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プロローグ 悪夢の始まり

こんにちは。

元印旛です。ガラケーが壊れたんで新作です。ゆ虐もいつか出します

優Side

午前7:05分。

製薬会社インバの社長井上 大毅だいきの娘である私、井上 優は目を覚ました。

「・・・ん、今日はいい天気ね。」

いい朝を迎え、学校へ行く支度を済ませたあと、下から声が聞こえてくる。

「優~、学校いこー」

玄関先のほうから聞こえてくるその声の主は・・・

「おはよう真奈美。今日も相変わらずね。」

「あ、優。おはよー。なによ相変わらずって~。あ、寝ぐせついてる!」

優の幼馴染の金沢 真奈美だった。いつも朝にドアを開けて呼びに来てくれる。合鍵を渡しているのだ。私のお父様はいつも仕事で家にいないから、寂しくならないようにと、すぐに駆け付けてくれると信じて渡していた。

「あっ・・・もう時間がないから行くわよ。」

「はーい。いこいこ。」

「真奈美の今日の朝ご飯は何だったの?」

「まだ食べてないよー。学校でたべる。」

「私にも分けてくれないかしら。食パン一枚だとどうしても足りなくて・・・」

そんな話をしながら歩いていると、いつも馬鹿みたいにはしゃいでる竹中 加寿(かず)が電柱に寄りかかっていた。どうやら優達を待っていたようだ。

「よお、優、真奈美。おはよう、優、寝ぐせついてるぞ。」

「もうっ。真奈美にも言われたことなの、気にしないで。」

「おれ寝ぐせ直し持ってるから、ほら、直せよ。恥ずかしいぞ。」

「ありがとう。助かるわ。」

「ジュース一本な。」

「嫌らしい男。ならいらないわよ。」

「冗談に決まってんだろ。」

「ほら二人とも行くよ。」

「はーい」


5分ほど歩いたところ、様々な店がある通りを抜けた先に、私たちの通っている学校、岡見おかみ高等学校があった。

ここ最近学校前の商店街が開かない。やはり国内で蔓延してる謎の感染症が・・・

そんなことを考えてると、おなかが鳴った。

「おなかすいたわね。やっぱりパン一枚だと・・・」

「ほら、優。これしかないけど・・・」

そう言って真奈美が渡したものは、お菓子の詰め合わせだった。少なくとも私が食べきるには2日かかる。

「こんなにもらってもいいの?申し訳ないわ・・・」

「いいのいいの。お母さんがお菓子くじで一等のお菓子詰め合わせ5個当てっちゃってさ。私だけでも食べきるのに一週間はかかるから、みんなに分けようと思って。」

「ありがとう。加寿は?」

「そうだ、加寿にも上げよ。ねぇ、加寿!」

「なんだ?」

「これ上げる。お菓子詰め合わせ。」

「お、真奈美にしては太っ腹じゃねえか。ありがとう。」

「一言よ・け・い。まぁいいや。行くよ。」

_____________

あたしたちは同じクラスで、班も同じという奇跡が起きていた。

自分の椅子に座り、お菓子を食べる。

チョコレートのお菓子を二袋も食べれば、さすがに腹は満たされた。

「優。」

呼ばれた気がしたので、声がしたほうを向くと、真奈美がいた。

「今日放課後さ、服買いにいこ!」

「え・・・いきなりね。まぁいいけど。MINIクロでいい?」

「あ、私もそこ行こうとしてたの!運命だ!」

「何の運命かはわからないけど、楽しみね。」

真奈美との会話が終了するころにはHRが始まろうとしていた。

HRが始まる8:25には、大体みんな揃っていた。が、いつも一番に学校に来る拓也≪たくや≫が来ていない。

「あれ?拓也来てなくない?」

「本当ね。どうしたのでしょう。」

みんなが心配になる中、放送が流れた。

<生徒の皆さんに伝えます。本日、日本国内で流行している病気が我が岡見高等学校内で発生したとのことです。本日は、皆さんげこ……きゃぁぁ…>

校内放送の間で、先生の悲鳴が聞こえ、肉を貪る音がスピーカーで拡大再生された。

「うぉえ・・・なによこの放送・・・」

「日本国内で蔓延してる感染症・・・まさか・・・」

私は何となくなぜ卓也が来てないかが分かった気がした。

みんなが校内放送のことで騒ぎだしている中、私たちは先生が来るのを待っていた。

いつか、この喧騒が訓練だということを報告してもらえると思って・・・。


To Be continued.......................






次の投稿、まったり待ってくださいまし。

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