尋問と拷問、失われた光
遅れました。
かなり鬱な内容です。
優Side
「目を覚ましてください。優さん。」
聞いたことのない声がして、私は目を覚ました。
「ん・・・ここは・・・?」
見慣れない部屋だった。
殺風景な、白い部屋。
今までの仲間はここにはおらず、部屋にいるのはコンビニで出会った、萩原冬馬だった。
「ようやく目を覚ましましたね。ようこそ、私の避難場所へ。」
「シェルター・・・?」
最後に見た光景は、目の前に飛んできた、誰かの拳だった。
なぜ私だけこの部屋にいるのか見当もつかない。
「なんで私だけ・・・加寿とかお父様は!?」
「そんな人は必要ありません。私がずっと前から欲しかったのは、井上優、あなたなのですよ。」
私はその言葉に嫌悪感を抱いた。
いくらお父様の会社の知り合いとはいえ、勝手にこんな場所に一人で連れてこられたら、不安でしかなかった。
「いやよ・・・私に何をする気なの・・・?」
「心配しないでください。怪我はさせませんから。少しだけ、ほんの少しだけ、汚れてしまうかもしれませんが、いつか忘れます。」
「汚れるって・・・まさか・・・」
私は何となく理解してしまった。
汚される・・・この男に私は初めてを奪われてしまう・・・
「さてさて・・・しばらくゆっくりしていて下さい。一時間後、また来ますから。」
そう言って冬馬は部屋にある白いドアから出て行った。
その後ろ姿を確認した後、私はベッドに倒れこんだ。
制限時間は一時間・・・どうにかしてお父様や加寿に状況を伝えないと・・・
『優・・・優!聞こえるか!?』
無線からお父様の声がした。
「お父様!」
『優!よかった!今どこにいる?位置情報を探しても通信妨害でいまいちわからない!』
「私もさっき連れてこられたばかりで・・・どこかわからないわ・・・あと、一時間後・・・私は襲われる・・・」
『何!優が・・・すまない・・・どう考えても間に合いそうにない。』
「大丈夫よ。いつか助けに来て・・・」
『分かった。本当にすまない・・・・。』
「うん。それじゃ後で。」
『了解した。』
そうして私は通信を切った。
これから行われることに、おびえながら。
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一時間後・・・・・・
ベッドの上で体育座りしていると、ドアがノックされた。
「どうぞ・・・」
もともと私にドアが開かれるのを拒む権利なんてなかった。
覚悟を決めて、私は待機していた。
「失礼します。約束通り、遊びに来ましたよ。優さん。」
その一言で、私は戦慄してしまった。
「や、いやだ・・・やめて・・・」
冬馬は、ドアの鍵を閉めて、電気を消し、強引に私のもとに近づく。
「ひっ・・・」
私は尻もちをついてしまったが、冬馬は無理やり私を立たせ、服を脱がしてくる。
「きゃあぁ!」
私は服を完全に脱がされ、ベッドに連れていかれた。
そして、私は襲われてしまった。
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「はぁ・・・はぁ・・・・」
「ふっ、初めてにしては楽しそうでしたよ。」
私は襲われた。
見ず知らずの男に。
これから私はどうすればいいのか分からない。
分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない。
ただ、まだ死ねない。
「もうやめて・・・」
「また来ますよ。それでは・・・」
そう言って冬馬はドアから出て行った。
私はベッドに倒れこんだまま、意識を失ってしまった。
to be continued.......................




