第四部あらすじ
ルナはリュクシスと国内の村に行っているときに、
激しい揺れを感じ、山の噴火を見た。
それに不穏な空気を感じ不安に思うルナの前にサラが降り立つ。
サラはルイドが、父、深紅の魔王に
身体を操られたとはいえその手でサラとルナの両親を
殺したのだと知った。
そして、その上でサラは、ルイドを殺せない自分を自覚し、
ルイドにルナを守るために力を借りる事にした。
ルナが生まれる前からの『必ず妹を守る』
という両親との約束を守るためサラはルナをそっと抱きしめる。
眠らせたルナを皆に任せてサラは立ち向かう
目覚めてしまった最強の脅威
ルイドの父親でもある深紅の魔王へと、
王宮から遠く離れた地で目覚めるルナ、
その元にカイルがサラからだと、王位の証である、
王のブレスレットを持ってきた。
サラまでが死んでしまった事、
皆がサラを助けられながったことを
自分も周りも責めるルナだったが
自分にはまだ大切なものが残っていると自覚する。
そんなルナ達の前に、倒れて眠り続けていたカルがやって来た。
「迎えに来たよ・・・ルナ・・」
そして、ルナの中に眠らされていた力の封印が今、解かれた・・・