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20シフォンの苦悩

『白銀の魔女』不名誉な名を付けられたシフォン。

しかしその名をまだ知らない。


今後初めてその名を知るのですが。

その前にシフォンをマスタチアで待ち受ける者達が。


今回は、その少し前、

シフォン色々悩み事が有る様です。






王都を出て3日目になるとそれぞれの役目が決まって来た。


食料品は、俺のアイテムボックスに入っている物と

『サザンクロスの風』の持って来た物を合わせて使い

料理は、ミュやシャーリそしてレイラが交代で担当する事になった。


勿論俺が出来る分けも無く食べるだけのお荷物となってるので


ここで何とか料理を覚えて挽回しなくては。


寝る前の巡回もレイラが自分からかって出てくれた。


初日の寝る前に私が巡回を始めたのだからずっとやると言い出し今も続いてる。


その夜も巡回を始めたレイラが皆のテントから少し離れた所で茂みの中に隠れている一人の黒ずくめの男をに見つけた。


「そこに居るのは、分かって居るのよ、出て来なさい。」


「フフフ、良く分かったな、流石白銀のウゴッ!」


話しが終わらぬ内にレイラの蹴りがその男の鳩尾に決まった。


「あっゴメン、今何か言った?まっ何を言っても同じだしちょっと行こうか。フライ」


そう言うとその男を抱き抱え何処かへ飛んで行った。


その空の上では。


「うお~~何をする放せ~!」


「エッ放して良いの?」


「いや!放すな!放すな!おろせ~。」


「煩い男ね。もう少しだから我慢しなさい。」


そのまま暫く飛ぶと、とある山の中に降り立った。


「ここは、一体何処だ。俺に何をする気だ。」


そう男が騒ぎ立てると。


「何もしないわよ。どうぞここからお帰り下さい。」


「ここは、一体どこだ。こんな所から帰れる分け有るか!」


「私も何処か分かんない。じゃーねバイバイ。」


王都から出て以来今の様に近くに誰かが潜んで居るのを見付けては、

何処か遠く離れた場所に運んでいくレイラであった。


「テントの近くで処分しちゃうとシフォンに怒られちゃうからね。

こうやって何処かで生きてれば大丈夫でしょう。うん。

でも今の男何か言い掛けたようだけど、何だったんだろう?まっいいか」


その男が生きて帰れるか分からないが傷付けない為にはとレイラにとって最善策と思える方法をとっていた。


しかしその男が持って居た情報がどれだけ大事な物だったかは、誰も知らない。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



シフォンの苦悩




一体何がいけなかったんだろう・・・


シフォンは、ここ2~3日寝る事も出来ず悩んでいる。


おかしい何処で間違ったんだろう?


確かにレイラとシトラルも仲が良いとは、言えないが何とか喧嘩もせずに居られる様になった筈


なのに何故!


こんな事に・・・





その悩みの張本人レイラがシフォンに抱き着きながら寝ている。



「ふにゃ~シフォンの身体あったか~~い。」


こんなんで寝れるか~~~!


心の声で叫ぶシフォン。


そう俺が男の時だったら


「う~~ん可愛いな~~」むぎゅ~とハグしてるかも知れないけど、

いや、きっとしてるな。


何しろ男のロマンの一つなのだから。


『白石 雪弥談』


しかし今は、シフォン、女性の身。


この体で「う~~ん可愛いな~~♪」むぎゅ~なんてしたらきっと真面な男に戻れない気がする。


女装した男がクマの人形を抱いてる姿が頭を過る。


イヤイヤイヤ。


それは、不味い。



確かに女性の身体には、だいぶ慣れたよ何しろもう半年以上シフォンなんだから。


でも、でも、他人の身体は、別ですから!


ましてデレてるレイラ何気に可愛い。


そのレイラを起こすに起こせず。悩むシフォン。


一体どこで間違った。


そうだ最初は、レイラとシトラルの仲を良くしようとレイラを宥めたのが最初だった筈。


確か女性の扱いに乏しく頼ったのが以前やっていたシュミレーションゲーム。


うん。


恋愛シュミレーション・・・恋愛シュミレー・・・恋愛・・・


あれだ~~!


シフォン自爆であった。


シフォンの苦悩は、続く・・・

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