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軍事編 本部へ
遅れました
忙しくて、すみません
「やっと着いたな。」
「そうですね。早く中に入りましょう。」
本部のなかに入り、上官のもとに向かう。
「ご苦労さん。第二部隊の帰還用へりが墜落しちゃってね、隊員全滅だよ。」
「そんな...」
「こころちゃんっていうのはその子かい?あぁ、右腕にな。」
「発症を遅らせることはできないんですかッ!?」
「落ち着け武内くん。もちろんあるさ。」
そういって差し出されたものは、注射器だった。
「注射!?やだっ!」
「でもこれをしないとそのまま死ぬのが早くなるぞ。ワクチンができるまでの辛抱だ。」
「っ....」
こころに注射を施す。苦痛に歪んだ顔が、武内のこころをえぐった。
「おわりだ。これを1日1回、時間は問わない。打ってくれ。」
「わかった。」
「ぱぱ。痛いよ...」
「どうしようもないんだ。俺のせいで...。」
「隊長。とりあえずみんなに状況説明しましょう。宇津見や大島、真島がいません。」
「連絡が途絶えた。恐らく...」
「っ....」
「とりあえず、状況報告だ。行くぞ。」
軍事編 終了




