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勇者くんと女戦士さん+α  作者: えむえむ
第2章〜まだ続くギルの冒険〜
25/36

第25話〜森の出入りを拒むもの〜

〜早朝〜



「クソッ!昨日は散々な目にあったぜ!なんでガキは尻叩きやらカンチョーが好きなんだ!」


最近自分ばかりが尻の被害に遭っている事を不審に思っているアリシア

その被害に遭う尻に対しての攻撃も増えてきたため余計に文句を垂れる


「──みんなまだ寝てるのか」


珍しくやたらと早起きしたアリシア

二度寝するにも目が覚めてしまったため、とりあえず椅子に腰をかける


1時間ぐらい過ぎた頃、ルビスとフィーナは揃って起きてきた


二人はアリシアが、やけに早起きだなと思ったらしいが特に気にしなかった


先にルビスとフィーナは外で待つと言い、部屋にはアリシアはギルが目覚めるのを待つ


が、待つのも面倒なので無理やり起こす


「オラ起きろ!」


ドスン!


「うわぶ!」


ギルは体に物凄い重さの石が乗ったかと思ったが違った

その重さの正体はアリシアだった


「重⋯⋯い」


「はっはっはっ!急に起こされる気分はどうだ!それ早く起きないと潰れちまうぞ!」グリグリ


アリシアは尻を体全体に体重をかけながら擦り付ける

しかしアリシアの尻は顔の方に向いている

これはカンチョーのチャンス!と思ったがこの日は違った


腕をなんとか大きく振れる様にするため少しだけ体を動かし上半身が出てきたところで思いっきり手のひらを尻に叩きつける


高速で


スパパパパパパパパパパパパ


バチィン!


「〜〜〜〜〜〜〜〜!!」


声が出せないままよろよろとお尻を片手で抑えながら床に体を突っ伏す形で倒れこむ


「アリシアさん?重かったですよ」スッ


尻を突き出した形で倒れ込んだため尻は無防備になっている、その差し出された尻に応えるようにカンチョーをする。よほど機嫌を悪くしたのかデポイズンを纏わせながらのカンチョーだった


ズシュ!


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」


アリシアが尻の痛みで悶絶するなかで腹の調子も悪くなる


グギュルルルル!ゴルギュググ!


とんでもない音がアリシアの腹から発せられる


「ぐあああああ!! お、お前!これは卑怯だぞ!」


ギュルルル!ゴギュルル!


「ぐおぉぉ!」


アリシアは尻の痛みと腹の具合で立てないため這ってトイレを目指す


「んじゃあ、あとは頑張ってねー」


そそくさとギルは部屋を出て行く


なんとかトイレに間に合ったアリシアだが、デポイズンで腸の調子をよくされたからか、やたらと快便なため止まらない、どんどん出てくる


「おふぅ、や、やっと収まったぜ」フキフキ


尻を拭き、トイレを流そうとするが大変なことになる


まさかの詰まったのである!


アリシアは何も見なかったように支度をし、部屋を出る


ギル達が集まった場所に向かう途中、後ろから清掃員の声がする


「なんだぁ、この大きな糞の塊は!詰まっちまうまで出すたぁ、よほど溜まってたんだなぁ」


アリシアは顔を真っ赤にさせながら急ぎ足で宿屋を出る


ギルとアリシアは何もなかったかのように振る舞うがぎこちなさ過ぎてルビスにはバレバレである



〜恐ろし森〜


イーオの反対側の洞窟を降りて行き、すぐの所にある森にやってきた四人


「暗いな、木に生えている葉のせいで光が届かないのか」


恐ろし森の恐ろしいところは太陽が真上を通る昼ごろでもこの森は暗くなるのだ

しかも木々が長い年月をかけて魔力を吸収した結果、魔物になってしまった


いつ襲われるか分からず周りも暗いため恐ろし森と呼ばれるようになった


「ここをどっちに向かえばいいんだ?」


フィーナはコンパスを取り出しあっちと指差す


恐ろし森は出てくる魔物も木が多いためギルは久しぶりに使う炎のガントレットで、ルビスは炎系魔法で燃やしていく


森から出ようと出口付近に近づいて行った時、森がざわめく


まるで侵入者を逃さないように──

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