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得手不得手  作者: ゆう
何やら進展があったようです
11/16

海と砂浜と宝探し 後編

短いです

前後編のバランスが相変わらず悪くてすいません


今更ですがイメージソングは「空も飛べるはず」でお送りしております

「おいおいおいおい」

 焦ったように真人が呼びかける。俺の予想が確かならこれで問題はない筈なのだが。

「え? 何してるの晴麻さん」

「何て、回復しとるんやけど?」

 目を凝らせば恐らく光の橋みたいなものが見える筈なんやけど、そう言えば真人は安心したように大きく一つ息を吐いた。

「魔力回復はマコっちゃんの力でしか出来ない思うけど、体も怪我しとったみたいやし」

 真人は慌てて状況を再確認し出す。もしかしたら焦って把握しきっていなかったのだろう。

「まあ、傷は多分大丈夫やから早う魔力回復したって」

 彼は、分かったと頷いて土の精れいであろう青年を指差す。

 強い光が集まって、やがて優しく青年を包み込んでいく。青色の光、水の精れいだからか。

 ゆっくり光が消えると、青年が僅かに動いた。その後呻いて目を薄く開く。

「目を覚ましたみたいだけど、俺たちどうすれば良いんだ?」

「取り敢えず戻ってみいひん?」

「そうだな」

 真人が青年に向き直って手を伸ばした。今しがた起き上がったばかりの彼は不思議そうにじっと真人を見詰める。

「皆が心配してる。行きましょう」

 真人がそう言えば、意味は分からないながらも青年は手を取って立ち上がった。真人の周りは昔から何故か人が近寄りやすいのだ。



「無事で良かった、リク」

 どことなく嬉しそうな顔をする風鈴さん。彼の中では精れいとそれ以外と言う分類が成されているのだろう。それなら他の二人だって、そうだけれども。

 友好的に感じるサラさんですら何となく私たちに対して一線を引いているのを感じることがあるのだから。

「じゃあ、貴方が土の精れいですか」

「リクって呼んでくれ」

 私たちに手を伸ばして握手を求めるリクさん。やっぱり友好的だけれど、無理をしているようにもこれ以上の距離に近付かないでと言っているようにも見えた。

「マコトとハルマって呼ばせて貰うな」

 精れいに出会うたびにプライバシーの侵害と言う単語が脳裏を過るようになった。

「せや、サラさんは何処行ったん?」

 その時、晴麻がポツリと零した言葉にあたりを見渡せば、言う通りサラさんがいない。

 確か、あの時晴麻が分かれている力のもう一方に行ったのではないかと言っていたか。何となく良い予感はしない。

「さ、探しに行こうぜ!」

 焦ったように駆け出そうとする焔が叫べば何処からともなく衝撃が私たちを襲った。

「誰を探しに行くの?」

「サラ姉!」

 衝撃にもめげず向かっていく焔は宛ら厳しい躾をされているにも関わらず尻尾を振って飼い主に向かっていく犬のようだ。いや、こんな言い方をしたが犬も可愛いと思う。猫派だけども。

「リっくん無事だったのだネ。良かった」

 満面の笑顔で言うが、直ぐに彼女の表情は曇る。そして、本当に申し訳なさそうに口を開いた。

「ごめん。逃げられた」

 何に。

「やっぱりか、精れいがこんなに一気に可笑しくなるなんて変や思うてたんよね」

 何が関わっている? ラフレシア事件に無風鎌鼬事件。恐らく他の事件、それに今回の事件も。関わっているんだ。

 繋がっていく。今までと、そしてこの先起こるかもしれない事も。そのきっと全てが。

 私たちを待たずに急速に、早急に、何かが変わっていく予感がした。それは確信に近いものだと思う。

言わずもがな宝探しの宝はリクさんイメージです

次回新章突入!だと思いたい!

ところでアクセス解析の話別見て思ったんですけど、楽しみに見てくれてる方いたりするんですか?!全話読まれてない日も最新話が何人の方に読まれてるってそういうことですか?!ありがとうございます!!!!がんばりm((


まだまだお付き合いくださいませえええ

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