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ある女の書き置き

作者: Sala

気が付けば古語辞典などを開いて書いていました

文法等間違えてたらすみません

(われ)は問ふ

汝、何を信ずや

()はげに信じるに値すものか


吾は(たづ)

汝、何の神を信ずや

其はげに神なりや


吾は(ただ)

汝は何に縛らるや

何より目を背けたりや


吾は聞く

汝、偶像を拝せばあらずや

其は目に見えぬ物も含めり


吾はいらふ

心に()める物こそ化生(けしょう)の物なれ

其が内なるに如何(いか)で神を信じゆや

唯一たる御方(おかた)()に何者をも入るべからず


吾は刻まむ

吾、弱き者なり

世に流されやすき者なり

されど

吾を憐れみ、すさみ、癒し、()づる御方おはす

命を与へ、あらましごと、めぐみを贈る御方おはす

平安を(たま)ひし御方おはす

この御方をゆめゆめ忘るべからず

()が唯一の神を

父の捧げし御子(みこ)

主の遣わしし霊を

存在を、恩寵(おんちょう)をな忘れそ


想ひ出せど良し

御方を知らざりし頃を

常闇(とこやみ)の世を

醜く荒み(けが)れ狂ひし者を

戻らまほしくば背を向くれどよし

戻るまじくば際なれよ

(ただ)、声を聞きて、受け入れ、信ぜよ

導きに従うて生きむ

恐れずともよし

先なるは万代(とこしへ)の平安にして光の溢るる命眩き世なれば


(われ)は言ふ

天に()()が唯一の神を信ず

御子に(すが)り生きゆく

(われ)のあるは(ひとえ)に主のおかげなり

神を恐れ敬へ

御名(みな)をあはれがり唄はむ


内に(ともしび)あり

(これ)、吾に御子が住んである間は消えず

輝き続くる己の(しるべ)なり


再度(ふたたび)吾は問ふ

汝、何を信じたりや

其は汝を救ふや


吾は尋ぬ

汝、何の神を信じたりや

其は汝に命を与ふや


吾は質す

汝、何を拝すや

其は己の一生を捧げらるるものなのか


吾は聞く

汝、何に縛らるや

其は自らで選びしものか


吾は告ぐ

戸惑ひ、(いな)といらへば

考へてみれど良し

げに信じて良きものなのか

とぶらふべし

己のげに信ぜらるるものを

拝すべし

げにこれで良きと決めけらば

拝み奉るべし

己の全てを捧ぐるに値せば

誤字脱字などございましたらご連絡ください

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