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真夏の方程式

作者: 竹実

この夏映画化されるガリレオシリーズ真夏の方程式の随筆です。

真夏の方程式


2010年東野圭吾著


週刊文春に連載されてたみたいですね。

ガリレオが連載で読めるというのは驚き。

いつも文庫で読んでると連載で読むというのがないので不思議な感じがします。


物語は玻璃ヶはりがうらという海に近い田舎で展開します。

ちゃんと草薙と内海も出てきますよ。

湯川の意外なプライベートがかいま見れておもしろいです。


小学生の子どもがなかなか良い性格してて笑えます。

湯川先生、かわいい(笑)。


ミステリーなので死体が出てきますが、犯人はわかりません。

だいたい目星は付けて読んでますが…当たるかな?


表紙は花火だったんですね。

本の中で花火について語るところが出てきます。

私も花火の色がなぜ着くのかについては知りませんでした。

勉強になります。


犯人がわかって…。

うーん。

意外な人物でした。

予想外…かなぁ。

犯人解決へのロジックも予想外だったな。

最後に怒濤のごとく犯人がわかって解決するのですが、それまでが異常に長かった印象です。

間延びしてて、読むのに時間がかかりました。


今作品は前に出てきた内容が何回もでてきたりと、週刊連載だから?かくどいです。

もうそれは知ってるよ、と突っ込んだ箇所が何ヵ所かありました。

それが冗長の原因なんじゃないかなぁ。

こんなに長くする必要があったのかどうか。

東野さんは長編の方が良いと思うけど、これはいただけないかな。

映画化されるみたいだけど、そこまでおもしろくはなかった。

福山主演なので見ますけどね!(笑)


最後の謎解きは爽快でおもしろかった。

なるほどな人物が関わってきて…終わる。

刑事が謎解きを語るのとは違って、ホームズ的な爽快感、おもしろさがある。


この作品をストロベリーナイトを読んだ後に読むと、刑事の印象の違いに戸惑う。

一方は純粋な刑事もので、他方は絵空事という感じがいなめない。

単純に読めば楽しめる内容ではあるが…。


連載ものというと、乱歩の推理小説を思い出すが、毎回ハラハラドキドキさせられてたのと比べると、全然違うなぁ…。

次作は書き下ろしなので、今作とは違った感じになるのではないかな?

次作が楽しみだ。

虚像の道化師。

タイトルも良い感じです。

次に本が手元に来るのはいつになるかな~?(笑)

図書館の予約数がハンパないです。

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