第一章 辺境都市カルケル 第十四話
今回とても短いです。
ユニークがあと少しで4000です!
有難う御座います!
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裏の解体場からギルドに戻って来た
「でも、その若さで本当にグレートハンターウルフを倒していたんなんて……レン君とベルゼブブちゃんはきっと大物になりますね! 少なくとも二段階ランクアップはあり得るはずです」
「やったね! レン君、二段階ランクアップだって」
確かにグレートハンターウルフは強い気がしたけど……昨日のクズ共とグレートハンターウルフで二段階ランクアップ?
「そんなにグレートハンターウルフって凄いんですか?」
「凄いも何も、そもそも珍しいですし、Cランク冒険者もしっかりしないと殺され兼ねない化け物なんですよ?」
そんなにやばい奴等だったのか……結構弱かったけど。そういえばベルゼブブが俺のステータスがおかしいって言ってたな。
「そうだったんですか。
で、ですね、エリスさん。このゴブリンの調査の依頼を受けたいのですが……」
「ゴブリンの調査なんて受けるんですか?わかりました。ギルドカードを出してください」
意外そうな顔をして、そう言われた。
まぁ、グレートハンターウルフを数匹狩る実力を持っているからな。ゴブリン調査なんて依頼受けないだろうって思われても仕方ないか。
エリスさんに俺とベルゼブブのギルドカードを渡すと、エリスさんはカードを魔道具に入れて書類を持ってきた。
「では、依頼の内容を説明しますね。
東の街道付近にゴブリンの群れを見かけたという情報が有ったので、そのゴブリンの群れを調査して貰いたい……という依頼です。ゴブリンを全滅して下さるとうれしいです。この依頼書がボードに出されてからもう六日経ちました。キングが生まれている可能性が有る為、気を付けてください。危険と判断したらすぐに戻ってくださいね」
ゴブリンキングか。いざとなったら塵狼の剣が有るから大丈夫だろ。それにキングだからきっと良いスキルやステータスを持ってるはずだ!
「以上です。ギルドカードを返却しますね。
ゴブリン相手とはいえ、レン君、ベルゼブブちゃん気を付けてくださいね」
「わかりました。気を付けます」
「大丈夫だよ。レン君は僕が付いてるし、とっておきも有るしね」
「ふふっ。それなら安心ですね」
俺達は冒険者ギルドを出て、カルケルの東門に向かった。
東門の通りは食事関係のお店が多く、たまに武器屋や雑貨屋などが有る。
ベルゼブブは周りの店が気になるなしく、東門通りに入ってからずっとそわそわしている。店内の客が料理を口に運ぶのをじーっと見ていたり歩き食いをしている人に着いて行きそうになったり。美味そうな匂いなのは認めるが、ここまで料理の匂いにつられるのは暴食の悪魔だからしょうが無いのか?
「ねぇレン君。依頼の前にここでご飯食べない?」
ベルゼブブが上目遣いで俺にそう言ってくる。
可愛いけど。駄目だ。
「……ダメだとわかってて言ってない?」
「……。」
「やっぱりな。依頼が終ってからならいいぞ」
「っ! レン君早くゴブリン共を殲滅しよう!」
「あっ。大通りで走るな! 危ないぞ……ってもう見えない」
ベルゼブブは急にやる気が出たのか猛ダッシュで門に向かって行った。
流石は敏捷2500台だ。五秒位で視界から消えた。
「……ベルゼブブ、張り切りすぎだよ」
ーーーーー
如何にかベルゼブブに追いつき、ゴブリンの調査を始める。
場所は東門から3㎞位の街道から隣接する森らしい。
「此処だな……。ベルゼブブは何か感じるか?」
「真理眼を使うまでも無く一杯魔物の気配を感じるね……一匹だけ濃密な魔力を持ってる奴がいるよ」
「其奴がゴブリンキングかな? さぁ、さっさと狩りますか……。ベルゼブブ、戦う前に俺に鑑定をさせてくれないか。良さげなスキルとか有ったら勿体無いし……。いや、最初にステータスもスキルも全部喰べよう」
「それがいいと思うよ。弱体化させれば楽だし。しかし、レン君も大分慣れてきたね」
……確かに。でも、これ位はして良いんじゃないかな? 魔物だし。
ん〜。でもなぁ、ステータスまで喰らっちゃうと敵が弱くなりすぎちゃって折角の異世界生活がピースフルになってつまんないな……。
そうだ! ゴブリンと敵対した人間以外はスキルだけ喰らう事にしよう。
名案だな。
さて、ゴブリンを探そうか!




