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勇者くんと女戦士さん+α  作者: えむえむ
第1章〜世界の平和のために〜
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第11話〜色々汚い下水〜

〜翌日〜


5人は眠りから眼を覚ます


「よく寝たわ〜」


「ボクまだ眠いのに〜」


ギルは昨日アリシアに連れられ夜遅くまで起きていたため、眼をこすりながら起きる


「俺も昨晩はクソ女神をとっちめてたから寝不足だ」


「あんたら、あの人仮にも女神なんだからもう少し敬いなさいよ」


「いや、女神だからって限度があるだろ?嫌なことされたらやり返すそれが俺のやり方だ」


「そういえば、女神さんはどこアル?」


「あー、それならあそこだ」


「?」


アリシアが指差した先はトイレだ


「あーやっぱり」


「耳を澄ましてみな?」


シーン


『ふぐぅ! お腹が! 尻がぁ! は、はぐぅ』


5人は耳をすますとたしかに脱糞女神の苦しそうな声がする


「私が起きた時からあんな感じだ、多分寝る前にトイレに入ってからずっといると思う」


アルナはギルの事を恐ろしい子!という目で見ていた


「おーい! 脱糞女神ー、行けそうかー?」


『む、無理に決まってるでしょ! 動けないの分かってるくせに!』


脱糞女神はアリシアに対して怒りを露わにしている

当たり前だ


「じゃあ俺らは探しに行くからなー」


『そ、そうしてちょうだい⋯⋯』


グギュルルル!


『はぐぅ!』


「やりすぎたか」


「もうこんなことするのやめなさいよ?」


とりあえずギル達は下水に向かう


「うぇー、酷い匂い、最悪ね」


「こんな所に勇者の装備なんてなさそうアルけどなー」


「流石にそれはないだろう、仮にもアイツは女神だ。信じるしかない」


ギル達は下水が流れているところは歩きたくないため水より上にある道を歩いていく


「結構歩いたな」


「で、私たちの目の前には綺麗な盾が飾られてるわね」


「多分これが水鏡の盾だな、見ろこいつの周りだけ水が綺麗になっている」


「なら、ギルの出番ね」


ギルは手に取ると声が聞こえてくる


『うぐぅ、腸が活性化してる〜、いつとまるのよーこれー!』


「取ったらアイツに繋がるようになってたな、そういえば」


「ハハハ⋯⋯アル」


今の乾いた笑いの語尾にアルがいるものかと思うギル


「もういいわ、さっさと出ましょ?」


5人は振り向くと女が立っていた


「誰だ!」


「忘れたとは言わせないわ!ゲリビアンよ!」


「いや、私は知らないアル」


リンだけ初対面なため普通に知らない存在だ


「フッフッフッ、私はあなたにやられた後どれほど傷ついた事か!」


「お尻が?」


「そう、お尻が⋯⋯って違う!いや違ってはないけど、そうじゃなくてプライドよ!」


見事なノリツッコミをかますゲリビアン

ギルは痔にでもなったか?と思った


「とにかく私は強くなったのよ!試してみる?」


「面白しれぇ!みせてみやがれ!」


アリシアが叫ぶと彼女は尻を向けカンチョーの催促をしてくる


「ほらほら〜、この穴にアンタのカンチョー食らわしたいんじゃないの〜?」


アリシアが目が点になる


「は?」


「ほら、さっさとかかってきなさい」


「頭おかしくなったんじゃない?」


「何かありそうですけどねー」


「Mアルか?」


「もういい、ギルやっちまえ」


ギルはカンチョーを構え目一杯な力でゲリビアンの尻に向かって人差し指を突き刺す


が──


ズン!


「うぎゃあああああ!!」


「え?アリシア?」


「なんでゲリビアンがいた場所にアリシアがいるアルか!?」


「き、急に俺のケツに衝撃が⋯⋯」


ゲリビアンがいた場所には、アリシアがいた。

そしてギルのカンチョーがクリーンヒットしている


そして、アリシアがいた場所にはゲリビアンがいた


「うわ!なんで横にいんのよ!」


さっきまでアリシアが横にいたのにゲリビアンになっていたからアルナもビックリしていた


「フッフッフッ、私は人と人の位置を入れ替える能力を身につけたのさ!」


「なるほどー、つまり攻撃を食らう寸前に位置を変え、回避したという事かー」


「どうだ!手も足も出まい!」


ターリットは感心するが、余裕の表情だ


「まだまだねー」


──ターリットは魔法を唱える


「な、何よ!これ!」


「テキトーに考えた魔法であなたを拘束したんですよー」


ゲリビアンは、四肢を見えないロープによって引っ張られているように感じた


「こんなもの、位置を変えれば⋯⋯出来ない!?」


「そんなちゃちな魔法で、どうこう出来ないですよー」


ゲリビアンは脳裏に最悪の展開がよぎる


「も、もしかしてこの後の展開ってー」


「ギルくーん?やっちゃってー」


ゲリビアンは空中で四つん這いのポーズになる

お尻がギルに向けられ思いっきりパンツを晒してしまっている


「せやぁ!」


ズン


「あぎょおおおおお!」


グギュルルル!


「うぐぅ!」


「痛がってますねー、ギルくんはカンチョーをすると自動的にデポイズンが発動するみたいですねー、たまに不発ですが」


「水鏡の盾を装備しとけよ?ギル」


ギルは水鏡の盾を装備する


「先行ってますよー、ターリットさーん」


「はーい、あとから追いつきますよー! さて」


ターリットがゲリビアンを見つめる


「じゃあ、あなたはある事をしないと拘束から逃れられませんよー」


「まさか、それって」


「えぇ、脱糞ですよ」


凄い笑顔で言い放つターリット


「大丈夫ですよ、私はもう行きますんで、一人でここでぶちまけてさっさと帰ってくださいな」


ターリットは下水から出ていくのをゲリビアンは遠い目で見ていた


ゲリビアンはその後、無事に脱糞を終え魔王城に帰っていったという


『おかえりー!どう?水鏡の盾あったでしょ!』


「あれ?もう大丈夫なの?女神さん」


『もう大丈夫よ、まだお尻が痛いけど、もうお尻が大きくなったらどうしてくれるのよ』


アリシアはそんな事でケツがデカくなんかならんだろうと思った


ギルは元々デカイと思った


『ん?なんか変なこと考えてない?』


ギルは横に顔を振る


「んで、脱糞女神次はどこに行くんだ?」


『ちょっと遠いけど東のダラス山を越えて、ゼリオス神殿の中にあるわねー、朽ちてるけど』


「朽ちてるって?」


『次の勇者の装備は『大地の鎧』なんだけど、この世界が魔物やらなんやらで傷ついてるから少し朽ち始めてるのよねー』


「どうにかならないのか?」


『私に任せなさい!これでも女神よ、鎧の1つや2つあっという間に直してみせるから』


「期待してるぞ、脱糞女神」


アリシア達は街を出る


『はぁ、あなたのそういうところが無かったらいいのになぁ』


脱糞女神は愚痴をこぼしながらアリシア達のあとをふわふわ浮きながら追う──

長編になりそう!

カンチョーほどイタズラになる物はないと思う!

カンチョーって言ったら痔とか、オナラネタとかあるよね

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