表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暴食の王〜喰らう力で異世界攻略〜  作者: ベニ・ドラ
第一章 辺境都市カルケル
11/30

第一章 辺境都市カルケル 第六話

さぁ、いざ行かん辺境都市カルケル!

ということで回想が終わりレン君視点になりました。


昨日のアクセス数を見たらPVが1110という事で読者の皆様、有難うございます。


ぜひ、評価そしてブックマークよろしくお願いします!

コメントして頂けると嬉しいです。


では本編をどうぞ!


 俺は大草原の中、女騎士のメテアさんにどうしてグレートハンターウルフに追われていたのかを聞いていた。


「ーーという事があったのです」

「……そうか、それで部隊はメテアさんを残して全滅と。で、そのサリアお嬢様は逃げて行ったけど大丈夫なのか?」

「……レンさんは私の命の恩人です。メテア、と呼んでください。」

「いや、初対面の人を呼び捨ては良くな……」


 そう言いかけるとメテアさんが、悲しそうな顔をして問いかけて来た。


「だ、ダメですか?」


 あぁ……鎧を纏ってはいるが美女にダメですか? なんて言われたら了承するしか無い。

しないのは男として終わってる!


「いや、ダメじゃあないけどな」

「では、今度からメテアって呼んでくださいね!」

「わ、わかったよ。め、メテア」

「はい! えっと、サリアお嬢様は御者と一緒にカルケルの方へ走って行かれました。此処からカルケルまでは一時間ほど歩いたら着きますし、御者の方が一緒にいれば安心です。あの人は元Aランク冒険者で昔、魔物との戦闘で傷を負ってしまい、利き手で武器を構えれなくなった為、退職した方です。

ですが、利き手でなくてもそこらの魔物より強いので大丈夫です。流石にグレートハンターウルフ相手は勝てないかもしれないですが……」


 それを聞いて安心した。

だが、やっぱりこの世界にも冒険者いるんだな。

ランク制が有るって訳だから絶対冒険者ギルドとかあるだろ!


「冒険者。いい響きだよな〜! 是非とも成りたいな」

「僕もそれが良いと思うよ!」


 冒険者に成りたいって思ったら急にベルゼブブが出てきた。いきなりの事でメテアが驚き混乱しちまった。


「ひゃっ!? レンさん、誰ですかそのいきなり現れた、えっと、え、エッチな格好した女の子は!」

「え、いや、えーっと」

「女の子にこんな裸同然の服装を……まさか、レンさん! 幼女趣味なんですか!?」

「ち、違うぞ! 断じて違うぞ!」


 まずいな。話がややこしくなっていく!

おい、ベルゼブブも黙ってないでなんか言ってくれ! ベルゼブブはニヤニヤしながら俺の顔を見ている。

メテアは俺を幼気な少女に露出狂みたいな服を着せて喜ぶ変態野郎に見えているのか、さらに騒ぎ立てる。


「許せません! いたいけな女の子にこんなの!」

「だぁー! 違うってば。こいつは俺の従魔だ!」

「……へっ? じゅうま?」


 何言ってるかわからないって顔してやがる。


「そうだ。メテアも従魔の事知っているだろ?」

「え、いや従魔は知っていますけど、その子人間の女の子じゃないですか!」

「あー……僕は人間じゃ無いよ」

「大丈夫です。私が貴方をレンさんから守りますからそんなデタラメ言わなくていいんですよ!」

「ふふ、君面白いね〜。僕のことを守るか。僕の方が君より強いんだよ?」

「何を言ってるのですか? 貴方は普通の女の子ですよね。私は騎士として貴方を守らなくてはいけないと思うのです!」

「……君、話聞いてたの? もう一度言うけど僕は人間じゃ無いよ」

「へー。そうなんですかー」

「君。信じて無いね? でも、レン君のことを悪く言うのは少しいけ好かないな……そうだ! 僕のステータスウィンドウを見れば嫌でも信じるんじゃ無いかな? ……はい、見てね」


 ベルゼブブはそう言って自分のステータスウィンドウの上の部分をメテアに見せた。


ーーーーーー

名前:ベルゼブブ

種族:悪魔

Lv:1(経験値が消失した)


職業:大罪の悪魔


状態:従魔

ーーーーーー


「……悪魔!? 本当に悪魔なんですか! でも、従魔ってどういうことですか?」

 

ステータスを見てやっと信じたようだ。

ったく、もう疲れるな……。


「書いて字の如く、従魔は従魔だよ。付き従う魔。

レン君は僕のご主人様なのさ」

「と、言うことだ。わかってくれたか?」

「は、はい。誤解とは言え、いきなり訳も聞かずに騒いですみませんでした……」


 まぁ、ちゃんと謝ってるし別にそこまで気にして無いからな。


「いや、別にいいよ。で、ベルゼブブ。冒険者になるのが良いよって言ってたけど、どういう事だ?」

「レン君は世界最強に成りたいんでしょ? 冒険者を纏める冒険者ギルドには、ランク制が導入されていて冒険者の強さによってランク別けされてる訳さ。その中で、一番強いランクに入ると最強に近づけると僕は思うんだよ。お金も稼げるしね」

「へぇ。……確かにな。良し、俺は冒険者ギルドに加入するぞ!」

「レンさん、冒険者になるのですか? まぁ、あの腕前ならすぐに高ランクになれると思いますよ!」


 まぁ、元々冒険者ギルドにはテンプレとして加入するつもりだったけどな。

でも、街に行かなくちゃギルドは無いだろうしなぁ。……そうか。今、俺の前には近くの街で騎士団に所属しているメテアがいる。メテアに頼めば楽に街へ入ると事が出来るはずだ!


「……メテア。近くの街、か、カルケス?」

「レン君、カルケルだよ。辺境都市カルケル」

「ありがとう。そう、カルケルだ。

そのカルケルへ行きたいんだが連れて行ってくれるか?」

「はい! 喜んで。では、早速行きましょう! さぁレンさん、ベルゼブブちゃん。こっちですよ」

「っとおっ! いきなり引っ張るな!」

「僕の事をベルゼブブちゃん? まぁいいか。でも、それよりなんでレン君の手を握っているのかな?」

「良いじゃ無いですか」

「良く無いよ。僕の精神衛生上、良くないんだよ!」


 メテアが、さっきまで泣いていたのが嘘のように明るくなり俺の手を取って、辺境都市カルケルの方面へ歩き出した。ベルゼブブは俺の手を握っているメテアに対し、少し怒っているようだ。


「えっとですね、手前の丘を越えたら我らがカルケルの城壁が見えてくると思いますよ」


 メテアの言った通り、結構大きな丘を越えると、目の前にとてもでかい城壁が見えてきた。

あんな形で都市と言うのが驚きだ。ぱっと見、城や砦と見間違える程の立派な建造物。

なんで都市にこんな巨大な壁を作る必要があったんだ?

隣を見るとベルゼブブも唖然としていた。ポカーンとした表情がとても可愛い。


「……これは凄いな。けどなんでこんな巨大な壁で街を囲まなくちゃいけないんだ?」

「それはですね、近くに魔窟の森と呼ばれる森があ有るからです。カルケルから北へずっと進むと、精霊界への門が有ります。その門は昔、魔王大戦の時代に閉鎖、破壊され今では物凄い魔力が残っている遺跡と化しています。

その遺跡が森に有るのですが、高濃度の魔力に汚染されてしまい、生き物が全部魔物に変わってしまったんです。それからその森は魔窟の森と呼ばれる様になりました。

その魔物たちがたまにカルケル周辺に現れて暴れるので魔物が都市に入って来ないようにあの壁が作られた訳です」

「なるほど。だけど、空を飛ぶ魔物とかが入って来たりしないのか?」

「えっと、入って来たという話は聞いた事がないです」


 俺はふと思った事を聞いてみたが、メテアは分からないとのこと。だが、ポカーンとして壁を見ていたベルゼブブがいつの間にか後ろに立っていて、俺の疑問を解消してくれた。


「……その辺は大丈夫じゃないかな? 僕の真理眼で見た限りじゃ、壁に強力な飛行系魔物除けの魔法やら魔道具やら大量に使われているみたいだからね。まぁ、グリフォンやワイバーンとかそれ位のクラスの魔物には意味を成さないだろうね」

「そうなのですか?」

「……本当なら君が知ってなくちゃいけないんじゃないのかい。騎士団員なのだろう?」

「うぅ。すみません……」


 メテアが泣きそうになっている。

しかし、本当に凄いな対空用の設備があるって訳か。まぁ、いいや。此処に居ても始まらないし、カルケルの中に入ろう。


「なぁ、メテアそろそろカルケルへ行こうぜ」

「はっ! そうでした。行きましょう! カルケルに入るには街道から行かないといけないんです」


 やっと、カルケルに入れる。

すぐに冒険者に成ろう。うん、そうしよう。

で、いきなりグレートハンターウルフの死体出して、騒がれるんだ!それでいきなり高いランクに……成る!


「レン君……冒険者になるってそんなに嬉しいのかい?」

「あぁ。当たり前だろ! ファンタジー世界と言えば冒険者になる以外あり得ない! そうだろメテア!」

「は、はい! そう、そうですよ! たぶん?」


 いきなり俺に振られたメテアはテンパっている。

そんな事をやりながら街道を歩いているとでかい門が見えてきた。

豪華な門では無く、ゴツくて機能性に優れた様に見える。兵士の詰所の様なものが壁にくっ付いており、壁の周りが堀に成っていてその堀に水が満たされている。出入り口である門は東西南北の四ヶ所しかない様だ。そして、今俺たちが見ているのは北側の門だ。


「……さあ、あと少しで着きますよ」

「改めて見ると本当に凄ぇ……」

「うん。僕もそう思う」

「なぁ、ベルゼブブ。異世界って凄いな」

「凄いね。僕も此処まで凄いとは知らなかったよ。まぁ、僕は地球の世界原産の悪魔だからね」

「なるほどな。……これからの事が楽しみだな」

「そうだね。この世界を楽しもう」


 本当にこれからが楽しみだ。

ベルゼブブの言う通りこの世界を満喫しよう。


「着きました! 此処が辺境都市カルケルです!」


 考え事をしていると直ぐに着いちまった。

さぁ、この世界初めての都市。カルケルの中へ入ろうじゃねえか!






※命の恩人に剣を向けるのは?…とのご指摘がありましたので、メテアが剣を抜くシーンを変更しました。




今回は今作の魔法についてです。

前回のベルゼブブちゃんのステータスに表示されてる魔法スキルに♯が着いていましたがその理由が此処に書きます。


魔力を消費して使う力。

魔力とイメージで様々な魔法を使うことができる。

多くの派生魔法がある。

魔法スキルを所持していると上手く発動できる。



属性魔法・・・6属性


火属性魔法

水属性魔法

風属性魔法

土属性魔法

光属性魔法

闇属性魔法


特殊属性・・・2属性


氷属性魔法

雷属性魔法


特殊魔法・・・11種


聖魔法

龍魔法

精霊魔法

精神魔法

生活魔法

古代魔法

神聖魔法

回復魔法

召喚魔法

時空魔法

重力魔法


複合魔法・・・一種

混沌魔法・基本属性の全属性を混ぜ、破壊力を増やす。


異界魔法・・・異世界の魔法。

#が書かれているのは異界魔法。

アーシュテルに本来無い魔法全般を異界魔法と呼ぶ。

基本的に強力で消費魔力が多い。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ