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2話『もう1人の幼馴染みと謎の男!』

とりあえず前回のおさらいだ。


私立如月学園に転校してきた俺は幼馴染みの友花(?)と再会した。



それは友花というにはあまりにも丸くて…

俺の知ってる友花とは違った……



それと前回なんかラストで尻に視線を感じたんだけど何だったんだろうか…


でわ、第二話スタート!





転校初日……幼馴染みの友花と再会した俺は放課後に二人でファミレスに来ていた。



『お帰りなさいませ、ご主人様♪お嬢様♪』



すまない嘘だ。

二人でメイド喫茶に来ていた…


なんでメイド喫茶かって?


時間は少し巻き戻る。



キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン



授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。



『はぁぁ…疲れたぁ…これで帰れるのかぁ……』



『初日からそんなに疲れてちゃ、これからが心配ね…』


ん?

なんだ偽・友花か……


『んん…まぁなんとかなるでしょ』



『あんた、昔もそればっかだったじゃん…』


そういえばそうだったかもしれない……


『あぁ、そうだったっけ?』



って……あれ?

今俺こいつのこと本物の友花だと思って話してなかったか……?


こいつは偽者だ…!

だったらなんで…


『なんで昔のこと知ってるんだよ!?』


ストーカー!?

ストーキングされてたの昔の俺!


『あんたもしかしてまだ私が偽者だと思ってるの?』


ふっ……偽者がナニを…


『当たり前だろ、お前みたいなのが友花なわけない。』


『あんたねぇ……分かったわ…そこまで言うなら放課後ちょっと付き合って、私が本物だって証明するから』






というわけで連れてこられたのがメイド喫茶にというわけなんだ……


にしても……メイドさん萌えぇ………



『ご注文はどうなさいますかご主人様♪』



可愛すぎる………


『あ、あのお兄ちゃんて呼んでもらっていいですか?………えへへ』



って、ナニ言ってんだ俺ぇぇぇぇ……!!


えへへじゃねぇよ…メイドさん苦笑いしてるよ!!



『分かりました、お兄ちゃん♪』


うわぁ……苦笑いしたあとにそんなスマイルされても悲しいだけだよ…


『はいはい、茶番はその辺でいいでしょ香菜子、』


友花が間に入ってきた。



『いやぁ、なんかつい…』


ん?

香菜子……?

芹原さんちの??


確かになんか似てるような気がするけど……


『久しぶりだな直人くん。』



あああ……


『せ…芹原さんちの!』



実は小さい頃よく遊んだのは友花だけじゃなく…


『そ、小さい頃よく遊んだだろ?覚えていてくれて嬉しいよ』




あれ、待てよ……ってことは…


『そ、分かったでしょ。昔のこと知ってるのはこの三人だけ、つまり私は本物の友花なの!』



『なんだなんだぁ?今どういう展開なんだ?』


もう二人の会話など耳に入って来なかった……


そっか…そうだよな…

時間が経てば人は変わるもんだよな…



よし……


『そ、そうかぁ!本物だったのか、疑ってごめん!これからまたよろしくな“木村さん”』



『ええ!?なんで呼び方変えるのっ!』



もうあの頃の友花はいない、…忘れようあの頃のことは…


そして始めるんだ、新しい物語を! (完)





『ちょっと!勝手に終わらせてんじゃないわよ!』



『そうだぞ、私なんかまだ出てきて数分だぞ!』



はぁ…

『ご、ごめん少し動揺しちゃって……』


『改めてよろしく!芹原さん!…“木村さん”』



『結局苗字なんだっ!?』






メイド喫茶…直人たちの席から少し離れた席で…………悩む男が一人……



『あぁ吉居くん…俺が汚らわしい女の手から救ってあげるよ…』



そうと決まれば……

『もしもし、ゲイネスか?早急に話し合いたいことがある。今から出てこれるか?』



はたしてこの先どう話は展開していくのか…

全ては作者の気まぐれである。


二話(完)





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