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薄い執着心(シンンプルな諦め)

作者: tomica

お題:シンプルな諦め 制限時間:15分

即興小説のお題で作成したssを投稿させていただきました


俺はお前の笑顔が一瞬、破綻したのを見逃さなかった。

なるほど、俺を立ててくれているのか。

俺はコイツの俺に対する思いやりがスゴク心地よかった。

綺麗に笑って、全身で俺の気配を探っていんだよな。そりゃ、疲れるわな。

でも、気付かなかったな。いつからコイツはこのタイミングを狙っていたのか?

水割りを飲みながら今日見た映画のワンシーンのヒロインが酷くないかと俺に食ってかかる。

俺は女なんてそんなもんだろ、というと、夢がない!と怒られた。

そんな風に唇を尖らせながら乾きものを口に放り込んでいるコイツに、やり直さないか?と言ったらその笑顔がどう歪むのか見てみたい気もしたんだが、俺達は人からすればスゴクドライな付き合いをしていたし、コイツをここで手放しても俺が傷つく訳でもない。

ただ、少し、さみしいだけだ。



お題:シンンプルな諦め 制限時間:15分

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