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暴食の王〜喰らう力で異世界攻略〜  作者: ベニ・ドラ
第一章 辺境都市カルケル
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第一章 辺境都市カルケル 第八話

遅くなってすみません!


評価してくださった方、有難うございます!

どんどん評価やブックマーク等、コメント等もお願いします!


今回でレン君とベルゼブブちゃんがギルドに加入します。

では本編をどうぞ!


「今私達がいるのは冒険者街と呼ばれている所です。

先程、北にずっと行くと魔窟の森が有るって言ったじゃ無いですか。冒険者達はいち早く魔窟の森に行くために一番近い出口の北門に集まってきたんです。その為、ここら辺には宿屋とか道具屋が多いんです。

そして、この北門通りは冒険者ギルドが有る中央街まで繋がっているんですよ」

「へぇー。なるほどな」


俺とベルゼブブは今、メテアにギルドまでの案内をして貰っていた。

此処の区画は冒険者街と呼ばれ多くの冒険者達が此処に住んでいるらしい。

で、俺の隣を歩いているベルゼブブはメテアの説明そっちのけで屋台の品物やら料理やらを見物している。


「ねぇレン君。あの屋台の料理…美味しいそうだね」


ベルゼブブが何かの肉の串焼きを食べたそうに俺に美味しそうだね…とか言ってきた。

…肉から滴り落ちる肉汁が食欲を誘う。確かに美味そうだ。


「…いいぞ、買ってやる。」

「いいの!やった、ありがとうレン君」

「よしよし。お〜い、メテア寄り道するぞ」

「はい!何を買うのですか」

「あの串焼きだ。すみません。その串焼き三本ください」

「あいよー。銅貨三枚だ…いや。にいちゃんの連れの二人が別嬪さんだから銅貨一枚でいいぞ」

「別嬪さんだなんて〜」

「ありがとう。僕、嬉しいよ」

「良いんですか?」

「良いんだよ。見たところあんた旅人だろ?若そうなのに大変だな」

「いえいえそんな」


俺は胸に入れいる皮袋から銅貨を一枚をだして、屋台の親父さんに渡した。

親父さんは三本の串焼きをベルゼブブに渡した。


「まいどあり。お嬢ちゃん。肉が熱くなってるから気をつけて食べろよ」

「ふふっ。ありがとう気をつけるよ」


俺たちは串焼き片手に歩き出した。

しかし、流石は冒険者街と言うべきか行き交う人がほとんど武装している。

たまに人に紛れて猫耳が見えたり、揺れるウサ耳が見えたり。稀に綺麗な髪をしたエルフだったり。

カルケルは亜人差別とか無いんだな。

・・・獣人やエルフを見て、随分と反応が薄いなと思われるかもしれないが、今俺は物凄くハイテンションだ。

今直ぐにでもケモミミウェーイ!って叫び出したいが、そんな事をしたら俺の第一印象が最悪なことになってしまう未来しか見えないから、此処はぐっと我慢する。


しかし、この串焼き美味いな。今度買いだめしてストレージに入れとこうかな?


「レンさん。奢って貰ってしまって…」

「いやいや。良いんだよメテアには今ギルドまで案内してくれてるじゃないか。そのお礼さ」

「レンさん…」

「ジトッー。」

「はっ!ベルゼブブちゃん⁉︎えっと、あ!あそこです!あの黒い屋根の剣と盾と杖が重ねられてる看板のあそこが冒険者ギルドですよ」

「…あそこがか。ってことは此処はもう中央街なのか?」

「そ、そうですよ。もう此処は中央街です。此処から東に行くと商店街に成ってます。商店街には多くの商会の店舗がありますよ。そこで色々と買い物が出来ますよ。じゃあ、ギルドに入りましょう」

「あぁ。」

「…今、レン君緊張してるね?」

「ふふっ。当たり前だろ?冒険者ギルドと言ったら……いいか。今から予言するぞ?俺がギルドに入って受付嬢さんにギルドに冒険者登録したいって言うとな、厳つい冒険者が来て俺に喧嘩を売ってくるんだ。」

「…それ、レン君がよく読んでた本みたいだね」

「レンさん本を読んらしたんですか?凄いです。本は高級品でなかなか買えないんですよ?」

「そうなのか?まぁいいや。…良し!入ろう」


俺は覚悟を決め冒険者ギルドの扉を押した。

扉はギギィッー!と音を立てて開いた。

中に入ると、複数の冒険者から視線を当てられた。


「…これがギルドか。さて、あそこのカウンターで冒険者登録をするのかな?」

「多分そうなんじゃない?他には無さそうだけど…」

「そうですよレンさん。あのカウンターです」


俺はそう聞くとカウンターに行き、エルフの受付嬢さんに登録をお願いした。


「こんにちは。

今日はどんな御用ですか?」

「俺とこいつの冒険者登録をお願いしたいのですが」

「わかりました。では、お名前を」

「俺の名前はレン・アカミヤ。こいつは…」

「僕はベルゼブブ。」

「はい。レン君とベルゼブブちゃんですね?

私の名前はエリスです。これからよろしくお願いしますね。

じゃあ、次は年齢と得意武器を教えてください」

「…俺は十五歳で、武器は基本何でも使えます」

「僕も十五歳だよ。魔法メインだけどまぁ、何でも使えるよ」

「凄いですね!十五歳で二人共オールラウンダーですか!」

「まぁ、そうですね…」

「僕は一応魔導師だよ」

「次はLvを教えてください」

「俺はLv5です」

「僕はLv1」

「そうですか。Lv上げ頑張ってくださいね!

これで終了です。じゃあ、ギルドカードを発行しますね!そこの広間に居てください」

「わかりました」

「よろしくね」


エリスさんがそう言って裏に作業をしに行った。


「無事、ギルドに加入できそうですね!」

「あぁ。メテアありがとうな」

「いえいえ。」

「そうだよレン君の言う通りさ。僕たちだけだったら道に迷ったりしただろうしね」


それにしても、さっきから視線を感じるが、テンプレみたいになんないなぁ〜。

待合用広間で待っていると、結局何も起きずに二、三分後たってエリスさんが帰ってきた。


「レン君、ベルゼブブちゃんギルドカードが出来たよ。」

「はい。ベルゼブブ出来たようだぜ」

「行こう!」

「私は此処で待ってますね」

「あぁ」


急いでカウンターに行った。


「さて、この金属の板がギルドカードだよ。

これに魔力を流してね」

「・・・」

「・・・」


俺達が貰ったカードに魔力を流すと、カードの左上の刻印が赤く光った。


「はい!これでギルドカードに魔力紋を刻めたよ。

次はギルドカードの説明だね。

カードの左上は個人の魔力紋を刻み、個人を正確に判断するための刻印だよ。右上には今の冒険者ランクが表示されるからね。まだレン君とベルゼブブちゃんは一番下のFランクだよ。カードの下には名前と年齢が刻まれているよ。

まだ、Fランクだからカードが鉄のままだけど、ランクが上がるたびにカードの色が変わるからね。」

「はい。」

「わかったよ」

「で、ランクはFからE、D、C、B、A、Sの七段階あって、そのランクから一つ上までの依頼しか受けれないから気をつけてね。

ランクを上げるには依頼を受けたりして、冒険者ギルドへの貢献度で上がるからね。因みにCランクから昇格試験が有るからね。

次は禁止事項について。

基本ギルド内では武器を抜くのは禁止。

ギルドは冒険者同士が喧嘩すること自体はは禁止にはしてないからギルドの外か、訓練所での決闘は認めているよ。

依頼主への暴行、市民への暴行などは禁止。

まぁそんな所ね。

因みにこれらを見つけると、ペナルティが課せられたりギルドカードを剥奪されたりするからね」

「なるほど」

「ふ〜ん」

「あとは…そうそう。高ランクになると、ギルドから指名依頼を出されたりするの。受けなくても良いんだけど、たまに強制依頼が有ったりするから気を付けてね。

通常依頼は左のボードに貼ってあるからそのボードから依頼書を取って、カウンターに出してね。

以上だよ」

「わかりました」

「ねぇ、レン君。素材の買取をして貰おうよ」

「そうだな…すみません。エリスさん素材の買取って出来ますか?」

「出来るわよ。じゃあ、このトレーに出して」


エリスさんはそう言って銀色のトレーを出してきた。

…グレートハンターウルフがこのトレーに乗せれる訳がない。


「…そのですね、このトレーだと乗せられないんですよ。でかいし多いからちょっと…」

「え?どういうこと?だって、二人共何も持ってないじゃない」

「僕は物を亜空間に収納できるんですよ」

「えぇっ!レン君、アイテムボックス持ちなのぉぉ⁉︎」

「ちょっと!エリスさん‼︎」

「エリスさん。ちょっと声大きくない?守秘義務とか無いの?」

「はっ!ご、ごめんなさいレン君、ベルゼブブちゃん!」


エリスさんが俺のことをアイテムボックス持ちって叫んだら視線が一気に増えた。

ギルドにいる冒険者、ギルド職員共々俺達のことをガン見だ。中には嫉妬とかの視線が有る。

と言うか、もう何人かの冒険者が後ろから俺達に近づいてきている。

振り返ると、スキンヘッドにレザーアーマーの巨漢が俺のことを間近で睨んだいた。


「おい!このクソガキ共。クソガキが冒険者になれると思ってんのか?アァ⁉︎クソガキはクソガキらしく家でママの胸でも吸っとけ!」


そのスキンヘッドがとてもシンプルに喧嘩を売ってきた。

やったぜ!お待ちかねのテンプレだ!

隣でベルゼブブが、ニヤニヤしてる。


「大体よぉ!お前らの歳でオールラウンダーなんか出来るはずがねぇんだよ!終いにゃアイテムボックス持ちだぁ?大人を舐めんじゃねぇ‼︎どうせエリスちゃんにかっこいいところ見せたいとかそんな腹だろ?あぁん?」

「ちょっと!やめてください!レンさんは強いんですよ!」


俺がどう、こいつを料理してやろうかと考えていたら、突然メテアが割り込んで来た。


「なんだお前?俺等は今、世間を知らないクソガキ共に説教をしてんだよ」

「そうだぜ、メテア。この先輩達ははこの俺等に喧嘩を売ってんだ。メテアは口を挟むなよ」

「ふふっ。さっきレン君が予言したでしょ?まさに的中だね〜。僕は楽しくなってきたよ」

「あぁ?何、ふざけたことをぬかしてやがる」

「なぁ〜先輩方?俺等は歳が低いから何かと舐められるんですよ。だから力を示さなくちゃいけない。先輩方。いや、人の実力もわからない雑魚共。相手してやるよ」

「ふざけんじゃねえ!クソガキィー!」

「調子に乗るな!」

「雑魚だと?舐めんな!」


バキィッ!俺の顔がスキンヘッドに殴られた音だ。体の軽い俺はもちろん背を向けていたエリスさんのいるカウンターの奥に飛ばされる。そして、壁を壊す。


「レンさん!」

「レン君!大丈夫⁉︎」

「メテア、エリスさん。レン君なら大丈夫だよ。なんたってグレートハンターウルフの群れと相手出来るんだからね」

「確かに…でも心配です!」


…ふふっ、その通り。さすがベルゼブブだ。

もちろん俺がこんなに簡単に殴られる訳が無い。

ちゃんと受け身をとって衝撃を逃してある。身体強化スキル様々だ。


エリスさんや他の受付嬢さん達が心配して俺に寄ってくる。

もちろん俺は立つ。何も無かったかのように服についた木の破片を落とす。


「あ〜あ。ギルドの壁、壊しちゃった。

なぁ?先輩方。今、あんたらが先に攻撃をしてきた。今からやるのは正当防衛だ。覚悟しろよ?

さっき俺はオールラウンダーだって言ったろ?俺は武器なんざ使わなくても雑魚共は体術で十分だ」


俺はそう言いながらカウンターを飛び越える。


「レン君!ギルド内での…!」

「もちろん。外でやりますよ。ね?先輩方?」

「・・・そのすかした顔をボッコボコにしてやる!」

「躾が必要だよなぁ?」

「絶対に許さない!俺たちを雑魚呼ばわりしたのを後悔させてやる!」


商店街を商業街に変更しました。

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