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異世界ものづくり商会記 〜趣味だった「YouTube真似してものづくり」の経験を活かして快適に暮らそうと思います〜  作者: 積と和〝


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6/7

パン窯革命(パンがふわふわ)

朝。

エリックとシェリーはパン屋の前にいた。


焼きたての匂い。

腹が鳴る。


「パン食べたい」

シェリーが真顔で言う。


「俺も」


二人はパンを買った。

固かった。

「……」


「……」


シェリーが言う。

「この街のパン、全部こんな感じ」


「石みたい」


「でも普通」


エリックは思い出した。

前世のパン。


ふわふわ。

もちもち。

焼きたて。


「……これ、革命起こせるな」


「何の話?」


エリックは言った。

「パン窯作ろう」


「パン屋になるの?」


「違う」


「?」


「パン屋に売る」


シェリーは首をかしげた。

「窯?」


「そう」


今のパン屋の窯は簡単なもの。

温度が安定しない。

だからパンが固い。


しかしエリックは知っていた。

ピザ窯DIY動画。

庭に作るやつ。

「石で作る」


「またDIY」


「俺の得意分野」



街外れ。

エリックは石を積み上げていた。

丸いドーム型。


「これ何?」


「ピザ窯」


「ピザ?」


「うまい食べ物」


「また変なこと言ってる」



数日後。


完成。


パン屋の店主を呼ぶ。


「なんだこれ」


「新型パン窯」


「怪しい」


「一回焼いてみて」


店主は半信半疑。

生地を入れる。


待つ。

焼けた。


パンを割る。


ふわっ


店主が固まった。

「……」


シェリーも固まった。

「やわらかい」


「うまい」


店主が叫んだ。

「これ何だ!!」


エリックはドヤ顔。

「窯です」


その日。

パン屋は言った。

「この窯売ってくれ」


エリックは言った。

「金貨10枚」


店主は即答。

「買う」


シェリーは横で震えていた。

「金貨10枚……」

「家買える」


エリックは言った。

「次はパン屋全部に売ろう」


「本当に商会になりそう」

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