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魔剣姫は陣営に帰る。

取り合えず、ラーガラースに

里帰りしてみるか

和平会議終わったし。


ラーガラース陣営に戻った。

結構みんなあつまってるな。

シリスもまってた。

「あ。しまった!優黎さんファモウラ軍国にやっちまった。」

私は呟いた。

アキュアより遠いよ。

「何いってやがる、ああー、辺境のファモウラ軍国なんぞに優黎さんをやるなんて、お前は鬼だ!」

シリスが言った。

「優黎さんは麻ロビン総統が好きなんだから仕方ないじゃん!愛は素晴らしいんだよ。」

私は言った。

まあ、私は越郎さんに振られるんだけどさ。

「お前、ムリュフで変なもん食ったか?」

シリスが気持ち悪そうに言った。

「おい、シリス、私の事なんだと思ってる?」

私は鞘ごと魔剣を召喚した。

「お、男女オトメじゃなくて乙女おとめだよな…やめろー死にたくない。」

シリスが言った。

思うに最初のオトメは男女のオトメだな。

こいつ、一度締めないとわからないみたいだな。


おい、なんでみんな目をそらすんだ?


「ニーシェル、その攻撃は乙女おとめじゃないぞー。」

シリスが言った。

魔剣で殴るのは乙女じゃないんだ。

どう攻撃しようか?

「どうすれば、乙女っぽく締められるんだろう?」

私は言った。

「乙女は締めないって。」

シリスが言った。


そうなんだ…乙女って面倒だな。


私はみんなの方を向いた…。

なんか見られてるな…。

「まあ、いいやシリス、みんな、やっと戦争が終わった、今までありがとう、国に帰ろう」

私は笑った。

うん終った、終ったんだ。


少しずつ終ったーと心にしみわたる…うん。


「ニーシェル様、終ったんですね。」

魔法部隊の隊長(良い年のオヤジ)が言った。

「ああ、おわったんだ。」

わたしは言った。

「おわったんだ…。」

若い士官が言った。

「終ったよ。」

私は言った。


ばんざーいと誰かが言った。

歓喜が部屋を満たした…。


「そうだよ…こいつはこういうかっこいいカリスマ性がこいつのただしい姿だよ、あんなエセ乙女ちっくはあわない。」

シリスが呟いてるのが聞こえた。


悪かったなエセ乙女で…。

やっぱり締めるしかないようだな…。

フ、フフフフ。


まあ、なにはともあれ長きにわたった戦争が終わった。


だから、今度は私的な事に時間つかってもいいよね。

まあ、かってにムリュフ精霊国いっておいて言う事じゃないけどさ。


『戦争が終われば無駄な費用がでないわ』

って母ちゃん高笑いしてるんだろうな…。


まあ、ラーガラースに帰って…。

今度はことわってからムリュフにいこうかな。

越郎さんに振られに…。

でも、会いたいんだよ。

恋する乙女は複雑なんだって。

男女オトメじゃないからな…。

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