第一章 辺境都市カルケル 第十話
投稿遅れてすみません。
ネット環境を整えるのに手間取りました。
気づくと、ユニーク三千を超えていました!
有難うございます!
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今回は宿探しです。
俺たちは冒険者ギルドを出た後、中央街を抜けて冒険者街へと戻ってきていた。
冒険者街には、北門の方から魔物の素材を担いだ冒険者達がギルドに向かい、歩いていく。
今現在、俺たちは今日泊まる宿を探しているんだが、なかなか理想にあった宿屋が見つからず困っていた。
「さてレン君、何処に泊まろうか?僕もう疲れちゃたよ」
「そうだよなぁ、俺も流石に疲れたよ。でもな、なかなか理想の宿屋が見つから無いんだよ…」
「どんな宿屋探してるの?真理眼で見つけようか?」
「俺が探しているのはご飯が美味しくて清潔な部屋の宿屋だけど。…真理眼は大丈夫だ。ベルゼブブのスキルをナビ○イムみたいに使う事はできない」
「ナ○タイム?」
「…。まぁ、冗談は置いておこう。
真剣に宿屋を決めないとまずいな…こんなんならギルド出る前に聞けば良かったな」
「そうだね〜どうしようか?」
本当にどうしよ?頼れるメテアは騎士団本部に、エリスさんはギルドの会議をしている所だろうしな。
だからって、ベルゼブブのスキルをひょいひょい使うのも情け無いしな。
「はぁ。良さげな宿屋無いかなぁ…」
「ねぇねぇ、お兄ちゃんとお姉ちゃん。いい宿屋があるんだけど、どう?」
困っていた俺にポニテの幼女がいい宿があると話しかけてきた。
「良い宿だとぉ!」
「ひっ!」
「煩いよレン君。…君は良い宿屋を知ってるのかい?」
「えぇ。知ってるよ案内するから付いて来て」
「分かったよ。さぁレン君この子に付いて行こう」
「あぁ。なぁ、その宿は美味いご飯は有って部屋は綺麗なのか?」
「全部屋綺麗だし、美味しい料理が出る食堂も有るよ。三階建てで一階が宿の受付と食堂になっているんだ!」
「そうか!その宿屋は俺が求めている宿屋に違い無い!」
「レン君、テンション高いね」
「さぁ、行こう!その宿屋へ!」
「こっちだよ。表通りから外れて、少し歩いた所にあるんだ〜」
少女はそう言って、冒険者街の脇道に入って行く。
「置いて行かれないように付いて行こう!」
「あぁ。行こう」
部屋が綺麗で料理が美味い食堂が付いている宿屋が俺達を待っている!
表通りから歩いて二分位の所にその宿屋は有った。
その宿屋に入ると、まず目に入ったのは受付カウンターで仕事をしていた茶髪の綺麗美人さんだった。その美人さんに少女が話しかけた。
「お母さん!お客さん連れてきたよ!」
「おかえりメルカ。…また強引にお客様を連れてきたのかい?」
「ううん。宿屋が見つからないって困ってたから連れて来たんだよ」
「そうなの?それならいいわ」
…お母さんだとぉ?とても子供がいるような歳に見え無いぞ⁉︎この少女…メルカが12歳位に見えるから
若くとも30歳位か?
「内のメルカが失礼しました。私はこの宿屋、黒鉄の剣亭の女将のシャリアです。お客様、今日はお泊りでよろしいですか?」」
「えぇ。そのつもりです」
「そうですか。では…二人部屋にしますか?」
シャリアさんが俺とベルゼブブを見てそう聞いてきた。
どうするか?変な事をする気は無いが、間違いが起こるかもしれないし…
「ベルゼブブ、どうする。一人部屋にするか?」
「ん?別に二人部屋で良くない?」
「本当にいいのか?ほらベルゼブブも女の子だし俺と同じ部屋ってのは…」
「いいよ〜僕は気にしないよ。それともレン君は僕に何か変な事をしようとか考えてるのかな?」
「なっ!いや、そんなこと考えてないぞ⁉︎ほら、女の子的に男と一緒の部屋ってさぁ!」
「変な事しないならいいじゃん。じゃあ、二人部屋で」
「二人部屋ですね。お客様、何日間お泊りになりますか?」
「取り敢えず十日間お願いします」
「わかりました。では、この宿帳にお名前をお書きください。」
「はい」
渡された宿帳に名前を書き、シャリアさんに渡した。
「はい。レンさんとベルゼブブちゃんですね?」
「合ってます」
「合ってるよ」
「では、宿の説明をさせて貰いますね。
まず、一階の左側は食堂となっております。宿泊されるお客様は朝食と夕食が無料です。」
これは嬉しい。さっきから食堂の方からすごくいい匂いがしてきている。
隣でクゥ〜という音が聞こえた。見ると、ベルゼブブが顔を赤くしいる。どうやらお腹が空いたようだな。可愛い奴め。
「ふふっ。お腹が減ったんですか?もうちょっと待ってくださいね。今、内の夫が煮込みを作っていますから」
「うぅ〜。匂いだけでお腹が減ってきちゃたよ〜」
「我慢しろよ?美味しい煮込み料理が待っているんだからな」
「では続けますね?洗濯や身体を洗う時は中庭の井戸を使って下さい。お湯を使いたい時は銅貨一枚で桶一杯のお湯をお渡しします。タオルなどが必要な場合は受付で手渡します。
トイレは各部屋に浄化の壺がありますのでそれを使って下さい」
なるほど。水関係は中庭で、お湯は受付でということだな。タオルも貸して貰えると。
トイレは魔道具で清潔にという訳か。
「内の宿は御代の前払いをお願いしております。
二人部屋を十日間で銀貨一枚です」
「わかりました」
俺は懐から皮袋を取り出し、そこから銀貨を一枚手に取りシャリアさんに渡した。
「はい。銀貨一枚ちょうどですね。
部屋は302号室です。これは302号室の鍵ですね」
「はい。ありがとうございます」
「レン君、早速部屋に行こう!」
「急かすなって」
ベルゼブブに手を引かれ、三階に上がった。
「えーと。301、302、ここか」
「どれどれ部屋の中は…良いんじゃない?」
ドアを開けると、机と椅子が二つ、棚が二つ、ダブルベット。個室が有り、そこには浄化の壺が置いてあった。
「へぇ〜。清潔な部屋だな。しかし、ダブルベットか。やな予感がするな」
「わーいっ!柔らかそうなベットだ!」
ベルゼブブが隣で子供のように騒ぎながらベットに突っ込んだ。
「おまっ!ベットを荒らすな!」
「いいじゃないか。減るもんじゃ無いし」
「いいからダメ。今から生活必需品を買いに行くからこの部屋から出るぞ」
「えっ〜!もう。分かったよ」
ベルゼブブが渋々、ベットから降りてきた。
さて、買い物しにいきますか。
話数が正しく無かった為、変更しました。




