合流 交わりあうグループ その壱
がばがば設定。拙い文章ですが、お楽しみください。
更新速度あげたい。
大毅Side
到着して掃除も終わった今は午後十時。みんな疲れが見えてきてる。かくいう俺もだんだん眠くなって来てるんだけど・・・。
この疲れは、今までの生活からの解放が大きいだろうな。何からも襲われない、安全な生活・・・だといいんだが・・・。
一つ、気になることがあった。
「なあ優、この前は目が見えなくなったって言ってたけど、今はどうなんだ?」
「え?あぁ、それは少しだけども改善したわ。まだぼやけるけれど・・・」
「そうか・・・それはよかった。少しでも体調が悪くなったら救護室へ行くんだぞ?」
「ええ。心配ありがとうお父様。」
優の目が見えなくなった原因を知りたいのだが、それを聞いてしまうと、嫌なことを思い出させてしまうと思うから、考えることはやめた。
「まだ起きてる人いるかなぁ?挨拶に行きたいんだけど・・・」
「明日、朝か昼でも、いいだろ・・・。」
「うーん、まぁそれでもいいか。」
「もう寝ましょう・・・眠いわ。ふわぁぁ・・・」
「そうだな。じゃあみんな寝ててくれ。俺は一服してから寝る。」
「はーい。お休みー。」
カチッ
そう言って俺は部屋を出た。一服するのとこの場所を少しでも把握するために。
自衛隊の人が言うには、あまり広くないらしい。飯はもちろん三食。おかわりはできないが、どうやら絶品らしい。食堂みたいなのはなく、自分の部屋で食べるらしい。
風呂は今日満員だったが、温泉はないものの、しっかりとしたシャワーになっている。水は海水をろ過したものらしい。まだ試作段階だから、不具合は多く、水が出るかと思えば、血が出てきたこともあるそうだ。
なぜかは魚が巻き込まれたからだそう。
そして着いた喫煙室。換気扇はないが、屋根に穴が開いていて、そこから煙が出る仕組みらしい。今は涼しいからいいが、ここに空調がないため、暑かったり寒かったりするだろう。
煙草に火をつけ、口につける。
「懐かしい味だよなぁ。なんで持ってこなかったんだろうなぁ・・・。」
せめて持ってこれた煙草はワンカートン。240本しかないと考えると、すこし貴重なものに思えてしまう。
「百の砂糖より、一本の煙草、かぁ。よく言ったもんだよなぁ。」
百の砂糖より、一の煙草とは、煙草の注意書きに最近乗り始めた、禁煙を呼びかけるポスターみたいなものだ。特にその中で光ったものが、この言葉らしい。百グラムの砂糖を一週間取り続けるより、一本の煙草を吸うほうが、単価が高いだろうという意味を込めたものらしい。実際のところ、よくわからないが。
ガラガラガラ
「ん?」
「あ、お楽しみのところすみません。自分も吸いたかったので・・・」
「あぁ、全然。お話でもしましょうか。」
「はい!」
お話を始めた時間は午後十一時。何時間かかることやら・・・。
__________
「そちらも大変ですねぇ。しかも、社長さんだったとは・・・」
「嫌われるってのはわかってる。そんなもの作らなければなんてな・・・ワクチンもあと三年はかかるし・・・俺の会社はもう倒産間際だ。」
「ワクチンを作れば、巻き返せます。根拠は、ここの自衛隊の隊長の娘さん、感染が始まってるらしいですよ。ワクチンができれば、また株も上がるし、まっとうな会社経営をする志があるなら、倒産はしないはずです。」
「なるほどな・・・。まぁ、ワクチンができないと始まらないしな。ありがとう、青年。ちなみに、名前を聞いてもいいか?」
「武田 牧人です。以後、お見知りおきを。」
「牧人君か。よろしくな。じゃあ、もう夜も遅いし、寝ようか。」
「はい。おやすみなさい。」
「おう。おやすみ。」
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ふぅ、やっと終わった。もう日が変わってるから、早く寝よう。
ガチャ
キィイイイイイイ
「お休み、みんな。」
誰にも聞こえないような声で、俺はそういった。
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<おはようございます。現在時刻は午前八時、そろそろ起床の時間です。三十分後、朝食を運びます。扉は開けておいてください。>
「ふわぁああああああ。よく寝たああああぁ」
「・・・おは、よう」
「おはようみんな。いい朝ね。」
「今日の朝は何だろうな?シリアルか?缶詰か?」
「さすがに料理でしょ。お手洗い行ってくるね。あ・・・・」
「化粧品売り場なら、二階の産業棟の手前にあるわ。行ってらっしゃい。」
「むぅ。場所がわからないから優も来てよぉ。」
「えぇ・・・。私はここの掃除を・・・」
「それなら俺たちがやっとくぜ。頼むぞ、優!」
「もぉー。仕方ないわね。行くわよ。」
「うん!」
いつ見ても、微笑ましい二人だ。
優Side
真奈美が化粧品を買いに行くらしいから、私もついていくことになった。まぁ、私は化粧品に興味がないから、見てるだけだけど。
「正直にいって真奈美はすっぴんでもかわいいと思うのよね。」
「そんなことない!男の人に言われたもん!」
「なんて?」
「すっぴん初めて見たけどびっくりしたわぁ、って。」
「それ、ほめてると思うのだけど・・・」
「だとしても分かりにくいじゃん。お、着いたよぉ!」
「はいいらっしゃい。どれをご所望で?」
「ここのおすすめ一式。いくらくらいなの?」
「大体・・・1,700円くらいかしらねぇ。」
「えっ・・・」
「高いの真奈美?足りないなら私が出すけど・・・」
「こんなに安くてかわいくなれる化粧品初めて見た!おばちゃん!買いだよこれ!」
「はーいありがとう。あとわつぃはおばちゃんじゃない」
「独特な一人称ね・・・」
「ああ、わつぃはね、ちょっといろいろあったのよ。感染はしてないからね。」
「それは知ってるわ。あ、そろそろご飯よ。ありがとう、わつぃさん。」
「ありがとう!化粧のおばちゃん!」
タッタッタッタ・・・
「わつぃは30代なんだけどなぁ・・・」
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「ただいまー」
「1,700円えんでお宝買えちゃったよ!このブランド!本当なら15,000はするんだよ!」
「そうか。あいにく化粧は興味はないが、そんな金を払ってまで女は化けるのか?」
「その言い方やだ!美人になれるって言って!」
「知らねえよ。そもそもな・・・」
コンコン
「おはようございます。朝食をお運びに参りました。扉をお開けください。」
「ああ、ごめんなさい。今開けるわね。」
ガチャ
「わあああぁ!おいしそう!」
「それでは、ごゆっくり。」
今日の朝食は、シリアルにイチゴがデザート、主食はパンで、レバーペーストがついてくる。
スープはコーンスープで、朝からエネルギーを蓄えられる料理だわ。
「「「「いただきます」」」」
私たちは、久しぶりに団欒しながらご飯を食べた。
To Be Continued.................
アドバイス、乾燥、ポイントなど、お待ちしています。
朝食といえばシリアル?




