表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/68

交渉決裂

大毅Side

「みんな、もういいか?」

俺は無線でみんなに呼びかけた。

【私たちは大丈夫よ。】

『俺も大丈夫だ。』

三人は大丈夫のようだ。

「美結さん、大丈夫ですか?」

俺は隣にいる美結さんにも一応聞いてみた。

「私はいつでもいいから、大丈夫。」

そういう美結さんは、自分の持ってる銃のマガジンを抜いてリロードをしていた。

「あれ・・・弾がなかったんじゃ・・・」

「偶然バッグに残ってた。よかったよ。」

「そうか。」

俺たちは、優と真奈美、そして加寿を待つことにした。

_____________

五分ほどして、あたりが暗くなり始めたころ、みんなが集合した。

「もうずいぶん暗くなったわね。急ぎましょう。」

そう言って優がコンビニへの道を進もうとする。

それを俺たちは無言で着いていくだけだった。

「なぁ、優。もし冬馬に何か言われても、無視をしてくれよ。俺が相手する。」

俺は優に呼びかけるように言った。

「わかったわ。」

どこか、胸騒ぎがあった。

_______________

歩いて約五分、俺たちはコンビニに到着した。

「まだ電気がついてる・・・」

コンビニはまだ電気がついていて、生活感の漂うようなコンビニだった。

「入るぞ・・・」

俺たちはコンビニに入店した。

______

「おやおやこれは。お久しぶりです。社長。」

聞きなれた声が聞こえ、レジのほうを見ると、かつての幹部、萩原冬馬が立っていた。

「久し振りだな冬馬。もう大丈夫なのか?」

「ええ。おかげさまで。」

冬馬が噛まれていた左足は、レジに隠れていてみんなから見えないようになっている。

「加寿から聞いた。俺と優に何の用だ。」

「本題を言う前に、感謝をしておきたいのですよ。社長。」

昔からこいつは回りくどい言い方をするのが好きだ。

「感謝だと?」

「無事に生き残ってくれたこと、感謝します。」

「そんなことはどうでもいい。何がしたいんだ。」

「社長。娘さんを、お借りします。」

「は・・・?」

「え・・・?」

あまりに突然すぎる事態に俺は驚いた。

それと同時に怒りが込み上げてきた。

「そんなこと許されるわけないだろ!」

俺は怒鳴った。

そのせいでみんなが少しおびえた様子を見せた。

「駄目なら、仕方ないですね。」

そう言って冬馬はレジから出てきて、優の頭を殴った。

「うっ・・・・」

そうすると優は気絶して、倒れる。

「それでは、私がもらっていきましょう。」

「なっ・・!」

冬馬は優を担ぎ、裏口へ走っていった。

「待て!」

俺は手に持っていたナイフを冬馬めがけて投げた。

しかしそれは壁に当たり、やがて床に落ちてしまった。

「くそ!」

俺たちが裏口に出たとき、すでに冬馬の姿はなく、駐車場に残っていたのは、車のタイヤの跡だった。


To be continued......................




















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=160432594&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ