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Sorĉado-05 決心




 ずぶ濡れで玄関先に現れた叶奈と子猫を、敦子はひどく困惑した顔で迎え入れた。


「──それで、私なら治せると思ったの?」

「わたし、ペットなんて飼ったことないから治療の方法も分からないし……。おばあちゃんならなんとかできるんじゃないかって思って」


 髪の先にしたたった雨粒を払い落とし、子猫にかぶせていた傘を閉じながら、叶奈は「お願い」と重ねて哀願した。我が身を呈して子猫を雨から守ることはできたものの、今もなお子猫の息吹は時を追うごとに早く、そして弱くなりつつある。残された時間の短さが秒刻みで伝わり、叶奈の危機感をぞわぞわと煽り立てる。

 だが、敦子は叶奈の呼びかけには応じなかった。代わりに彼女は問いかけた。


「その子を私が治療できたとして、あなたはその子をどうする気なの」


 叶奈は答えに詰まった。動物嫌いな母の待つ春風家に、この子は連れて帰れない。


「えっと……とりあえずおばあちゃんに預ける、とか……?」

「あなたがこの子を助けるのに、私が世話をしてあげるの? それは筋が違うんじゃないかしら」

「じゃあ、じゃあ……保健所に連れて行ってあげるとか」

「殺処分される未来が見えるね」

「それは……」

「弱っている子を助けたくなる気持ちは理解してあげられる。それは叶奈、あなたの持つ最も大きな美徳だろうからね」


 立ちすくむ叶奈を前に、敦子は「でも」と声のトーンを下げた。


「それは救った命に対して無責任であっていい免罪符にはならないでしょう。せっかく助けたその子を叶奈は道端にでも放っておくの? そうすればその子は二度、恐ろしい死の恐怖に怯えることになる。そしておそらく二度目は助からない。そのことは分かっているんでしょうね。あなたの持つ優しさという美徳は、独善という凶器にもなりうるんだよ」

「でもっ……他にどうすれば……」

「どうしようもないの。魔術が万能ではないというのはそういう意味なんだよ。私たちの持つ力は、必ずしも誰かを救ってあげられるわけじゃない。むしろ残酷な運命に追い落とすことだってある。魔術があれば何でもできるなんていう幻想は、早いうちに捨ててちょうだい」


 切り捨てられた願いが足元に重たい転がる音を、叶奈は雨垂れの合間に茫然と聴いた。どうしたらいいのか分からずに突っ立っていると、奥へ引っ込んだ敦子は一枚のタオルを持ってきて「拭きなさい」と叶奈に手渡してくれた。素っ気ないむき出しの気遣いが深々と肌に突き刺さって、叶奈は唇を噛み締めながらタオルを受け取った。敦子の言葉に何も返せない自分がひどく悔しかった。

 言い返せるわけがない。だって、考え無しだったのは事実だから。子猫を治してあげたところで、この子が捨て猫であることに変わりはなく、春風家で飼ってやることもできない。叶奈は結局のところ、子猫が命を落とすまでの期間をほんの少し引き延ばしてやろうとしているに過ぎないのだ。独善の(そし)りを受けたところで、言い返す資格などあるはずもなかった。

 ──独善、か。

 受け取ったタオルを無意識に子猫へあてがい、そっとくるんでやりながら、叶奈は無理やり口角を上げた。笑ってよ、わたしのこと。あなたはいつもそうだよねって言って、笑ってよ──。初対面の子猫に向かって、切ない願いを持ち掛けた。

 思えば叶奈は昔から独善的だったのだろう。周囲に盛んに心を配っておきながら、その実、いつも向こうから愛されることを望んでいる。いそいそと親切を働くことで、周囲の好感が自分に向くのを望んでいる。すべては周囲のためではなく、他ならぬ自分のためだった。その押しつけがましい善意や好意が、かえって叶奈からクラスメートや家族を遠ざけているのだとしたら、こんなにおかしな皮肉はない。とどのつまり全ては叶奈の自業自得なのだ。

 子猫はいよいよ虫の息になりつつある。


「ごめんね」


 震える子猫の身体を包み、撫でてやりながら、叶奈も声を震わせた。


「ごめんね……。『わたしに任せて』なんて大見得きったくせに、こんなことしか……してあげられなくて……っ」


 このまま子猫が雨の中で憐れに死んでゆくのだとしても、せめて今だけは柔らかなタオルにくるんで、温かな夢を見させてあげたいと願ったのだった。それさえも敦子に言わせれば「残酷」なのだろうが、頼れるお金も、伝手も、魔術も持たない叶奈は、こんな偽善を施してやることしかできない。魔女が万能でないというなら、叶奈は魔女以上に何もできない、どうしようもなく非力な存在でしかない。役に立てなくてごめんねと無様に謝るしかない。

 涙があふれて、足に力が入らなくなって、玄関先の軒下にぺたんと座り込んでしまった。敦子は何も言わない。子猫からの応答もない。叩きつけるような激しい雨音だけが、情けない叶奈の背中を濡らしてゆく。


「わたしが……魔女だったらっ……こんな目に遭わせたりしなかったのに……っ」


 ぐずぐずとしゃくり上げながら、気づけば、いつもの自制を忘れて叶奈は口走っていた。

 叶奈が魔女だったなら、母に隠れて子猫を飼う方法だってあったのかもしれない。確かに魔術は万能ではないかもしれないが、使い方次第では十分なほどの可能性を秘めている。そのわずかな可能性に賭けてみたいのに、今は目の前で誰かが不幸せになってゆくのを、こうして傍観していることしかできないなんて。

 乾いた足音が傍らに響いた。

 見上げると、サンダルを履いた敦子が玄関に出てきていた。


「……魔女になれたら、その子を救ってあげられたと思う?」


 敦子は静かに尋ねた。こうもまっすぐに断言を求められると、固まっていた心も不安で緩みかける。指先で涙をすくい取りながら、叶奈は蚊の鳴くような声で答えた。


「あげられるかは……分かんないよ。自信なんて持てないけど、そうだとしても諦めたくない。この子がちゃんと生きていけるように、精一杯のことをやってあげたいよ……」

「それは魔術じゃないとできないこと?」

「今のわたしじゃ、この子に何もしてあげられない……。魔術が万能じゃないっていうのは分かってるけど、ほんの少しやれることの幅が広がるだけでもぜんぜん違うよ。何もできないよりずうっとマシだよ……っ」


 よれよれと叶奈が答えるや、敦子は腕組みをして黙り込んだ。右手に伝わる子猫の拍動がいよいよ弱さを増して、今にも気が狂いそうだったが、叶奈は懸命に息を飲んで敦子の思案を見守った。


「覚悟はあるでしょうね?」


 敦子はつぶやいた。

 それが自分への問いかけであることに、叶奈は一瞬ばかり気づくのが遅れた。その間に敦子は別のタオルを叶奈の頭にかけ、代わりに叶奈の手から子猫をひったくった。手術着よろしく器用にタオルを巻かれた子猫は、敦子の手で家の中に運ばれてゆく。「ついておいで」と声をかけられ、叶奈も雨風でぐちゃぐちゃの顔と頭を拭きながら敦子の後を追った。


「あなたを試してみることにする」


 居間のカーペットに子猫を寝かせた敦子は言った。


「試すって、何を……」

「心の底から本気で魔女になりたいと願うなら、私の言う通りの手順に従ってちょうだい。もしも叶奈に適性があれば、叶奈は魔術でこの子を治すことができる。無理だった時は、諦めることだよ。あなたは魔女にはなれないし、この子のことは救えない」


 叶奈は息を飲んだ。あれほど叶奈が魔女になるのを嫌がっていた敦子の言葉とも思えなかった。


「挑戦するかしないかは、あなたの一存で決めたらいいわ」


 叶奈の眼差しは不気味なほど静かだった。硬直した叶奈を淡々と見つめながら、彼女は説諭の隙間に鈍い吐息を潜ませた。


「ただし、魔女になったら二度と元のようには戻れない。普通の人間のようには暮らせない。下手をすれば、今の生活や人間関係を根こそぎ捨てなければならなくなるかもしれない。世間や世界をみんな敵に回すことになるかもしれない。魔女として生きるというのは、それだけのリスクを抱えることと同じなんだよ。……それでも叶奈、あなたは魔女になる道を選ぶ覚悟を持てる?」


 ハッタリであることを少しも感じさせない、凄みのある声だった。

 元のようには戻れない。普通の人間のようには暮らせない。絡み合った二つの台詞がエコーを為して、足首から叶奈を飲み込んでゆく。わたしは今、なにか自分には想像もできないほど重たい、取り返しのつかない決断を求められているんじゃないか──。得も言われぬ不安が急激に喉を詰まらせ、青ざめた顔で子猫を見下ろしたが、痛みと苦しみに喘ぎ続ける子猫の弱り切った姿が、嫌でも叶奈に決断を促させた。

 ここで引いたら何にもならない。どのみちクラスに友達もおらず、家族との折り合いもよくない今、失って痛みを覚えるような生活や人間関係など叶奈は持ち合わせていないのだ。

 雨と涙で湿ったタオルを握りしめ、叶奈は敦子の瞳を真っ直ぐに見上げた。


「……やる。わたし、やります」

「この手袋を嵌めて。私がそこに紙を広げるから、描かれている円の真ん中に手のひらを押し当ててちょうだい。右手でも左手でもいいよ」


 言われるままに叶奈は準備に取り掛かった。いつも敦子がつけているのと同じ白い革製の手袋を、利き手の右手に嵌める。それから、敦子の敷いた紙の中央に手を当てる。目の前には苦痛に喘ぐ子猫の姿がある。本当に叶奈の力で、こんな痛ましい子を救えるのか。じんと燃えた疑問符が心の隙間に流れ込んで、弱気な叶奈を急き立てるように嘲笑う。


「いい。この子の命を助けてあげるには何が必要か、細かく想像してみなさい。止血か、病原菌の排除か、栄養の補給か」


 隣にしゃがみ込んだ敦子が、叶奈の背中に手を当てた。熱い手の感触が脊髄を突き抜けて、ほんの少し、勇気がみなぎった。


「そうしたら、私の言う通りに唱えるんだよ。【Trakti la korpon de katido】」

「トラクティ・ラ・コルポン・デ・カティード?」

「そう。一文字も間違えてはダメ。不安なら紙に書いて読み上げてもいいからね」


 暗記には自信がある。叶奈は首を振り、子猫を一瞥した。

 止血にしろ、病原菌の排除にしろ、栄養の補給にしろ、今の子猫にはそのすべてが必要と見てよさそうだった。衰弱しきっているのは目に見えて明らかだし、炎症を起こした傷口から雑菌が入っている可能性も高い。けれども最優先で行わなければならない喫緊の問題は、深刻に弱りつつある心肺機能の回復と応急処置(ファーストエイド)だ。方法さえ理解していれば素人でも心臓マッサージや止血をやれると聞いたことがあるが、叶奈は方法を知らないし、もはや悠長に調べている時間もない。

 叶奈ひとりでは子猫を救えない。

 救うためには、魔術が必要なのだ。


「唱えて!」


 敦子が囁いた。

 目を閉じ、叶奈は押し当てた右手に力を込めた。ほんの少しでもいい、偽善でもいいから、憐れな子猫に生き永らえてほしい。ただ、その一心で──。


「トラクティ・ラ・コルポン・デ・カティード!」


 意味も分からず詠唱したはずの呪文が、見えないエネルギーに変わって右手から紙に流れ込むのを感じた。奇妙な感覚に顔を歪めた瞬間、子猫の様子が変わった。跳ねるようにもがいた子猫は苦しむ声を発しなくなり、急にタオルの中で大人しくなった。

 素早く近寄った敦子が、子猫の様子を確かめる。


「……上手くいったみたいだね」


 わずか一瞬の間に鈍重な疲労が溜まってしまって、言葉の意味が上手く理解できない。ぐったりと重たくなった身体を右手で支えながら、叶奈は問いかけた。


「猫ちゃんは……」

「自分の目で見てみなさい。傷口もふさがってる。拍動も前より強くなってるようだね」


 敦子は子猫を抱きかかえ、そっと叶奈の手元に横たえた。今しがたまでの危篤がまるで嘘のように、子猫はすやすやとまろやかな寝息を立てている。おっかなびっくり差し伸べた手のひらが、長い黒毛の下に力強く燃えている命の灯を感じ取って、叶奈は感動のあまり涙をこぼしかけた。

 この目で見たものが信じられない。

 治った。

 治せた。

 敦子は手出しをしていない。まぎれもなく叶奈の手で治したのだ。ということは──。


「わたし、魔術、使えたってこと」

「そういうことだね」


 敦子はぽつりと答えた。


「蘇生魔術は並の魔術よりも難易度が高い代物なの。これが使えたということは、叶奈には魔術を使える素養があるということだよ。……残念だけど叶奈、あなたは魔女になれそうだね」


 子猫が助かったことと、自分に魔女の適性があったこと。膨れ上がった歓喜の感情が全身を包んで、どちらを先に喜んでいいのか叶奈には分からなくなった。嬉しさのあまり「魔女になれるの!?」と詰め寄ると、敦子は複雑な面持ちで苦笑いした。


「蘇生魔術を使えた時点で、()()()()だよ。ただし見習いのね」

「それじゃあ──」

「見習いを卒業するには勉強と練習が必要だよ。最低でも向こう数か月、見習いからは卒業できないと思いなさい。大手を振って魔術を使えるようになるのはそれからよ」


 もはや叶奈には我慢ができなかった。寝息を立てる子猫を両手で捉え、夢中で抱き締めた。子猫は迷惑そうに顔をしかめたが、救ってもらった分際で文句は言わせない。嬉しくて、嬉しくて、全身をくまなく撫でてあげた。じんと肌に重なる子猫の温もりが、いっそうの達成感を心に染み込ませて華やいだ。


「ねぇ」


 鼻先に鼻を押し付けて、叶奈は笑った。ここ最近で一番の、とびっきりの笑顔だったと思う。


「わたし、魔女になれるんだよ。きみのこと助けてあげられたんだよ。これから先ずっと、ずーっと、みんなを助けてあげられる魔女になるんだよ!」


 魔女になるための道は拓けた。その道の先にいかなる運命が待ち受けているのかを、叶奈は知らない。知らなくても前に進むことはできる。そうしていつか強くて立派な魔女になって、周りのみんなの役に立てる存在になりたい。偽善でも口だけでもなく、確かな能力や実績を伴った頼り甲斐のある子になって、みんなとの心の距離を少しずつ埋めてゆきたい。万能であることを望むよりも、それは遥かに簡単で確実な夢のはずだった。


「目を回しちゃうでしょう。降ろしてあげなさいな」


 苦笑した敦子が腕を組んだ。


「それで、これからどうするつもり。その子を連れ込める場所はないんでしょうに」


 とたんに叶奈は現実へ引き戻された。しまった、考えるのを忘れていた。今さら思案を始めたところで妙案が浮かぶはずもなく、「まだ……」と口ごもると、その答えを待っていたように敦子は嘆息した。


「そんなことだろうと思ったんだよ……。ま、仕方ないでしょう。その子はしばらくここで預かってもいいことにする」

「いいの!?」

「蘇生魔術には救急救命以上の効果はないの。完全な回復を望むなら、少なくとも今後数日間は安静にさせて、適切な治療を与えながら様子を見なくちゃいけない。(かくま)う場所がないからって屋外で安静にさせるわけにいかないでしょう。うちでは猫を飼っていたこともあるし、最小限の世話はしてあげられるからね」


 なんだかんだと言いつつも、やはり敦子は優しい魔女だ。思いがけない好意的な提案に叶奈は目を輝かせたが、敦子はしっかり「もちろんあなたが主体的に世話をやりなさい」と釘を刺すことも忘れなかった。


「それでわたし、魔術の方はどうしたらいいの? 誰に習ったらいいの?」

「ここまで来たら乗りかかった舟だし、私が引き受けましょう」


 露骨な嘆息をもういちど挟み、敦子は諦め顔になった。


「勘違いしないことだよ、叶奈。あなたに魔術を教えるのは、あなたを魔女に仕立て上げたいからじゃない。中途半端に魔術を使える状態が何より危険だからだよ。きっちり基礎を叩き込んで、周りに迷惑をかけないくらいの実力は持たせてあげないといけない。そのことは肝に銘じてちょうだい」


 慣れ親しんだ敦子に魔術を習えるというだけでも、叶奈にとっては望外の喜びに他ならない。望むところだと気勢を上げかけたが、敦子の真面目な顔を見て叶奈は台詞を飲み込んだ。いま調子に乗ったところを見せて、敦子の不興を買うわけにはいかない。

 子猫の世話もあるので、今後は毎日必ず夢野家に足を運ぶことになる。そのついでに魔術を習い、時間をかけて少しずつモノにしてゆければいい。子猫の存在も励みになるだろう。むくむくと盛り上がった皮算用が、嫌でも叶奈の顔に満面の笑みを張り付けてゆく。


「よろしくお願いします、おばあちゃん!」


 喜色満面を押し隠せないまま、叶奈は改まって頭を下げた。

 敦子は言葉少なに「こちらこそ」と応じるばかりだった。けれども叶奈を見つめる彼女の細い目には、どこか遠くの景色を見透かしているかのような深い色が溜まっていて、不思議と、不機嫌なようには見えなかったのだった。



 五月の夕方、雨の降りしきる街の片隅。

 ひとつの奇跡を成し遂げた春風叶奈は、晴れて念願の「見習い魔女」になった。





「魔術はあなたができることの範囲でしか行使できないの。あなたが根本的に苦手としていることは、魔術を使ってもできない」


▶▶▶次回 『Sorĉado-06 特訓』

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