第23話〜沼地の魔物はいたずら好き〜
〜とある沼地〜
「全く!この世界のガキどもはクソガキしかいないのか!」
アリシアは一般の子供や神様の悪態にキレていた
まぁ尻ばかり執拗にイタズラされるからキレない方もおかしいが⋯⋯
「今どの辺です?フィーナ」
フィーナは先ほどの町で地図を買い現在地を確認する
どうやらこの辺一帯は沼地となっており
歩きづらく泥系こ魔物などが存在するようだ
『この広い沼地を抜けて一通り歩くと、町があるわ』
と、まぁ広い沼地を歩く一行
ルビスは沼地の上を魔法で歩き、フィーナは元々浮いているためスムーズに移動している
「うぇ、汚いなこの泥」
「歩くのをやめたら体が埋まっていく⋯⋯」
アリシアの体重は防具無しでも結構重いため、膝の辺りまで泥に埋まっている
そんなに埋まっているのによく歩けるものだ
だが、こんな時に空気を読まないのが魔物である
「ん?なんだ?泥が集まっていく」
「集まって手の形になってくぞ!しかも沢山居やがる!」
どこかマ○ハンドのような見た目の魔物【マッドハンディ】が現れる
彼らは体が泥のため普通に攻撃しても再生してしまう
氷で固めて破壊しないと倒せない
『奴らはマッドハンディ。集団で行動する魔物だ。迂闊に近寄ると動きを封じられるぞ!
ってアリシア、なんでもう捕まっておるのだ』
そんな助言も言われる前に突撃し、見事動きを封じられるアリシア
「くっ、ふっ、あふっ、この!どこ触ってんだ!」
「ふーん、エッチじゃん」
マッドハンディ達は体の至る所に飛びかかり相手を重みで倒れさせて泥に埋めようとするから、変なところも触れてしまうのは仕方ないことだ
そして、1匹のマッドハンディがアリシアの背後で人差し指を立て、お尻まで下がってくる
ほかのマッドハンディも気づいたのか、少しばかり足を広げる
*マッドハンディの痛恨の一撃!
ズニュリ
「──だあぁぁぁぁぁ!?」
魔物が泥のため変な刺さり方はしたがアリシアのケツには響いたようだ
『アリシア、氷の魔法をかけるが少し我慢せい』
「は、早くしてくれ! また構えてるから!」
『待っておれ、【ギガアイス】!』
アリシアに向け氷魔法を浴びせる
上級魔法をかけたためマッドハンディ達も一瞬で凍る
アリシアはガタガタ震えている新品のビキニアーマーの効果で魔法を少し防御したため凍らずに済んだ
「さ、寒い、凍る、死ぬ」
『全く忙しいやつだ、【ファイアシールド】』
実はファルドとターリットが唱えていたのは略称で本来ファイアシールドと唱えなければならない
略して唱えることができるのは物凄い魔力を持ったものしか出来ないんだとか
「ふぅ〜体があったまるぜ。で、こいつらを破壊してっと」
固まっていたマッドハンディ達を粉々にしていく
これで氷が解けない限り再生はできないだろう
魔物を倒し沼地を進むギル達
「出口だ〜!足が疲れて動かないや」
「こんな時に空飛んだり魔法で沼地の水面歩けるアンタらはいいよな」
『アリシアも回復魔法の練習してヒール以外の魔法が覚えられたら教えてやる』
「へっ、先の長そうなこと言うなよ」
四人は次の町へ向けて休んでから出発するのであった──




