第24話〜温泉街のいたずらっ子三人衆〜
「まったく泥で体が汚れちまったぜ」
『次の町で体を綺麗にしましょう?』
マッドハンディ達により泥まみれになったアリシア
体の至る所に泥が飛び散っている
「アリシアさんがあんな魔物に躊躇なく突っ込むから⋯⋯」
「うるせぇ!」
2時間後〜
「なんかやたらと硫黄の匂いのするんだが」
「アリシアさん、もしかしてした?」
「してねぇよ!なんですぐ俺を疑う!」
アリシアは恥ずかしながら怒る
ちなみにこの辺りの山には温泉地帯となっており、そこに街を作り温泉街にしてあるらしい
『この辺りは温泉の街として有名ですよ、早速登りましょう!』
入れる所を探していると看板が立ててある洞窟を見つける
「この先、温泉の街イーオ、道中魔物あり!」
『ふむ、魔物も出るのか』
「用心しろよ、この辺の魔物は前より強いはずだ」
「なんで分かるの?」
「私の戦士としての感だ!」
ギルは心の中で
「アリシアさん実はメスゴリラなんじゃ──」
と思ってしまった
道中は灯りは付いているものの薄暗いため蝙蝠のような魔物や狭い穴などに住んでいる色の変わったスライムや屍のような魔物『アンデッド』が襲ってきた
「せやぁ!」「えい!」『フン!』
攻撃の際に発する気合を入れた声が洞窟内をこだましていった
「おっ!出口のようだ」
「温泉とはいうけどなんでこんな高いところに街を作ったのか」
しかし温泉の街というにふさわしい硫黄の匂いがギル達の鼻を刺激する
ただ街の様子は少し豪華な至って普通の街だった
「ここにも悪そうな奴はいねぇみてえだな」
「そんなことより宿で手続き済ませよ?」
宿に入り手続きを済ませる、宿の方によると温泉は外を出てすぐの場所にあるらしい
宿の方に温泉が混浴かを確認するアリシアだったが
残念ながら混浴だった
幸いにも大人達が温泉に入りにくるのは夜中なため、現時点で温泉に入っているのは早く寝るためにやってきていた子供達だけだという
「また、こいつと入る羽目になるとはな」
「別にいいじゃないですか、減るわけじゃないんですし」
ギル以外は女性のため一応体に布を巻いている
ギルはそんなの御構い無しにフルチンだ
もちろん、他に入っている子供達もフルチンだった
「女子は別の時間帯に入ったから男子しかいないみたいだよ」
「うぅ〜、尻への視線が凄いのだが」
『皆さん男の子ですからね〜』
フィーナの言葉通り男子達はアリシアの尻を見る
男子達がアリシアを見てざわめく
「なんだあの姉ちゃん!おっぱいとケツがデカすぎだろ!」
「叩いたりしたらいい音なりそう」
「後ろからズドンなんでどうだ?」
そう、何を隠そうこの3人の子供達は言わずと知れたいたずらっ子三人衆なのだ!
女性の尻に対してやたらといたずらを仕掛けてくるので有名らしい
アリシアにギリギリ聞こえない声でざわめいているためアリシアはそのまま温泉に入ってくる
ギル達も体の疲れを癒すため温泉に入る
周りの男子達はアリシアに釘付けだった
10分後
「そろそろのぼせる前に髪の毛を洗うか」
アリシアはシャワーのある方へと歩き出す
ひとりの男子がそろりそろりと近づき思いっきりアリシアの尻をひっぱたく
パシィン!
「!?」
布が水分を吸収したため体に吸い付きいい音がなる
「お前か!尻を叩いたのは!」
アリシアは、ひとりの男子を追いかけるが別の男子がアリシアの尻をひっぱたく
ペチィン!
「ぐあっ!」
すかさず3人目もひっぱたく
バシィン!
「はぐぅ!」
『おい貴様ら、私の仲間に何をする』
ルビスは3人組の行為を見て注意する
しまった!の様な顔をする3人の男子
ずんずんと近づく魔王に慌てふためく
しかし一人がアリシアに最後の攻撃にカンチョーを仕掛けた!
「おりゃ!最後の仕上げだ!カンチョー!」
ズシュ!
「──あああああああああああ!?」
布を巻き込みながらカンチョーをされたため尻穴を布が擦りながら侵入してくる
カンチョーを仕掛けた一人を始め3人は逃げ出そうとするもルビスの魔力によって捕まり少し力を抑えたげんこつを喰らいノックアウトされる
風呂から出た後アリシアは応急処置として自分で覚えた回復魔法で尻の痛みを引いていた──




