第16話〜魔王様はじめての体験〜
〜アルエ城にて〜
「まさかルビスから会いに来るとは思わなかったよ」
「大丈夫なのか?まだ魔王を信用してない国民もたくさんいるのに」
ルビスとは勇者ギルと友達になった魔王である
そして尻が大きめなのが特徴だ
『人が住んでいる城がどういうところなのか気になってな。それより久しいな、ギル、アリシア』
「久しぶりだね、半年ぶりだっけ?」
「そんなに経つのか、お前はあんまり変わらないな」
ギルの頭をポンポンと叩く
背が低いとでも言いたいのだろう
「ふんだ!それよりルビスはどう?人間との和解は」
『やはり今までの魔王達の苦行のせいで中々進歩しないでいる』
人間と言うものは頭はあまり良くはない
ある人が変わろうとしても、他の沢山の人類によって迫害されてしまう
「確かにアンタは関係ねぇがちょいと前の魔王は俺ら人類滅ぼそうとしてたしなー」
「危害を加える意思はないよって伝えられればいいんだけどね」
「ホッホッホ、どうしたんじゃギルよ。おや? 魔王様もおいででしたか、どうぞゆっくりしていってくだされ」
アルエ王が何処からともなくやってきた
『すまないな、アルエ王。一つ聞きたいことがあるんだがよろしいかな?』
「なんなりと申しなされ」
『我らは戦う意思はないが国民がそれを信用しないと聞く、何か信頼させられることは出来ないだろうか』
アルエ王は少し考える
「ふむ、ならば少し街を歩いてみてはどうかな?」
「街を?」
「うむ、魔王が街の中を攻撃を加えないで歩いていたら、多少は警戒されるかもしらんが慣れてくれば魔王に危害はないと信用されるじゃろうて」
「なんだかめんどくさいね」
「ならば、国民を集めて演説会でも開くかな?」
『いや、結構。街を歩かせてもらおう」
「では、ギル、アリシアお前達は魔王様にこの街を案内してあげなさい」
「任せて!」
「分かりました」
〜アルエ城下町〜
ざわざわ──
ざわざわ──
「うわぁ、みんなざわついてるね」
「そらそうだろう、町の中に恐れていた魔王がいるんだからな」
『やはりマズかったかな?』
「ううん、気にしないで」
しばらく町の中を歩く3人
「ねぇ、なんで急にルビスから僕たちに会いにきたの?」
『そういえばまだ言っていなかったな、実はクロリスからこんな事を言われてな?』
クロリスが魔王城にやってきた際にギル宛に伝言を寄越したらしい
ならばギルに直接伝えれば良いのにと思ったギル
『『面白いもの見つけたんだけど、ギルくん達呼んできてくんない?』だとさ』
「何かあったのかな?」
『さぁな、アイツのことだロクでもないことだろうな』
そんな話し合いの最中、3人の背後に忍び寄る小さな影
「おい、あれって確かアリシアって言う女戦士だよな?」ヒソヒソ
「あぁ、ドルテス城に住んでる友達から聞いてた通りケツがでけぇな」ヒソヒソ
「ん?その隣の羽が生えた人は誰だ?」ヒソヒソ
二人はルビスを見て気持ちが昂ぶる
「魔王じゃね? てことは俺たちがやっつければ」ヒソヒソ
「自慢できるね! ヨッちゃん!」ヒソヒソ
「じゃあアレやるか! カッちゃん!」ヒソヒソ
2人のクソガキは人差し指を立て、ルビスの尻に指先で照準を合わせる
ルビスの来ている衣類は魔法を受け流す素材を使いあまり動きにくく無いように作られているため少し薄くオシャレのためか体のラインがくっきりするようになっている
「じゃあいくよ!」
「あぁ!俺たちのW必殺技!」
「「ダブルフィンガーキャノン!」」
ズドン!!!!!
『ッ!?』
いきなり下半身に響く衝撃にいくら魔王でも耐えられずその場でしゃがみこみ、両手で尻を抑える
その衝撃は1人のカンチョーよりも凄まじく無理やり肛門にねじ込むような形のためダメージも高かった
「俺たちの勝利だー!」
「やったね!ヨッちゃん!」
『こ、これがカンチョーと言うものか。アウッ』
魔王でもカンチョーには勝てなかったか
そう思うギルであった
「おい、お前ら」
「あん?なんだよ、女戦士さん」
「覚悟があってやったんだよな?」
「そうだ!なんか文句あるか!」
「よし、ならばお前達は『尻叩き100連発の刑』だ!」
ガシッ
「「イヤァァァァァァァ!!」」
アリシアは両脇に2人のクソガキを抱えどこかへ歩いていった
「あー、死んだなあの2人(尻が)」
遠くを見る目で眺めるギルだがルビスに目をやるとものすごい勢いで汗がダラダラと垂れていた
「だ、大丈夫!?どこか座れる場所探す?」
『い、痛みが引くまで待ってくれ、グッ!!これは──痔になりそうな激痛だ』
「魔王も痔になるのか」
その後、ルビスの衣類の尻の部分に4cmぐらいの穴が空いていた──
クソガキって男の尻にやらないくせに女の大きな尻にはする傾向あるよね
いいぞ、もっとやれ




