用語解説書
タイトルそのまんまです。一章を読む前に読んでいただければ幸いです。
貴族
魔法を扱える人間。また、この貴族には王や皇帝も含まれる。
魔法の圧倒的な能力により、世界はこの貴族に有利な貴族主義社会が形成されている。
基本的に傲岸不遜で高圧的な人種が多いが、第二次市民革命による出来事がきっかけで庶民を虐げたり何かを強制したりすることはほとんどなくなった。
市民もしくは庶民
貴族以外の人間。第二次市民革命以後の貴族主義社会において、貴族を支えるなくてはならない存在であり、国の政治以外の大部分を支える重要な国民のこと。
庶民は経済面で貧困層に位置する市民を指す。
貴族と市民
第一次市民革命失敗後の制暦一八七一年に起きた第二次市民革命以後、貴族が身の振り方を改めたため貴族・市民間の衝突は少なく、現在に至るまで良好な関係を気付いている。
騎士団
軍と警察の役割を両方兼ねた存在。
構成の平均はおおよそ貴族2%庶民98%で、人数は国の人口等によってそれぞれ違う。
階級制を採っている。基本的には、~少佐~少尉等の階級で人物を言い表すが、戦時下以外は~副団長~団長等の役職名で呼び、敬意を示すことが多い。
騎士
騎士団に所属する貴族の騎士を指す。
兵士
騎士団に所属する庶民騎士を指す。
騎士団の通常武器
貴族は自前の魔法具を扱うが、庶民の騎士は通常の魔素を伴わない銃火器等。
しかし、十年前に起きた第三次産業革命により魔法具(ハイブリット型)に取って代わりつつある。
第三次産業革命
原子と魔素の結合実験の成功に伴って起きた。まったく新しい魔法具(ハイブリット型)の生産導入における産業の変革と人々の生活の変化を指す。
魔素
魔法を使用するためになくてはならない物質。
現在発見されているもので約150種あり、年々その種類を増やしている。
反原子性魔素と反魔素性魔素の大きく二つの種類に大別できる。
反原子性魔素
魔法の発動・持続において原子による影響を受けづらい魔素の総称。
その反面、反魔素性魔素の影響を強く受ける。
反魔素性魔素
魔法の発動・持続において反原子性魔素の影響を受けづらい魔素の総称。
その反面、原子の影響を強く受ける。
魔法具(純正型)
第二次産業革命に伴う鉱山開発により発見された、ミステリウムと呼ばれる金属の魔素で作製された武器・防具を示す。
魔素に耐性のない庶民には身体に悪影響を及ぼすため、貴族のみが取り扱っている。
魔法具(ハイブリット型)
制暦二〇二五年、一人の天才学者により発明された原子と魔素の分子(元魔結合体)で作成された道具等を示す。
純正型と違い庶民の体に悪影響を及ぼすことはなく、これによって庶民も大金があれば魔法具を使用できるようになった。また、騎士団の騎士用通常武器も徐々にこれに変わりつつある。市民の台頭を防ぐために貴族会によって生産量・価格が取り決められている
ミステリウム
第二次産業革命に伴う鉱山開発により発掘された金属魔素。
魔法具(純正型)の原材料であるが、掘り尽くされてしまい現在はもう天然のものは存在しない状態である。
元魔結合体
ポーランド王国の天才学者ショッパン博士により発見された原子と魔素が結びついた分子。
様々な原子と特定の魔素の分子であり、原子の組み合わせにより変化する性質を持つ。このため、組み合わせによって様々な魔法具(ハイブリット型)が作成された。
魔鉱石
元魔結合体の精製に必要な魔素を含む鉱物。第三次産業革命により注目され始めた。
魔力量
貴族が体内に保有する魔素の総量。魔力量が多いほど魔法持続時間が長く、魔法の一日の使用可能回数も多くなる。
魔力
貴族が体内に保有する魔素の性能の高さ。魔力が強いほど強力な魔法が使用可能となる。
防御魔法
移動魔法同様に貴族が使えて当たり前の魔法。
対物理、対魔法の二種類があり、個人によってその硬度・強度が違う。
この二種を同時に発動する事は基本的に不可能であるが、発動を可能とする希少遺伝子持ちならば可能。
硬度に関しては耐久値というものがあり、これが減少すると防御魔法の強度が落ちたり、防御魔法が壊れるなどの事態が起きる。また、強度によっては一定威力以下の攻撃は耐久値を減らさずに防ぐことができるという特性を持っている。




