【ショートショート】自分だけは安全だと、思っていましたか?【シリアスな笑い・シュールギャグ】《安全圏から見下ろす者に、罰を》
帝王グループ、地下施設。グループの会長は債務者を集め、デスゲームを開いていた。
集められたのは、人に借金を押し付けて逃げた、いわゆるクズ達。
会長と側近は、ゲーム会場の上から彼らを見下ろす。
「自分だけは安全だと思うたか、クズ共……! 死にたくなければ、命をかけたゲームに勝ち残るがよい! ハハハハ――」
ドン。側近が、笑う会長をデスゲーム会場に突き落とした。
「え……?」
「あなたこそ。自分だけは安全だと思っていたんですか?」
「キサマ裏切りおったか……!」
「とんでもない。貴方の言葉を、体現しただけですよ」
ドン。会長夫人が、側近を突き落とした。
「なっ……」
「アナタこそ、自分だけは安全だと思っていたのかしら?」
「貴方、裏切りましたね……!」
「あらあら、ワタシはアナタの言葉を体現しただけよ」
ドン。何者かが、会長夫人を突き落とした。
「ア、アナタは……!?」
「私は神だ。愚かな人間どもよ、自分だけが安全だと――」
ドン。
「ワタシは神の王、神王だ。神とてワタシの前では下位存在……」
「神って王とかいたんですか!?」
「初耳じゃわい」
ドン。
「我は神王の神、神王神なり」
「神の王の神!?」
「えっとえっと神はワシより偉くて、神の王は神より偉くて、神の王の神は……分からーーん!」
会長は鼻と耳から血を吹き出した。
「会長ーー!!」
ドン。
「我は神王神王……」
「分からーーーーん!!」
会長は鼻と耳から紫の液体を吹き出した。
「会長ーー! 何その液体!」
「あらこれファ〇タグレープよ」
「舐めたんですか!?」
こうして彼らは、仲良くこのファ〇タを売る旅に出ました。めでたしめでたし。
仲良くしてね。作者からしたら、みな等しく下位存在。安全なのは僕だけだよ。
ドン。
え……?
クックック……俺は作者神。
作者神!?
自分だけは安全だと思ったか? 甘いな……
ドン。
え……?
我は作者神王。自分だけは安全と思うたようじゃな。
……分からーーーーーーーーーーん!!!!! (鼻と耳からファ〇タ噴出)
〜おしまい!〜




