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遮る布

 気付くと夜で、変わりなく、森の中。

 星と、特に大きい星と、それらの光を防ぐ布。

 色は青。うん、夜だ。

 ……二度寝するかな。

 どうやら、このスライムらしいなにかは危害を加える意思はないようだし。

 巣まで連れて行ってからとか言われたらわからないけど。

 わかりたくもない。

 どうやってるのか急に口に味がして、腹八分目まで膨れることがあるし、揺れが激しいなと感じたら、道を変え、優しく進みだす。

 ……いやこれ同化始まってないか。同化とかするのか知らないけど。

 あきらかにこっちの思考読んでるんだが。

 ぽよん、ぽよん。

 止まったまま伸び縮み二回。

 頷いてるのかそれは。

 まさか、頷いてるのか。

 いや同化とか勘弁してくれよ。

 ふるん、ふるん。

 今度は横に震えた。

 ああ、同化じゃないの?ああ、そう、うん……。


この世界の星の光は毒性があることになっています

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