第2話 掲示板に書き込もうー!
犬チップス「書いてます。書いてます。」
犬チップス「ぜんぜん売れねー。」
犬チップス「なあ、猫チップス?掲示板に書いているんだが、全く反応がないぞ?」
猫チップス「それは、MMLっていうのが、一般的に普及していない証拠。」
犬チップス「そうか。俺のMML並び替えツールは、マイナーなんだな・・・。」
犬チップス「最高傑作だと思ったのに。。。」
犬チップス「こんなに人通りが多いのに、なんでだろう・・・。」
そこは異世界の町。人々がたくさん行ききし、町は活気に満ち溢れている。
???「あのもしもし?聞いてますか?もしもし?」
犬チップス「うわ、びっくりした!てか、誰?」
???「私ですよ。ギルドの受付をしているアリシエです。」
犬チップス「ああ、思い出したアリシエか?ごめん全然気が付かなかった。」
アリシエ「うぅ、ひどいです。」
犬チップス「で、何か用事?」
アリシエ「実はですね。この近辺で、珍しくクマが出たんです。」
犬チップス「あぁ、テレビで最近、よく騒がれているクマね。」
アリシエ「て、テレビ?」
犬チップス「いや、俺の世界に居た時の話さ。」
アリシエ「そうですよね。テレビはこの世界から、消滅したんですものね。」
犬チップス「だよなぁー。あぁ、テレビさえあれば・・・。」
犬チップス「あ、そうそう。忘れるとこだった。で、クマ退治?」
アリシエ「はい、そうです。もちろん、猫チップスさんも同行しますよね?」
猫チップス「セリフが空気で危うく死ぬ所でした。もちろんです。」
犬チップス「既に行くこと決定だな・・・。」
アリシエ「犬チップスさんと猫チップスさんにしかできないことだと私は思うです。」
犬チップス「断れそうにないや。。。仕方ないなぁ・・・。」
アリシエ「受けてくれるんですね?ありがとうございます。」
犬チップス「まぁ、そうなるわなぁ。」
一回蘇生 特技、死んだフリ。
勘違いで、超有名なマジ強い騎士を死んだふりから、一撃で撃退。それ以来、あだ名は不死身の犬チップス。一日に一回しか蘇生できないのに。。。
犬チップス「みんな、勘違いしてるんだよな・・・。」
アリシエ「何かいいました?」
犬チップス「いや、行ってきます。」
アリシエ「でわ、帰りをお待ちしております。いってらっしゃいませ。」