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天と地と狭間の世界 イェラティアム  作者: 夜々里 春
第五章【狭間の王・後編】
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◆第七話『仮面の男ガルヌ』

 水の流れる音が絶えず耳に入ってくる。

 ほかになにも聞こえないからか、自然とその音に意識を向けてしまう。

 灯りらしきものはいっさいない。

 頼りになるのはアウラが発する光のみだ。


 リヴェティア側と帝国側による戦争が行なわれる中、イオル・ウィディールはティゴーグの大地に降り立つことに成功した。いまは、大陸中にめぐらされた地下水路へと侵入し、その中を翔けているところだ。


「でも、良かったのか?」


 隣から声が聞こえた。

 ジン・ザッパだ。

 ティゴーグ大陸の〝ごみ溜め〟と呼ばれる場所から地下水路に侵入できたのは、彼の導きがあってこそだった。いまも彼の案内のもと、貴族街へと向かっているところだ。

 イオルは、ジンに聞き返す。


「なにがだ?」

「あんたは自分ひとりで倒したいとか、そう思う奴だと思ってたんだがな」

「昔の俺ならそう言っていたかもしれない」

「いまは違うわけか」


 ジンが、なぜか嬉しそうに言った。

 それが気に食わず、イオルは視線を外した。

 近くを流れる水に目を向けながら、過去にあったことを思い出す。


 無敗を誇っていた訓練校時代。

 そこに驕りがあったことはたしかだ。

 自分こそが最強である、と。

 だが皮肉にも、育ての親であるグラトリオ・ウィディールの起こした事件をきっかけに、イオルは自分が弱いことを知った。

 無力であることを知った。


 手段を選べるのは強者だけだ。

 弱者である自分に選べる手段は、そう多くない。

 だからこそ――。

 イオルは顔を上げ、まっすぐに前を向きながら口にする。


「目的を果たすためなら、俺はなんでもしてやる」

「……昔のあんたがどんな奴だったか知らないが……いいねぇ。あんたのその目、嫌いじゃないぜ」


 言いながら、ジンが口の端を吊り上げる。


「ま、俺もあんたと同じであいつを殺す理由がある。あらためて言うのもなんだが、同じ仇を討つためにも助け合っていこうや」


 物騒な言葉とは裏腹に、彼の態度は相変わらずのん気だ。

 しかし、その胸の内に秘められた復讐心は計り知れない。

 彼はガルヌの手の者によって弟を殺されたという。

 昨夜に聞かされ、知ったことだ。


 イオルには、ともに育った兄弟はいない。

 だが、大切な者を失う気持ちは理解できる。

 ジンのことはいけ好かないが、仇を同じくする者として見たとき、彼はともに闘うに値する男だ。

 断る理由はない、とイオルは沈黙で応える。

 と、ジンもまた沈黙で応えた。

 この距離感は悪くない。


 曲がり角に差し掛かった。

 そのそばの壁に、なにやら取っ手らしきものがいくつも埋め込まれている。

 ジンが前方を指差した。


「あそこだ。あそこから上へ行くぞ」



   /////


 長く暗がりにいたからか、イオルは頭上から差し込む光が余計にまぶしく感じた。

 先に地上へ出たジンから上がるよう促される。

 どうやら周囲に敵はいないらしい。

 イオルも続いて地上へ出た。


 屋敷間の隘路だろうか。

 狭く、ひと気のない道だ。

 しかも本通りから死角になっているらしい。

 これなら、地下水路から出た直後に見つかることはない。

 貴族街へしのびこむことに、やけにジンが自信満々だったのもうなずける。

 イオルは痕跡を残さぬよう、地下水路に繋がる穴に蓋をした。


「アウラは使わずに行くぞ」


 そうひそめた声で言ったジンとともに、イオルは足早に移動をはじめる。

 ティゴーグ貴族街の本通りは、緩やかな坂となっており、さらに曲がりくねっているのが特徴的だ。そこに沿うように所狭しと並ぶのは華美な屋敷や商店。普段は多くの者が相応に煌びやかな格好で歩いているのだろう。いまは戦争中ということもあり、ひと気がなく、その光景を目にすることはできないが。


 本通りには出ずに、屋敷の裏手を回って上を目指していく。

 二階建て相当の壁をよじ登りながら、イオルはあらためてアウラは便利なものだと思った。

 進むに連れ、建築物の質がどんどん高くなっていく。

 ティゴーグ貴族街では、住居の場所がその者の位に準じている。

 位の高い者ほど高い場所に、位の低い者ほど低い場所に建てられるのだ。

 しかもそれは国が定めたわけではなく、貴族間に暗黙の様式として存在しているという。


 イオルは石塀を上りきったあと、ふと振り返り、貴族街を囲む貧民外を視界に収めた。

 殺風景で地味な貧民街。

 煌びやかなで華やかな貴族街。

 これら二つが同じ国だというのだから、おかしな話だとイオルは思った。

 ひどく滑稽なその光景を目に焼きつけようとしたとき、ジンから声がかかる。


「あれがティゴーグ王宮だ」


 言いながら、ある一方を指さす。

 その先には巨大な建造物がそびえている。

 角ばったところがあまり見られない造りだ。中央辺りから太い尖塔が天高く延びる。両側にも少し低めだが尖塔があり、弦鳴楽器のような飾りが取りつけられている。その飾りは外側へと広がっていて、まるで翼のようだ。


 本通りを進めば行きつくだろう。

 この大陸において、もっとも高い建造物。

 ティゴーグ王宮――。


「トウェイルの話が本当なら、あそこにティゴーグ王が囚われてる」



   /////


「おかしいな。人っ子ひとり見当たらねぇ」


 石柱に身をひそめながら、ジンがいぶかしむように言った。

 イオルは、彼とともに王宮の裏手側から外壁を越え、中へ入った。

 内部はあまり入り組んだ間取りではなかった。廊下も幅広く、長い。


 いまは、外からも見えた尖塔の土台となる場所を前にし、歩みを止めているところだ。

 目に映る広間は仮に千人入っても埋まらないほどにゆとりがある。

 楕円形をした天井は、頂点がはっきりと見えないほどに高い。

 人がいない状況が余計に際立つ造りだ。

 不気味な雰囲気がかもし出されている。


「いくら戦争中とはいえ、全員が出払ってるなんてことはないだろう」

「……やっぱ罠かねぇ」

「その可能性は高いな」


 ティーア・トウェイルがリヴェティア側に捕まった。

 それによって、「ティゴーグ王を人質に取っている」という情報が漏らされる可能性を帝国側が考えていたとしてもなにもおかしくない。むしろ自然だ。

 とはいえ、まさかこのような対応をしてくるとは思いもしなかった。

 ジンが振り返り、訊いてくる。


「どうする? 敵がいないんなら一気にいっちまうか?」

「いや、まだ罠かどうか決まったわけではない」

「だな。んじゃま、もう少し様子見しながらいくとするか」


 左右、後方の様子をうかがったあと、ジンが先に前へと出た。

 イオルもあとに続く。

 目指すのは広間の先にある幅広の階段。

 上へ向かうには、どうやらあそこを通らなければならないらしい。


 周囲に敵の姿はないはずなのに、イオルは居心地の悪さを覚えていた。

 体にまとわりつくような、不快な感覚だ。

 もう一度、辺りを見回してみるが、やはりジン以外に人の姿はない。

 何事も無く、イオルは広間の中央あたりに差し掛かる。


「止まれ」


 ふいにしゃがれた声が聞こえた。

 警戒したイオルは、ジンともども足を止めた。

 声が聞こえたのは階段の方からだ。

 見れば、何者かが上段から下りてくる。

 その人物は、二十段ほどの高さに設けられた踊り場に足を止めた。


「おうおう、まさかそっちからお出ましとはな」


 ジンが煽るように言った。

 だが、その顔はどこか強張っているようにも見える。

 踊り場に立つ男こそが、イオルとジンが仇とする男――ガルヌだ。

 仮面にフード付きの外套を着込んだ姿。

 その姿は先の戦争でも見たので間違いない。

 ガルヌが舌打ちをした。


「死に損ないめが。なにをしにきた」

「決まってんだろ。おまえを殺りにきたんだよ」


 少しの間、黙ったかと思うや、ガルヌが抑揚のない声で言う。


「我々はティゴーグ王の身柄を拘束している」

「言っておくが、俺たちに人質は通用しないぜ。別にリヴェティア側に加担してるわけじゃねぇからな。っていうかよ、いまティゴーグ王を殺せば困るのはおまえらだろ」

「……ふんっ」


 いまいましいとばかりにガルヌが鼻を鳴らした。

 現在、リヴェティア側と帝国側の戦力は拮抗状態だ。

 しかしそれは、帝国側にティゴーグが属していることで成立する図式と言える。

 ティゴーグが抜ければ、たちまちリヴェティア側が優勢となることは間違いない。

 ガルヌもそれは重々承知のうえだろう。


「しかし……来たのが雑魚二匹とはな。舐められたものよ」

「雑魚、か。たしかにそうかもしれねーが、こっちは二人だ。いかにあんたでも、まずいんじゃないのか?」

「きさまは痛い目を見ているにも関わらず、わたしのことをなにもはかれていないようだな」


 そうガルヌが言った直後だった。

 複数の甲高い足音とともに、重量感のある金属音が耳に届いた。

 階段を下りてくる三つの影。

 黒ずくめの甲冑に身を包んだ彼らにイオルは見覚えがあった。

 先の戦争で対峙した黒騎士たちだ。

 彼らはガルヌのそばに控えるように踊り場で足を止めた。


「イ~オ~ルゥ~!」


 ひとりの黒騎士からねちっこく名前を呼ばれた。

 その男は歩み出ると、兜の目の覆いを持ち上げた。

 およそ人とは思えない禍々しい顔があらわになる。

 しかしそこには、かつて級友だった男の面影がたしかに存在している。


「ラハンか」

「会いたかったぞ、イオル……!」


 眼球が飛び出るのではないか。

 そう思うほど目に力を入れた彼の様子は異常だ。

 以前よりも理性を失っているように見える。


「俺はおまえなどに会いたくはなかったが」

「きさまはいつもそうだ。ぼくのことなど歯牙にもかけていない。その態度が、ぼくはいつも気に食わなかったんだ!」


 声を荒げたラハンに、イオルは憮然とする。

 相手の受け取り方が自分の思っていたものとは違ったからだ。


「おまえの尺度で俺をはかるな」

「……まさか違うとでも言うんじゃないだろうな」

「少なくとも、俺はおまえのことを認めていたつもりだ」

「嘘をつくな!」

「嘘ではない」


 イオルは即答した。

 気圧されたようにラハンが息をのみ、黙り込んだ。


「おまえの剣が、訓練校だけで積み上げられたものではないことに俺が気づかないとでも思っていたのか? あいにくと絶望的に読み合いが下手だったが……その剣だけは本物だった」


 世辞でもなんでもない。

 本心からの言葉だった。

 ラハンが、信じられないとばかりに目を見開きながら頭をゆっくりと左右に振る。


「嘘だ……イオルがぼくを認めていただと……? でも、そんないまさら……っ!」

「だが、いまのおまえはどうだ。そんなゲスな者に従ってまで力を手に入れ、あたかも自分の力のように振舞っている。……落ちぶれたな、ラハン。いまのおまえはクズ以下だ」


 別にラハンに期待していたわけではない。

 だが、いま、胸の内に生まれた感情は間違いなく失望だ。

 訓練校生としての仲間意識が、少なからず自分の中にもあったのかもしれない、とイオルは思う。

 ラハンが片足を床に叩きつける。


「おまえに僕のなにがわかる! ずっと後ろを歩かされてきた僕の気持ちが!」

「わかりたくもないな。俺はもう後ろは見ないと決めた」


 訓練校時代は、自分こそがもっとも高みにいた。

 だが、いまの自分は違う。

 追いかける立場だ。


 遥か遠くを翔けるあいつを――。


 そのためにも、後ろを振り向いている余裕などない。


「俺は前だけを見る」


 瞳に意志を込め、イオルは言い放った。

 ラハンがどう受け取ったかはわからない。

 彼は、いままで以上に体を震わせ、視線を彷徨わせていた。


「おいそこの、でしゃばるな。おまえの因縁などどうでもよいわ。シモベはシモベらしく我が命令に従っておればよい」


 イオルとラハンのやり取りにしびれを切らしたか。

 ガルヌが苛立ちをあらわにしながら、声を張り上げる。


「さあ、行け! 我が黒騎士たちよ! あの雑魚どもを殺すのだ!」


 応じて、ラハンやほかの黒騎士たちがアウラを纏った。

 黒々しい靄が彼らの身体を覆い、舞い始める。

 来るか――。


 ジンとともに、イオルはアウラを取り込み、身構えた。

 造り出した大振りの剣を敵へと向ける。

 と、そのとき――。


「ぼくは誰にも屈しないッ! 誇り高きウェルベック家が長男、ラハン・ウェルベックだッ!!」


 ラハンが吠えた。

 直後、その猛りを、勢いを止めることなく彼は体を捻り、剣を引き絞った。溜めの動作はほとんどない。剣の切っ先がまるで矢のごとく放たれ、吸い込まれるようにそばに立つガルヌの胸へと突き刺さる。


「……これ、は……なん、の…真似だ…………」


 呻いたガルヌが、よろめきながら後ずさる。

 ラハンの手から離れた剣が霧散し、消滅する。

 間もなくガルヌがどさりと倒れた。

 ラハンもまた後ずさっていた。

 自身の両手を見つめながら、わなわなと震えている。


「はは……やった……やってやったぞ!」


 ラハンが昂ぶったように声をあげた。

 それは単純に人を殺したことによるものか。

 はたまた自身を縛っていた鎖を自ら解き放ったことによるものか。

 真意はわからないが、彼の面に張りついたものが不安感から満足感に移り変わったことは間違いなかった。

 ラハンが勢いよく振り向き、叫ぶ。


「見たかイオル! ぼくはこいつに従ってなんかない! ただ利用してやっただけだ!」


 心までは支配されていなかったということか。

 その意志の強さには感服するが……。

 イオルは、思わぬ形で仇であるガルヌが倒され、少なからず困惑していた。

 ジンも同じようで大げさに目を見開き、瞬かせている。


「さあ、行けおまえたち! イオルを……あいつらを倒し、ぼくの前にひれ伏させるんだ!」


 ラハンが意気揚々とほかの二人の黒騎士へ指示を出す。

 が、黒騎士たちはぴくりともしない。


「どうした!? なぜいかない! ガルヌを倒したんだぞ! いまやおまえたちの主はぼくのはずだ! ぼくの命令を――」


 そこでラハンの言葉が止まった。

 彼の意思ではない。

 どす、と鈍い音を鳴らし、彼の背中に紫色をした結晶の刃が突き刺さった。

 胸から飛び出たそれをラハンが見下ろした。そのありさまに驚愕しながら、彼はどさりと前のめりに倒れこむ。


「なっ……? どう、して……」

「この役立たずめが」


 そのしゃがれた声は先ほど聞いたばかりだ。

 間違えるはずがない。

 だが、ありえない。


 その声の主――ガルヌは、先ほどラハンに刺されて死んだはずだ。

 なのに、なぜ?

 ガルヌが、むくりと起き上がった。

 しっかりと二の足で立つ。

 弱った様子はいっさい見られない。

 いや、それよりも驚くべきことがあった。

 胸を貫かれたというのに血が出ていないのだ。

 いったいなにがどうなっているのか。


 ふいにガルヌの体から黒い瘴気が発生しはじめた。

 まるで湯気のように上方へのぼっていく。

 イオルは、ふとガルヌの手に視線が向いた。

 肉が腐敗し、溶けていた。ぼとりぼとりと落ちていく。

 それに連れて指の骨がどんどんあらわになる。


「ちぃ、余計な真似をしてくれおって」


 そう吐き捨てたガルヌから唐突に黒い影が飛び出た。

 うねるように空気中を進んだそれは、ラハンを勢いよく包み込む。


「あああッ、あああぁああ――ッ!!」


 ラハンの悲鳴が聞こえたのは、ほんの少しの間だけだった。

 黒い影がふたたび移動をはじめた直後、がらんと黒甲冑が床に落ちた。

 中身はどこにも見当たらない。空っぽだ。

 ガルヌのもとへ戻った影が渦巻くと、やがて天井へのぼるようにふっとかき消える。


「無駄に力を使わされたが……悪くない」


 言いながら、ガルヌが自身の手を見つめた。

 先ほど骨が見えるほどまで変貌したその手は、もとの姿に戻っている。


「さあ、早く終わらせるぞ。わたしには、まだやらねばならんことがあるのだ」


 ガルヌが一歩前へ出ると、二人の黒騎士が両脇を固めるように続いた。

 彼らは揃って黒いアウラを纏っている。

 なにがどうなっているのかわからない。

 たしかなことは、敵がただの人間ではないということだ。


「思っていた以上にやばい相手だな、こりゃ」

「そう、みたいだな……」


 さすがのジンも異様な光景を前に恐怖を感じたのか、顔が強張っていた。

 イオルも、少なからず同じ思いを抱いたことは間違いない。


「どうするよ、引くか?」

「相手がいかなる人外であったとしても、やることは変わらない」

「へっ、そうでなくちゃあな」


 イオルは、ジンとともにアウラを纏った。

 ともに紫の燐光を散らしながら各々の得物を構える。


「俺が前へ出る」

「おう、援護は任せな!」


 威勢の良いジンの声を耳にしながら、イオルは飛翔した。

 奴こそがグラトリオ・ウィディールを……父を闇に引きずり込んだ男。


 いまここで、必ず討ち取って見せる……っ!


 イオルは心の中で誓うように叫び、大剣の切っ先をガルヌへと向けた。




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