下山 合流へ
まだ最高神真っ最中ですが、シナリオを思いついたので。
短いですがお楽しみください。
大毅Side
「とにかく、下山しないと・・・」
全身が痛むが、俺はかまわず先に進んだ。
理性はなく、もはや本能で動いている。
これじゃ感染者と同じだ・・・。
「あれは・・・」
少し開けた場所に出て、街の様子を見てみた。
「なんだよ・・・」
いたるところから火災が発生していて、まるで終末の世界のようだ。
こうなったのも自分の責任だと思うと頭が痛くなる。
「急がないと・・・行くんだ。本部に・・・。」
本部に行けばすべてがわかる。
この問題を解決するためにも、俺は本部に向かう必要があった。
「・・・」
俺は再び足を動かし始めた。
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優Side
美香の状態はどんどん悪くなってきている。
みんながその現実を認めたくない様子で、励ましあいながら山のふもとを目指していた。
「ほら・・・もう少しだから。がんばって!」
「うん・・・ゲホッ・・・ごめんね・・・」
牧人は終始美香を心配していて、目つきが険しくなっている。
「牧人、大丈夫?」
「ん?ああ。美香が心配でな。どうにかして感染を止める方法を見つけなくちゃな。」
「とにかくお父様と合流してどこに行くか決めないと。そうしないとどうしようもないわね。」
「そうだな。なぁ、感染してから何時間であいつらと同じになるんだ?」
「初期感染が24時間、その後の二次感染・・・つまりあいつらになるのは30分もかからないわ・・・初期感染ならまだ風邪薬で伸ばせるけど二次感染はワクチンがないと・・・」
「くそっ・・・誰かタイマーセットしてないのか?」
「私してるよ」
そう言って真奈美が腕時計を見せる。
「あと・・・4時間・・・」
「まじか・・・」
4時間。そのあまりにも短い時間に、私たちは絶望しかけていた。
「ごめんね・・・こんなことを言うとみんな嫌な顔しちゃうから黙ってたんだけど・・・」
「いや、言ってくれて助かる。」
「私もよ。」
「ゲホッ・・・計ってくれてありがとう・・・」
「みんな・・・よかった。」
そう言って真奈美は再び腕時計をカバンにしまう。
「ほら!そんな暗い顔しない!まだ死ぬって決まったわけじゃないでしょ?4時間あるんだから早く合流して美香を助けようよ!」
「そうね。もう山のふもとの入り口よ。」
前を見ると、山の入り口の看板が立っていた。
その先に人影が見えた。
「あの人は・・・お父様?」
懐中電灯を向けると、まぶしそうな表情をしながら、お父様が私のもとに歩いてきた。
「優・・・よかった。」
「お父様・・・怪我がひどいわ。」
「これくらいかすり傷さ。それより美香は・・・」
お父様の問いかけに真奈美が答える。
「あと4時間で初期感染。もう時間はないですよ。」
「そうか・・・」
そういうとやはりお父様は黙り込んでしまった。
しかしすぐに指示をする。
「これから薬局に行って風邪薬を手に入れた後、本部へ向かう。本部で決着をつけよう。」
「分かったわ。」
「了解。」
「はーい。」
「うん・・・」
そうして私たちは本部に向かうことにした。
To Be continued................
これから多分胸熱




