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プロローグ 悪夢 ~不穏な空気~

大変遅れました!!

申し訳ありませんでした!

優Side

しばらく放送のスピーカーからしばらく肉を貪る音がしていた。

生徒の騒めきはますます大きくなっていく中、学級委員の大河たいがが声を上げる。

「みんな落ち着け。放送が止まった。おそらくこれから先生が来るだろ。それまで座って待て。」

大河が注意をしたおかげで、みんなも静かに先生を待つことができた。

五分ほど時間が過ぎた後、先生が急いで私たちのクラスに入ってきた。

「ごめんなみんな!今日は緊急で下校だ!急いで帰る支度をしなさい!」

その一言に、生徒たちはまた騒がしくなる。

「先生!さっきの放送はなんだったんですか?」

生徒の一人がそう質問した。

「先生の中でも感染が始まってしまったんだ。人が人を食べてしまうらしい・・・」

「そんな・・・」

まさか国内で蔓延している感染症がここまでやってくるなんて・・・

私が衝撃を受けていると、真奈美が声をかけてきた。

「優。どうしたの?急いで帰るよ!ほら支度の手伝いしてあげるから。」

「あ、真奈美。ありがとう。加寿は?」

真奈美と一緒に支度をしながら、ちらっと加寿のほうを盗み見る。

加寿はすでに支度は終了していて、もういつでも教室を出れる状態だ。

「これで全部ね。私も終わったわ。」

私たちの支度が終わるころには、ほとんどの人が支度を終わらせていた。少し恥ずかしい。

「みんな支度は終わったか?」

先生のその声の一言に、生徒達は「はい」と返事した。

「それじゃ、号令はなしでいいから、急ぎなさい。家族と一緒に避難するんだ!」

そう言って先生は再び教室を出て職員室へ向かった。

「井上さん。」

これから帰ろうとしたとき、あまり関わったことのない女子から声をかけられた。

「な、何かしら・・・?」

私は実はコミュ障なの。できれば話をしたくないけど・・・

「窓、見てみて。」

それだけ言って、その女子は廊下へ出てしまった。

「窓?真奈美、ちょっと来て。」

「んー?いいよ。」

真奈美と一緒に窓を見たとき、私は衝撃を覚えた。

To Be continue...


次回はもっと早くあげます

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