表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/127

中和とpH指示薬と塩

酸と塩基が分かれば、次の段階だ。


中和と、pH指示薬と、(えん)だな。

まずは中和について。中和というのは、酸と塩基を一緒にした時に、それぞれの性質が打ち消される現象の反応を言うんだ。中和反応といか言ったりするな。中和が完全に終了すると、平衡状態になって、pH7になるんだ。まあ、それは酸も塩基も残らず反応しきった場合だけどな。一応の中和の条件というのは、物質量で、酸のH(↑+)と塩基の(OH↑-)が一緒であること。水溶液であるならば、酸の価数×酸のモル濃度×酸の体積と塩基の価数×塩基のモル濃度×塩基の体積が等しくなるんだ。

中和反応では、水分子が大量に生成されるけど、残されるものもあるんだ。それが塩ていわれるものなんだ。「しお」じゃなくて「えん」と読むから、注意な。塩というのは、酸のHも塩基のOHも残っていない正塩、酸のHが残っている酸塩、塩基のOHが残っている塩基塩の3種類に分けられるんだ。当然のことだけど、溶かした後の水溶液の性質はバラバラだからな。反応しきれない者も当然に存在してるから、酸塩や塩基塩というのがうまれるんだ。ちなみに、水分子を塩ということはほぼないから。

pH指示薬というのは、水溶液が、どのpHなのかの、概数を決める時に有効な薬剤だ。たいがい高校で使うのは5種類。酸性の方から、メチルオレンジ、メチルレッド、リトマス、ブロモチモールブルー、フェノールフタレインだな。どの指示薬を使えばいいかということについては、滴定曲線というものがあって、それで、反応についてのだいたいを見て、どれを使うかを決めるんだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ