表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/26

戦況

令和初投稿です。


平成はもっと続くと漠然と思っていましたので、正直驚いています。


まあ、令和に変わったから何かあるか?と言われれば何も無く、元号が変わったから最初は慣れないかと思いますが、半年ぐらいすればすっかり慣れていると思います。

 


 翌朝何時もよりも遅く起きる。


「ふぁ〜あ。やっぱり疲れが溜まってたんだな」


 そう言ってベッドから起き上がり、洗面台に行き顔を洗いスッキリする。


 少し軽めの鍛錬をしてから、朝食を食べる。


 食べ終わるとカザールから西方の戦いに付いて聞かれた。


 細かい事は先に書状で逐一報告していたが、やはり息子の口から直接聞いて見たいのだろう。


 エルビンはグレキンスとリオネルも呼び、都度補足してもらいながら、西方の出来事を事細かく伝える。


 そして此処でカザールが着目したのは、エルビンの構想の元に出来た新型の|飛空船《パリトートシップである戦闘艦(バトルシップ)についてである。


 戦闘艦の魔砲による一斉射撃により、西方の戦いを決定付けたと言っても過言ではない。


「ふむ。すぐに増産体制に入らせるか。それと陛下にも報せる必要があるな。陛下の事だ直ぐに帝立工房に指示が行くだろうから、それ用の書類も用意しなければならないな。それとよく無事に戻ったなエルビン。お前は私の誇りだ」


 そう言ってエルビンの頭を撫でる。


「ありがとうございます。父上」


「さて、私は仕事がまだ残っているのでな」


 そう言ってカザールは談話室から出て行く。


 カザールには聞きたいことが他にもあったが、忙しそうなので自重して後で聞くことにした。


 屋敷内は戦時中と言うこともあり、少しピリついた空気がしていたがそれは主に軍人達であり、他の使用人は一部不安そうにしていたが、大半の者は普段通りであった。


「さてと、少し遅めだが朝食を食べるかな」


 用意された朝食をペロリと平らげてから、毎朝の日課の素振りとランニングをする。



 そうして午前中を過ごして昼食を食べ終わった頃に、父から呼び出されたので執務室に向かう。


「来たか。お前にも現在の戦況を話しておこうと思ってな。先頃最新の情報が届いたところだ。西方はお前が知っている通り快進撃を続けているところだ。そして東方だが此方も我が方の勝利で終わり、艦隊も帰還中との事だ。此方は囮の側面が強くある程度の被害を与えると敵は撤退していったらしい。まあ、念のために帝国艦隊は張り付いているらしいがな。

 それで問題の南側だが、こちらは泥沼化し始めて来たな。どうやって集めたのか敵は大勢の傭兵を集めたらしく数では未だに圧倒されている。

 それに山岳地帯とあり中々決着がつかない状態だ。この事態に帝国軍の上層部は一気にケリをつける為に敵地の後方に飛空船での強襲作戦を決行するつもりらしい」


「それは危険な作戦では?敵地の後方がどうなっているかわかりませんし、準備万端待ち構えている可能性もあります。そこに飛空船だけで行くのは」


「ああ、一応飛竜部隊が護衛として付くらしいが、上層部はヴェステン公国にそこまでの余裕はないし、他国もそこまで肩入れする事は無いだろう。と言う見解らしい。まあ、上手くいくことを願うしか無いな。我が家にはその作戦の従軍しなくても良いのが幸いだな」


「そうですね。用件はそれだけでしょうか?」


「ああ、下がって良いぞ」


「はい。失礼しました」



 執務室から退室した後、日課となっている素振りをしに外に行く。


 勿論動きやすい運動着に着替えてだ。


 そうして日課の素振りなどをしてその日は終わった。


 それから数日間平穏な日常性格を送っていると、終戦に向けて動き出していると噂が流れて来た。


 南部への奇襲作戦も上手くいき、全ての戦線で帝国が勝利を掴んだのは聞いた。


 帝国もこれ以上の進行は満足に補給線も確保出来ていないので、これ以上は無理だと判断したのだろう。


 何せ侵攻された側なのであるから。


 十分な物資がなかったが、エイラム帝国の兵士の質は良く十分な訓練も普段から積んでいたので、それほど混乱は大きく無く今回の進行を跳ね返す事には成功したが、西部は焼き払われた地域もあるので、復興に尽力すべきとの声が大きく南部も十分な装備も準備もなく山脈を通るのは危険だと判断され、終戦に向けて動き出したと聞いた。



「果たして上手くまとまるのだろうか。帝国は威信にかけて有利な条件を引き出そうとするだろうな。まあ、もう一戦やろうと思えば出来なくは無いだろうが、他にも蠢動する国が出て来てもおかしくはない。裏で手を引いている国は多いからな。今回のは計画的な侵攻だったな。援軍が間に合わなければ、南部の国境にある砦は抜かれていただろうな。西部もこの程度で済んだのは運が良かっただけだ。原作知識はあるけど、細かい点までは覚えていないし、描写されていない可能性もあるからな。此処からが大変だ」


 エルビンは遠くの空を見上げて決意を固める。

お読みくださりありがとうございます。


誤字脱字あれば報告して下さると助かります。


令和もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ