浮気
『ごめん、もう別れよう。
俺、もう耐えられないんだ。お前が、浮気をしているのが。』
は?
何いってるの?
浮気何かするわけないじゃない。
『俺も最初は、そう思ってた。
だけど、最近お前凄くよそよそしくなってきて、それに俺の会社の人がお前を見たって。』
何を?
『お前が、男とラブホテルに入って行くのを。』
それを信じたの?
私は、行ってないのに?
『じゃあ、何でさくらちゃんがお前と男がラブホ何かに入っていくところを見ました。なんて、言うんだよ。普通、見てもいない事をわざわざ言いに来ないだろ。』
さくらちゃん?
あんた、私よりも他の女の方を信じたの?
彼女の私よりもさくらちゃんを?
『当たり前だろ!さくらちゃんは、嘘なんてついたりしないんだ!』
…………
『俺は、会社で一番彼女を信頼しているんだ。彼女は、仕事での俺のパートナーだからな。』
そう。
これでも、大学時代から付き合ってきた私よりも、信用できるのね。
分かったわ。
『そうだ。仕事のパートナーが、嘘なんてついたりしたら仕事が出来なくなる。もちろん、公私混同なんて彼女はしない。だから…』
もういい!!
もう分かったから!
だからもう、その子の話はしなくていい…
しなくていいから…
『おい、どうしたんだよ。』
別れよう。
『は?まさか、浮気は本当だったのか?
おい!!何で何も言わないんだよ!!』
だって、貴方が言ったんじゃない!!
私は、信用出来ないって!!
そうでしょ?
だから、別れようって言ったの。
信用が、出来ないならもう別れるしかないじゃない。
サヨナラ。
『ま、待ってくれ。そういう訳じゃないんだ。』
もう無理なのよ。
貴方の口から他の、私の知らない女の名前が出てくるのが…
もう一度言うけど、私は、浮気なんてしてない。
貴方が信じるかはわからないけど、これは本当の事。
貴方の大事なパートナーにでも、もう一度ちゃんと聞くといいわよ。そうすれば、分かると思うから。
それと、
私は、貴方を誰よりも貴方の事を信じてた。
そして、大好きだった。
さようなら。




