表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/127

放射能と放射性物質と放射線

ほかに間違えるのと言えば、放射能と放射性と放射線か。


これらは、放射能という能力をもった放射性物質が放つ放射線ということになるんだ。順々に説明していくから、そんな困った顔しなくてもいいさ。


まずは放射能というのは、放射線を出す能力のこと。放射能というのが物質そのものだという説明もされていることもあるけど、実際には、物質については放射性物質という言い方をするんだ。放射能という単語そのものは、能力のことを指しているだけなんだ。

そして放射線というのは、α(あるふぁ)線、β(べーた)線、γ(がんま)線というそれぞれの粒子を出して崩壊する。その粒子のことをα粒子、β粒子、γ線といって、崩壊パターンのことをα崩壊、β崩壊、γ崩壊というんだ。ちなみに、α粒子はヘリウムのという扱い、β粒子は電子、γ線は電磁波となるんだ。

[作者注:α粒子は2価陽イオンのヘリウムとして存在します。β粒子は、崩壊パターンによって正か負の電子となります。]

α崩壊をすると、陽子と中性子の数をそれぞれずつ減らす。β崩壊は陽子の数を1つ増減する。γ崩壊は質量は変わらないんだ。まあ、このあたりは高校で習うかどうか知らないけど、習った時のことを考えて、一応教えてくさ。


簡単にいえば、放射能をもつ放射性物質から出る放射線という関係だな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ