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神な君  作者: Red7
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出会い、再会の章 1

かなりゆっくり不定期で更新していきます。

それでも、この連載にお付き合い頂ける方は優しいです。

優しすぎて将来絶対詐欺にあいます(笑)

では、これからよろしくお願いします。

「今日の予定はどうします?」


今俺の前には、めちゃくちゃ可愛い女の子がいる。

そして、俺はなぜか真っ白な電車の中にいる。

いや、電車かどうかもわからない。ただバスにしては速すぎる、新幹線にしては遅すぎなスピードだからそう思っただけだ。


「ちょっとちょっとー。無視ですかー?

 もう一度聞きますよ?今日は何しますー!?」


なんなんだここ。わけがわからない。

今日は普通に家を出た。もちろん学校に行くためだ。


「おーい。聞いてますかー?」


なのになんで今俺は、真っ白な空間に美少女と二人きりになってんだ。

意味がわからん。


「むぅ……。あくまで無視を貫き通すのですね。そんな人はこうしてやるっ!」


俺が少し考えこんでいると、急に頭に衝撃が走った。


「痛っ!!」

「もー、何回話しかければいいんですか!」

「あー、そんな話しかけてた?ごめん」


全然気付かなかった。今思えば美少女の口が動いてた気がしなくもない…。


「まぁ、わかっていただけたなら良いんですよ。まったくもう」

「でも、だからってハンマーで殴るのはどうかと俺は思う」

「大丈夫です。死にませんから」

「普通の人間だったら、打ちどころ悪ければ死ぬよ!」


こう俺が言うと美少女はとても不思議そうな顔をする。

そんな顔をされると俺が不安になる。


「な、何だよ……?」

「それはこちらが聞きたいです。なんであなたが死の心配をなさるのですか?」

「そりゃだって、一応人間だし……」


なんで俺がごもごも喋らなくちゃならないんだよ!


「?何を言っているのか、私にはさっぱりです。

 大丈夫ですか?あなたはもうとっくに人間じゃないじゃないですか」


……は?

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