挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

ブックマークする場合はログインしてください。

聴覚障害者の日常

聴覚障害者の日常 〜怖いもの その2〜編

作者:ぷかぷか
こわいものは暗闇だと、前編で書いた。結婚して夫と一緒にいることで克服できた(?)ということだが、まだある。

子供たちがまだ小さい頃、おっかなびっくりの育児で、夜の寝る時が一番つらかった。
なにしろ、初めての育児なのにいきなり三つ子で、一人でやっているのだ。
ただ、寝るだけなんだから、気を使わなくても…と言われた。
でも、家(借り上げの賃貸)はベビーベットが3つはいるような大きな部屋がなかったので、布団を敷きつめて5人並んで寝ていたのだ。そのうえ、3人ともアタシに引っ付いていないとダメだったのだ。
当時、夫はほとんど午前様で、1人育児だった。だからなのか、たまに夫がいても、3人ともアタシに寄ってくる。
特に♂2号(次男)は鼻が利くのか、暗闇の中でも正確にアタシを見つけ引っ付いてくる。もしもいないとわかると、泣きわめいていた。一人が泣くと、連鎖反応で次々と泣かれることもあった。
ともかく、両手に一人ずつ、もう一人はお腹の上に。3人ともアタシの体にひっついていれば、あら不思議、すんなり寝てくれるのだ。
3人が寝付いてしまうまで身動きできず、踏み潰さないように気を使わなくてはいけなかった。
声が聞こえないのだから、手探りで確認して、ひたすら寝てしまうのを待った。
そんなこんなで、暗闇を怖がるどころではなかった。

気がついたら、子供たちはすでに中学生になってしまっているし…、それぞれの部屋で寝るようになった。
だんだんと離れていくのを頼もしく思う反面、3人一緒に離れていくのはより喪失感が大きいような気がする。
まぁ、喪失感は、夫にひっついて構ってもらうことで埋め合わせをしよう。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
― 感想を書く ―

1項目の入力から送信できます。
感想を書く場合の注意事項をご確認ください。

名前:

▼良い点
▼気になる点
▼一言
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ