告白編-2
んでも、流石に寝起きでもガチな空気は悟れた。
わたし「え、好きって、あの…どういうゴニョゴニョ」
A子「うん…恋愛として…1人の女の子として、◯◯が好き」
わたしも百合アニメとか割と好きでみてたけど現実では想像もしてなかった目の前の事態にほんとにこんな事があるのかと…ええ。
突然告白?されて、わたし自身そっちの気はなくてノーマルだと思うのだけど、A子が美人だからかほろ酔いだったからか、とりあえずA子にドキドキしたのを覚えてる。
緊張とパニックでえっえっとかしか言えなくて、A子が
「ずっと可愛いって思ってて、◯◯に話かけたのも近づきたかったから…」
「ごめんね…◯◯が嫌ならもう触らない」
的な事を言ってきて、とりあえずなにか言わなきゃって思って口にでた言葉が、
「い、い、いやってことは…ない(超小声」
でもA子の事は初めて見た時から美人だなー仲良くなりたいなーとか、あと優しいし友達として凄く好きだった。
あ、でもコミュ障のわたしが自分から仲良くなりたいなーってこんなに思ったのはA子が初めてかも。
んー、まあ…。
吊り橋効果だったと仮定して、吊り橋効果で始まる恋って実際あるのか。
しかも同性で。
わたし自身同性愛には別に偏見もなんもないけども、ゆるゆりレベルの問題じゃないわもうこれストロベリーパニックレベルだわこれww
今思ったけどわたし、アニメの百合は好きなんだよね
なんかかわいくて綺麗だし。
もう日が落ちる。
この太陽がまた上がるとA子に会うのだ…あばばばばww
整理しようにも一連の事を思い出すとドキドキしてまとまらねええ。
-次の日-
えっと、結論からいうととりあえずA子と付き合う?事になりました。
もう朝大学行く時から緊張しまくってて、無意識に遅刻ギリギリまで電車遅らせていったんだけどもw
大学着いてA子は既にいつもの席に着いてて(わたしの隣)、A子をみた瞬間もう更にわたしの緊張がMAXになって、教室の入り口で立ち止まってしまってたら、こっちに背をむけているはずのA子がなぜか気付いてテレパシーかこの子は??ってなったけど、A子はいつも通り笑顔で手振っておはよーって言ってくれたんですね。
んで、わたしはというと勿論普段通りに挨拶などは出来ず「お、はょうございま、す」ってな挨拶くらいしか返せませんでした。
これでも頑張ったんだけどね。
わたしもA子の隣に座ったのはいいけど、目を合わせる事すらなかなかできなくて、
でもA子はいつも通りだった。
いつもの様に他愛のない話をしてくれてわたしは更に戸惑いを隠せなかった。
(なんでこの子はこんなにいつも通りなのだ…っ??ww)
って思った。