンを退治せよ!〜

〜翌日〜


「それでは魔物討伐に向かうものは船に乗り込めぃ!」


ギル達と船を操縦する船乗り達は立派な船に乗り込んでいく、魔物討伐用に船を改造して戦闘用に変えたらしい


「旅人さん方は魔物が出てくるまで海でも眺めなよ、坊やは大丈夫みたいだけど女戦士さんは顔色悪いぜ?」


「あぁ...どうも船は苦手らしい...ウプッ...オエッ」


「まぁ無理はないさ、ずっと陸移動続きだったんだろ?船なんかに乗る機会なんてないだろうしな」


船に揺られながら魔物が出る辺りまで海を眺めるアリシア、その背中をさすり気分を落ち着かせるグロリア

ギルはかけっこして遊んでいた

ミリアは船乗り達と話をしていた


船を走らせていると船乗り達の顔色が変わる

魔物がすぐ近くまで来ているようだ

すると、大きなイカの様な足が船に絡みついてくる


「魔物だぁ!海に引きずり込まれる前に切り落とせー!」


突如として海から伸びてきた長い触手を船乗り達は果敢に斬りつけるも弾き飛ばされてしまう


そこにギルが駆けつけてくる


「旅人さん方!あとは頼んだぜ!俺たちゃ、船をなんとかするからアンタらはあの魔物を倒してくれ!」


ギル達は海の中から伸びている触手に攻撃を仕掛ける

アリシアは気を紛らわせながら攻撃するも触手がヌメり剣先が滑る


「効かねぇな!そうだ、ギル!そのガントレットで炙ってやれ!」


ギルは炎のガントレットを腕にはめ大きな火の玉を飛ばす

触手は火の玉が当たった所が真っ赤になる

美味しそうな匂いがする


「どうやら火が弱点で間違いねぇな、ギルどんどんやったれ!」


他の触手も炎のガントレットにより炙られる

炙られた触手はヌメりを失い、アリシアの斬撃で大きな触手が切り落とされる


全ての触手を切り落とした途端船が大きく揺れる


グオオオオオオオッ!


海底から響くような音と共に見た目がイカの大きな魔物が現れた!


「アイツはクラーケンだ!」


船乗りが叫ぶ

クラーケンが顔を出すと先ほどよりも大きな触手を二本船に絡めてくる


「ギル!また同じように炙れ!」


ガントレットを構えるが別の触手に吹き飛ばされてしまう


ドシャ!


ギルが気絶してしまった

アリシアは「なら俺が!」とガントレットに手を触れるも勇者ではない者には触れられないため手が火傷してしまう


「あっちちー!やっぱダメか!」


その隙を突かれ触手に掴まれてしまう


「うお!離せ!気持ち悪りぃ!」


と、そこにいつのまにかミリアを呼びに行ったグロリアが戻ってくる


「アンタ!いつまで遊んでんだい!アイツを倒さないと!」


「魔物!ねぇ、グロリア。あの魔物って火が弱点なの?」


「あぁ、そうだけど」


ミリアはその問いに応えるように魔法を唱える


「ギガファイア!」


大きな炎の塊はアリシアを掴んだ触手に当たる


「アッチィー!ミリアちょっと当たっちまったじゃねぇか!ってうわぁ!いっぺぇ飛ばしてくんな!」


「ギガファイア!ギガファイア!ギガファイア!ギガファイア!」


クラーケンの触手だけに留まらず本体の至る所にぶち当たる


キョオオオオオオオオ!


アリシアを掴んだ触手はあまりの熱さにうっかり手を離してしまう


触手から抜け出せたアリシアは剣を片手にクラーケンの眉間に剣をブッ刺す


「おりゃあああああ!」


重力に従うように剣がクラーケンを裂いていく

ある程度までクラーケンの本体を引き裂くと静かにクラーケンの体が沈んでいく


「やったな!てかミリア凄いじゃねぇか!遊び人なのに上級魔法使えるなんて」


「え?嘘!あれ私が放ったの?シンジラレナーイ!」


「ギルは、あそこで気絶してるな」


安心してると船からゾロゾロと船乗り達が顔を出してくる


「アンタらもしかしてあの魔物クラーケンを倒してくれたのか!」

「流石旅人さんだ!町長さんに報告だぁ!」

「さっさと引き返すぞ!」


「あの貼り紙主、町長さんだったのね」


「道理で豪邸に住んでると思った」


港町ミナールに戻ると船乗り達が一斉に自分の船に戻って行く

そこに町長がやってくる


「ほっほっ、無事に魔物...クラーケンだったかな?を倒してくれたようじゃな、心より感謝するぞ!賞品の船は港に停泊しておる、すきに使いなされ」


港に行くと立派な船が停泊していた

船に乗り込む入り口には

『ギル一行以外立ち入り禁止!』

と貼り紙が貼ってあった


「まさか船を手に入れちゃうとはね、これで反対側に行けるぜ」


「船の操縦ってどうするの?あら?説明書がある」


「へぇー『ゴブリンでも分かる、船の操縦方法』だってさ」


ギル達は説明書をパラパラとめくり、船の動かし方だけ覚え船を出航させた──




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