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ゴブリンの群れ

ゴブリンの群れに襲われる俺の村。

俺たちの運命は…?!

ゴブリンたちは、ジワジワと間合いを詰めて来る。

村人たちも、手に短剣や鍬の様なものを持って、応戦しようとしている。

しかし…ゴブリンの数は圧倒的だった。

ざっと見た感じでも、50体以上はいそうだ。

それに対して、村人で戦えそうな人は、見た感じ、10人も居ない様だった…。


「お兄様!!!」

妹が飛び出して来る。

見ると、手には短剣を持っていた。

「お兄様は中へ…。

 私が、戦います!」

妹は、じっと俺を見つめてきた。

どうやら、本気らしい。

「しかし…俺は」

「まだ怪我をしているのです。

 無理をしてはいけません」

俺は、思わず、頷く。

しかし、今の状況を見て、思う。

これは、死亡フラグが立ってるだろ、どう見ても…。


幸い、まだゴブリンは襲ってこない。

どうやら、こちらをかなり警戒しているようだ。

特に、妹が出て来てから、警戒感が強くなった。

どうやら妹は、かなり腕が立つらしい。

しかし…ある程度、腕が立つにしても、

この数を相手にして…どこまで応戦できるか。


そう考えていて、俺は気が付いた。

そうだ、確か、俺は魔術師なんだよな?

俺、魔法を使える筈だよな…??

今が、その時だ。

魔法を使って、ゴブリンを一掃すればいいんだ!!

俺は、妹に尋ねた。

「俺って…どんな魔法を使えるんだ?」

愚問だった。

分かっている…魔術師が、それを他人に尋ねるなんて。

でも、妹は答えてくれた。

「この数だったら…電撃の矢(らいとにんぐ・ぼると)ですわ、お兄様」


電撃の矢(らいとにんぐ・ぼると)…俺は、その名前をしっかりと脳裏に焼き付けた。

よし!!!やってみるか!!!

俺は、集中した。

魔法を使う為に。

とりあえず、集中した。

そして、手を前に出して、叫んだ。

電撃の矢(らいとにんぐ・ぼると)!!!」


しかし…何も起こらなかった…!


妹は…何の反応も示さなかった。

村人は…静まり返っていた。

だが…それを合図に…ゴブリンの群れが動いたのである…!

「させない!!!」

妹が、短く言い放ち、応戦する。

ゴブリンの攻撃を、器用に、短剣で防いでいる。

そして、的確に、ゴブリンの喉元を掻っ切っていく。

だが…数が多すぎた。

妹が仕留め損ねた1匹のゴブリンが、俺に襲い掛かってくる!

その瞬間…ゴブリンがいきなり炎に包まれた!

俺は…ただびっくりしていた。

も、もしかして…これは、俺の魔法なのか…?!

出来るだけ、毎日、更新していけたらと思っています。

がんばります。

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