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魔王の編入

 俺の名前は逢磨 仁。俺は今日高校に編入する。俺が編入するのは桜井高校と言う魔滅人育成学校だ。なぜこの学校に来たかというと、俺は2年前まで魔王という立場にあった。だが魔滅人というのが出てきてから魔界は崩壊危機に達した。これ以上魔界にいると存続が危ういと言うわけで人間界に住むことになった。人間界では俺の年齢は16と言うわけで高校に編入、魔滅人でもないのに高い魔力を持っているのは怪しまれるから魔滅人育成学校に。とまぁこんなわけで現在にいたる。

そして俺は今、巨大な建物の前にたっている。学校ではない。地図を見ながら行ったはいいが大雑把すぎて迷った。8時に来いと言われたのだが…

俺は一人デカイ建物の前で困っている時、同じ学校であろう女の子が歩いていた。それを目にした瞬間俺はその子のもとへ走っていた。

「あの、桜井高校の生徒ですか?」

俺は遠慮気味に聞いてみた。その女の子は俺が着ている新品の制服を見て納得した顔になった。

「君、転校生?もしかして迷ったの?」

「あぁ。実はそうなんだ。良かったら道を教えてくれないか?」

俺は素直に頼んだ。

「別にいいよ、こっちの道の方が早いよ」

そういい女の子は道案内を始めてくれた。

「君名前なんていうの?」

「逢磨仁。仁でいい。」

「分かった。私は坂本夏希。夏希でいーよ。」

ごく自然に。人間っぽく普通に挨拶できた。

「夏希は一年生か?」

俺の目には一年生だろうが二年生だろうが違いは分からない。

「うん。一年生。クラスは一組よ。仁はもうクラス決まってるの?」

「いや。今日教えてもう。」

「同じクラスになれるといいね。あ、そこの角曲がったら職員室。それじゃ私こっちだから」

「あぁ、案内ありがとな。」

礼を言って夏希と別れ俺は職員室へと向かった。

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