表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不幸せな音楽隊  作者: 新規四季
3/7

邂逅

「団長!リハ!リハ!はーやーく!」

団長と呼ばれた大男。人の良さ様な顔で団長を呼びに来た少し露出の多い服を着た可愛らしい女の子にペコペコしている。

「君、来るといい」

「えっ、ちょっ……」

いきなり来いだなんて言われてもどうしたらいいかわかんないよ。

「おい、ぼさっとすんな」

つまらなさそうな女が低い声で私を見下ろした。

「はぁ、ごめんなーアイツいっつもあんな感じなの。立てる?」

そう言って手を差し伸べるボサボサ頭。

今気づいたけど私座ってたんだ。ボサボサ頭の手を借りて起き上がる。

「ねぇ、ここ何処?」

「何処って言われてもなあ、誰も知らないんだよ」

「ええ、知らないって何それ」

ボサボサ頭はそれっきりスタスタ歩いて行ってしまう。

取り残された私は宛もないし仕方なしにおっかなびっくりついて行く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ