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第2話

祐希ゆうき!祐希!」


 そう僕を呼ぶような声が聞こえて僕はベットから飛び上がった。僕はどうやら夢を見ていたようで、時計は6時半に針を指していた。


 祐希と呼ばれて何故飛び上がったのかは、僕の名前ではないからだ。じゃあ尚更飛び上がらないと思われるのだが、これは僕の前世の名前なのだ。和泉いずみ祐希。もう聞くような事がない名前だ。


 僕は今高校生なので、今日が転校初日で新しい学校に行く。ベットから降り、朝食を取り、制服に着替え、鏡で少し立っている寝癖を直し、ドアを開けて外に出る。僕はこの瞬間が好きだ。


 時間に余裕があるので、携帯で学校の位置を確認しながら、優雅な足取りで学校に向かう。前の学校の通学路とは大違いで、落ち着く街並みだ。


 しばらく学校への道を歩き続けていると、同じ制服の人達が増えてきた。その大勢はくだらないことを話しながら、ゆっくりと楽しそうに学校に向かっているようだった。


◇◆◇


「今日はみんなに転校生を紹介するぞ!」


 明らかに体育教師らしい声で僕のことを言った。僕は事前に言われていた通りに、ドアを開けて教室に入る。教室はとてもざわざわしていて、僕の容姿に関して、話しているようなそんな気がして僕はさっと目を離した。


「初めまして、宇多川うたがわ光彩こうせいです。卒業まで2ヶ月程度くらいしかないけど、よろしく。」 


 「じゃあ、宇多川君は後ろの空いてる席に座ってください」


 僕はそう言われ、はいと返事をしてなるべくクラスの人と目を合わさないように後ろの席に向かう。

僕はかなりの人見知りなのだ。


 僕は数十回親の仕事で転校させられているが、この人見知りは続いている。僕のこの症状を早く誰か助けて欲しい。


 ホームルームも終わったわけなので、席を立ってトイレに行こうとした時だ。後ろからおいと怒鳴り声が聞こえた。誰かを読んでいるのだろうかと思い、僕は無視してトイレに行くために外に出ようとした。


 「おい、お前だよ!」


 そんな事があるか、僕は今日転校してきたばっかりで何も悪い事してないのですが。僕は渋々振り返って、その人に近づく。そうすると急に拳を向けられた。僕は反射的に目をつぶってしまっていたが、どうやら殴るとかではないらしい。


 「仲良くしような!」


 「お、おう」


 僕は何だよいい奴じゃないかよと思い少し拍子抜けしたのであった。

 

 


 

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大体1000文字くらいで書いていきたいって思ってます

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