第三話 「出発」
どうも、keiです。今回、三話を書いたはずなのですが、なぜか出ていないので、これを書きました。では、本編どうぞ!
俺が目を覚ますと、もう空は暗くなり始めていた。それにしてもよくモンスターに襲われなかったなと思いながら「物品無限生成」でテントを出す。そして、中に入ってからナビゲーターに聞いた。
「そういや、ナビゲーターって長いな。ナビゲーター、これからナビって呼んでいいか?」
「はい。よろしくお願いします。」
機械的な声でナビゲーター(以下ナビ)が返す。それから、ナビにこの世界のことを色々聞いた。その中でも一番いい情報が、この世界の全員が、「神器」と呼ばれる自分専用の武器を出せるということ
だ。
神器は、ものすごく強い半面、神器にだけついている神器スキル(神器の強さはここからきている
)が扱いずらい。大体、Lv90~100で使えるようになるらしい。
幸い、神器スキルを使わなくても普通の武器としては使えるので、神器に慣れておいて、Lv90~100神器スキルを使うことが多いらしい(Lv90~100 になる前に挫折する人も」。
ちなみに、俺の神器は刀。銘は「黒龍」という。その名の通り、さやには漆黒の龍が書いてあり、刀身もまっ黒だ。
ま、今日は寝るか。
二日目
「ふぁ~。もう朝か~。って遅刻するー!!」
などと学校にとらわれたようなことを言ってしまったのは置いておいて、今日は町へと行く。
俺は、顔を隠すための狐の仮面をかぶり、髪を隠すための(黒髪が嫌われているかもしれないからね)フードをした。服もこっち風にして、準備完了だ。準備が終わると、ナビに
「ナビ、一番近い町はどこだ?」
と聞いた。するとナビは、
「一番近い町は、ファニールという町です。王都ではないのでご安心を。」
と答えた。さすがナビ。俺の心配事もわかっている。俺は一言、
「じゃ、そこに行くか。」
と言って歩き出した。